発売状況を確認したら「発売されている」だった。
最近のお気に入り読書(マンガ)は『数学ゴールデン』だ。
ちなみに,当初は『ゴールデンカムイ』と勘違いしていたが,僕のマンガレベルもその程度。週刊誌で読んでいるのは『ゴルフダイジェスト』の『オーイ!とんぼ』だけだしね。
今回も激沸騰している状況で,とにかく熱量が半端じゃない その中でも,「ああ,そういう天才っていたよ」という感想を。
本当にこういう人は居ます。自分は無理だけど。
大学に行ったとき驚いたのは,「高校数学は板書だけでわかった」という友人の話。
自分が必死こいて計算したりしていたのが「ストンと理解できて」しまったという実話がある。
自分が高校生のときは,自分の学力をはるかに無視したレベルを「宿題」としたから困ったものだった。
高校2年からマジメに勉強し始めたのはいいが,学校の検定教科書準拠問題集の巻末解答は「答だけ」なので,記憶では3割ぐらい「わからないいママ」だった。
間違ってもネットなんてない時代だからどうしたかというと「わかるところまで書いて」提出した。ところが,さすがは学級崩壊していた学校である。そもそも宿題をやってこない連中ばかり。訊くと,アルバイトをしていたという...。
そうだ,学生時代の「代数学同演習」ではこんなやりとりもあったっけ。
とにかく授業の復習手段としては書籍に頼るしかない時代。そこで,級友が「解説が親切な本を見つけたよ」と教えてくれた。価格は覚えていないが,池袋の書店にあるというので友人たちと放課後に一緒に買いに行った。
『親切な代数学演習』という書籍名であり,解説が載っていたから即購入した。高いはずだったが,即購入したはずだ。迷っている余裕なんてないから。
問題はそこからだった。「答と解説に納得できない」という話題がクラス内で沸騰。有志で集まって勉強会を開いたが,「わかっている人の脳内」と「わからない人の脳内」の差に愕然とするばかり。まあ,自分は「なんとかわかる」レベルだったけど,幾何学はマジで「向いてない」と思ったもの。
そんな学生時代の思い出がまた蘇る。この本はいい本だけど,単行本発行が遅いというか,そもそも月刊誌連載がスローなんだね。