アタリ一つないとはこのこと。
想定はしていた。前回のクロダイはマグレで「引き運」を使ってしまったのだろうと。
それでも釣りキチとしては努力ある敗北でありたい。幸い,天気予報は曇りだとか。とにかくメトロリバーに向かった。
1回だけ,50近いクロダイを見たのは事実。しかし,バス同様非常に警戒心が高く,間違っても見えているクロダイを釣れるようになるには相当の修練を積まなければならないだろう。
ベンケイガニ,いくらでも釣れるんだ。
ワームでゆっくり誘うと,このサイズのクロベンケイガニは釣れる。中学生のときに夢中になって,持ち帰って家の中で脱走したときは大変だった。いや,小学校の臨海学習でもアカテガニを大量に捕まえて,宿舎で脱走騒ぎ。我ながら健康的な少年時代だった。
釣れないのは,先行していたシーバスアングラーもそうだった。最初は「釣れますか」で始まる会話が,またまた1時間以上の会話である。さらには二人で周囲のポイントをとにかくいろいろ投げまくったが,本当に反応しないときはしないという,釣りの醍醐味だけがあった。
それにしても,メトロリバーは下流域でもやっぱりフレンドリー。僕がフレンドリーな雰囲気をもっているかどうかはともかくとして,そうした雰囲気があるのは事実。ポイント争いなんてみっともないことは下流域でもしなくていいんだね。
とりあえず,竿の長さと硬さが微妙に不足したことがわかったので,ZODIASで1本追加しよう。クロダイ専用竿も欲しいけど,エサで釣るのはもう少し先にしたい。
そういえば,今回もシーバスアングラーに「あそこのベリーはルアーが多いですよ」と言われて帰路に立ち寄ると本当だった。ただし,クロダイルアーは上州屋含めて皆無。
ルアーがほしくなる前に「前打ち」ができるように仕掛けの改良もしてみよう。
そして,スマホが帰宅すると「二人で100万歩歩きました」と勝手につぶやいている。えもこなので相変わらず会話は成り立たないのだが...。