さて,第26巻。
この26巻も,またまた秀作です。原作者の語る言葉が人生訓です。重いです。なにより深い
新しいキャラ・一馬。料理は「なんとなくできちゃう」そうで,その世界に行くという。
上のコマを読んだとき,すぐに思い出した。そう,自分の大好きな『釣りキチ三平』第23巻で,ムツカケについて語られる言葉とまったく本質が同じであることに気がついた
千修万錬一尾不能。万人一振一尾三百。これと同じだ。
「有明海のムツゴロウ」を何度も読み返すことがある。そこには人生訓が詰まっているから。
魚紳さんはいう;「僕らの釣りは”漁”でなく”趣味”としての釣りなんです」とも。
三平の素質にビックリする大人たちは,それもありだと納得する。
僕には「教わらなくてもできたこと」なんて一つもない。不器用の塊で,「得意技は,身につけようと努力するなら,あらかじめ人の10倍でもやり抜くど根性を用意する」ことぐらい。
釣りにせよ,仕事にせよ,なんにせよ不器用な自分。器用ならとっくに毎回釣っているし,残業もないはず。残業は,自分のためでなく部下のため。伝えるのは大変だから背中でみせるという気苦労もある。
本当の苦労は,こんなふうにブログにかけるものじゃない,ともいうだろう。でも,もしかしたら,こうして文章に起こすのは「文才」なのかもしれない
読書感想文が大嫌いだった。オトナから指示されて読む読書なんてやらなかった。しかし,オトナになってみると,活字がまったく苦にならなくなっていた。会社では,PCの操作マニュアルをしょっちゅう作っているし。ブログで養った画像の必要性を,日々痛感している。
変わらず,『オーイ!とんぼ』は毎週立ち読みして,コミックで復習しておく。
さて,他の漫画はあまり読み返さないから,もうそろそろ処分だな...。