オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【今江克隆プロが語った】Develop my thinking powerとは,スキマ的思考のことだったが...。

2022年05月13日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 これは,1994年11月発行の『別冊釣り人vol.71 Great Bass Fishing』で,他のバスプロの寄稿とただ一人異なり,「考え方」を紹介した今江克隆プロの記事。

 1994年といえばもう28年も前。そのとき20代だった自分は影響を多く受けた。他のバスプロの記事は「テクニック論」でなんら新鮮味がないのに,こちらは「考え方」だから。

 この当時の今江克隆プロを”リアル”で知らない人に,いまの今江克隆プロと同じような比較をしないでほしいぐらいである。当時はそれだけ「魔法のように」優勝して,3度めのバスオブザイヤーを決めていたし,オールスター2連勝もしていたから。なによりすごいのは,商社マンとのかけ持ちだったこと

 週休2日に有給を足しても,実際そんなに釣りに行けないはず。若いときはいざしらず,年齢を重ねれば重ねるほど,釣りに行くことすら難しくなる。

 下野正希プロもよく言っていた。「できるだけ,その人の環境で行けるだけ釣りにいく」ことが重要だと。人によっては週1,週2,月イチかもしれないが,それでも「漫然だらりと」投げているルアーより「考えてバス釣り」をすることで「Fishing to Bassing」して行くのだと力説していたっけ。

 その後28年経過したが,いまだに読み返すのがこの記事。

 実際,自分で思い出したスプリットショットは,実はメトロリバーでは定番だったなんてこともある。気がつくのに1年以上経過して「ドリフト」なんていう難しい釣りを覚えようとしたが中途半端に終わった。いまでもあまり得意ではない

 そういえば,最近「ドリフト」「放置」が効かないように感じてしょうがない。ダウンショットでも「止める」ことが重要だったのが変わってきたように感じる。

 そういう意味で,もしかしたら「ルアー選択」にまだまだ「思い出し」「発想の転換」が必要なのだろう。幸い,古いルアーには記憶がある。

 しかし,それでスライダーワーム買ったらものすごく「釣れない感じに」なって,いや使いにくくて,カットテールに戻したなんてこともある。

 それにしても,ゲーリー製品は安全パイですねえ。もう,輸入開始から35年ぐらい経過しているのに,当時から価格が変わっていないグラブなんて,円安も円高も影響ないのか,って半分あきらめてますが。一時は,タックルベリーで逆輸入のゲーリー製品があって非常に安価だったのに,いまは円安ですからね

 ちなみにこの雑誌,いまは当然入手不能です。もう引退してしまったバスプロばかりで,小山隆司プロなんてどこへ行ってしまったんだろう...。結構好きだったんだけどなあ。ヘラ釣り雑誌で見たことがあるような・ないような...。


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