会社帰りに,壊れたキーボードを買いなおすためにアキバへ行った。
Windows98SE時代は非常によく通った。会社の先輩が詳しいので,それになにかあると付き添った。買い物も率先した。
そうすれば,苦手なこともできるように・新しいことができるように思っていた。
事実,Win98SEでは音楽CDのコピーが容易にできた。おかげで,当時からのCD-Rが数百枚ある。
XPでは,当時は大丈夫だったDVDのバックアップも行った。たしか,ハイパースレッジという機構で,非常に速かった。
だが,7になって,もうPCが重荷になっていた。しかしながら,家族が仕事で使っているので,使わないわけにも行かない。
そんな思い出のあるアキバだが,久々に裏通りのジャンク屋を巡ってみると,お目当てのキーボードを発見。
よく見ると,スマホよりもタブレットよりも大きい。だが,これに慣れているため文字入力ができないのだ。
アキバには,あの「おでん」の缶詰は健在だったが,怪しげなアイドルのような人たちがそこらかしこで踊っていた。
メイドカフエとも違うようで,風俗なのか何なのか区別がつかない。さらには握手会みたいなこともやっていた。
なんかこう,いろいろな意味で時代の最先端なアキバ。だが,僕にはもう,壊れたPCの備品を購入するだけの街に変わった。
ときは無常である。
すぐにグーグル日本語入力に変えた。変な変換も多いが,MS-IMEだけはありえないヨ。
そして,スタートメニュー。なんか,見たことないタイルが一杯あって,どれも不要だ。
クラシックシェルを導入し,Win7風に戻したら,やっとコンパネが出てきたヨ。
実際は,まだまだやることがありそう。
一番の課題は家族共有マシン。どれだけソフトが入っているのだか...。果たしてWin10対応かどうか,調べないとできないな。
それでもやるしかない。
しかし,本当に最後のOSなんだろうか,Win10。サービスパックみたいなものでずっとアップデートしていく,と聞いた記憶があるが。
さて,マニュアルも買ってきたし,いままでのソフトが動くかどうか検証しよう。この休暇に。
天気がわるいと,電車釣行なのでさすがにカッパは着れないな。というか,まだ寒いのでムリ。
では,今日もおつかれさまでした。
ふと魔がさして、Windows10にアップグレードしてみた。
バックアップも何もとらないでいきなりインストール。かなり危険だ。
だが、開始から2時間ぐらい(ご飯を食べて、風呂に入っている隙に行った)経過したら、終わっていた。
いまのところ、何が使えなくて・使えるのかわからないが、「マイドキュメント」(もちろんDドライブに設定していた)フォルダや、MSの製品は大丈夫だ...ろう。
なにしろ、この記事が初めてのWindows10での記事なのだから。
当初は、7で最後まで使ってみようと思っていたが、さすがにパフォーマンスが悪化。本当はSSDにしたり、HDD交換も考えていたが、結構値が張る。SSDはイマイチ値が落ちないねえ。
なにしろ、あと数か月で無料アップデートが終わる。それは避けたい。
正直、何がなんだかわからないが、「ブログの更新」「メール」ができれば当面困らないので、とりあえずここからカスタマイズしよう。
スマホもタブレットも持っていないが、PCだけは最新。まあ、いまの装備はツインカムターボ状態なので、これでたぶん動力性能は大丈夫でしょう。
メモリ増設はいくらでもできるしね。
今日も頑張って午後からメトロリバーに行ってきました。
釣れませんでした。
先週お会いした「左側の人」,あらためKさん(お名前交換させて頂きました)に訊いてみると「まったくアタリなし,誰も釣れてません」とのこと。
厳しいかもと思いながらも,Kさんと並んで釣りをする。もちろん,いろいろなワザを観るためもある。まずは釣れている人のマネが重要だ。
土手の道が険しく感じる。
13時30分から17時30分まで,4時間あまりを費やしたが,周囲の人も誰も釣れていないということが判明。真冬よりも厳しいのかな
漁協の人がいうには,ここ数日冷え込んだからとのこと。水温はかなり高いけれども,たしかに魚っ気がまったくなかった。コイがは跳ねなかったしね。
そしてメトロリバーでは,通いこんでいる人と僕のようなほぼ素人の人が半々で,お話するのがとても楽しい。水郷より遥かに混雑しているのに,譲り合いの精神が根付いているし,あいさつなども水郷よりはるかに気持ちいい。もちろん,自分からそうしないと何も始まらないけれどもね。仲良く楽しめる釣り場ですね。
なお,コイ科の魚が,実はかなりアグレッシブに釣れるとのこと。僕もすでに60コイを2匹釣っているしね。ニゴイもかなり釣れるとか。一箇所たまり場は見つけたけど,またやってみよう。スピナーとスプーンも買ってみよう。
それにしても気楽です。趣味ってこういうものなんじゃないかと思うほどに。
水郷は,高速代金も上がるので,ホント,たまーに,でいいな。クルマの運転は疲れるし。
★そういえば,ニシネ師匠がメトロリバーで釣りたいとか...。でも,自分はとてもガイドできるような腕前じゃなし,もう少しいいシーズンになったらにしましょう。4月後半ぐらいらしいですよ。真夏はかなりスゴイとか
。
林圭一プロがご逝去された話題は,実は3/6のメトロリバーでも盛り上がった。左側の人もフアンで,ライブインパクトで釣っていたし。
そう,見知らぬ釣り人さえもつなぐのが名品であり,林圭一プロが作られた製品なのだ。僕の2匹もシャッドインパクトだったし。そりゃもう,いくつか買わないとネ。
自分の手持ち在庫を見ると,もう怪しい。次回の釣行が不安だ。ワームはなんだかんだ消耗するからね。
そして僕はケイテック製品のみを買っていた。
なにより,OSPやゲーリーより比較的安価に感じる。10本で500円台とか,嬉しい価格だ。
そして,動かしてみると「おおお,釣れそうだ」と感じて,事実釣れたのだから,フアンになる。今度も「アドレナ釣法」効かないかなあ...。
前にも書いたが,ティムコ時代から林圭一プロのオススメルアーなどは試してきた。今後,ケイテックがどうなるかわからないが,いまある商品は買っておいて損はないだろう。
これで,少しでもケイテックにお金が戻り,香典のようなものになったらとさえ思うのだ。
つくづく,惜しい人を失ってしまったのだと実感している。
震災関連といえば,僕のなかでショックだったのが,ご覧の潮来・日の出地区の惨状。
これは,2011/04/11,ちょうど震災から一ヶ月が経過したときのものだ。
恐ろしいことに,この周辺の復興は遅れに遅れている。少なくとも2015年のうちにはとても元に戻るような状態ではなかった。道が波打ち,住人は激減。
震災の一番の恐怖は,やはり原発事故。原発事故があったから帰還できない。津波も恐怖だが,後遺症では比較にならないと思っている。
それを端的に表すように,原発稼働の差し止め請求が認められる事態が続いている。
なお,震災当時の自分では,会社が一番の被害を受けた。本棚はすべて総崩れ。PCは吹き飛んで行った。幸いけが人がでなかったというほどに崩れた。
帰宅できず,会社で一晩明かして朝5時の地下鉄に乗ったことを覚えている。そして,いまの携帯に買い換えて,ネット接続。3/12は実は東京の機能がマヒしていなかった。電車も普通に動いていて,都心との往復もできたし。
ところが,3/13午後から「計画停電」の話が出てきた。実際に,23区とそれ以外で差がつけられた。そのときに「差別だ」とお門違いの発言をする人もいたが,23区の高い税金を知らないのだろう。
そして3/14の月曜日からしばらく大混乱。
大洗のフェリーターミナル,九十九里浜での津波,本当に,ついこの前まで行っていた場所が恐ろしいことになっていたと震えた。
被災地は東北だけではないと思い,結局自分としては義援金を振り込んだり,水郷での買い物が多くなった。
しかし,義援金については,正しく使われたのかはまったく不明。あれだったら,潮来市に直接寄付してもよかった。
そして,この震災をきっかけに,嘉襟之川の探索も始まった。
5年。40代前半だった自分が居た。いまは後半だ。
5年。幼児が年長さんになるころだ。
5年。クルマなら2回めの車検だ。
5年。あれからヘラクレスを使うようになった。
いろいろな5年が経過したが,いまだに震災対応ラジオだけはいつも持っている。携帯でもTVやラジオが聴取できるが,やはり使いたくない機能である。
昼食に野菜を,いや,毎日野菜を食べたいのに,外食はなかなか徹底できない。野菜炒め定食もバリエーションがない。
そこで,のぼりが出ていたので,吉野家でベジカレーを注文。以前は,ベジ牛とベジ丼を食べてみたが,好みではなかったが果たしてどうか。
果たして,味は,カレーがごまかしているのか,それなりに食べられた。カロリーも600チョイなので許容範囲である。
割引券をもらったので,今度はベジ丼に挑戦だ。前回はこれが口に合わずに,その後吉野家から遠くなった。
なお,牛丼は「ツユ抜き」で食べると,それだけでも糖質制限ができる。
「糖質制限は危険だ」という声もよく聞くが,僕のは「多く摂らない」ことだけ。たとえば,食後のデザートなどは絶対に拒否。家庭環境がわるくなるが,絶対に拒否。どんなに女性が薦めてきても「いやあ,いまはちょっと」とごまかすに限る。僕は,薬師如来に誓ったとは言わなかったけど,誓っていたしね。
しっかり覚えているが,いまの体型になったのは2013年3月ぐらい。それまでは,いまより10キロ以上太っていた。お腹も出ていた。
しかし,日焼けによるシミがしっかり残っている。
まあ,皮膚がんなんてものにかかるかもしれないが,釣りのし過ぎでなったという話を聞かないし,罹患率もかなり低いようだ。
あ,そういうまれな病気に結構かかっているんだよな。気をつけよう。
最後に,痛み止めは「飲んではいけない」だ。飲むと麻痺して,神経もろともボロボロになりますからね。
近所のスズキに行ってみた。いつもアルトワークスが目に入るので。
しかし,AGSだった。
86にしろ,ロードスターにしろ,いや,そもそも自分のクルマも「MT」じゃないと気が済まない。試乗して,「なんだよ,自分のMTの方がイケてるじゃん」なんてこともある。
なので試乗は見送った。
せっかくの5MTがあるのだから,それが来たら乗ってみよう。
2日続けて釣りに行くのは合宿以外では初めてである。
それが可能なのは,自宅から電車で30分チョイで着いてしまうメトロリバーだからだ。
3/6日曜日。前日3/5にマグレで釣ったが嬉しくてたまらない。家族にも見ぬかれていて「今日も午後から行ってきたら
」という。
ウム。しっかり,午前中に掃除とお買い物を済ませて,13時からスタートした。お風呂掃除もバッチリだぜ。
今日はスピニングだけにしよう。
3/5釣行では欲張っていろいろ持って行ったが,結局釣れたのはワームである。ならば,もっとワームをやり込むべく,ハードルアーは適当にしておいた。
アドレナにアドレナリンを入魂するのだ。
しかし,現実は厳しく,様々なルアーを入れるがバイトすらなし。
だが,「左側の人」が15時頃に釣った。結構いいサイズだったので伺ってみると「なるほど」と唸るようなお話だった。
そこで,二人で仲良く釣りましょうということになった。ホント,釣り場に行ったら声をかけると,エエコトありますよ。
そして時計は16時を回った。僕もワームを「シャッドインパクト3インチ」のダウンショット5gに変更。根がかったらそこでシェイクするというワザを思い出した。
すると,数分のうちに竿先に違和感。
「ヨッシャ」「来ましたよ
」「オオ,デカイかもよ
」
そんな会話をしながらやりとり。だが,アドレナのパワーに負けはない。コイすら余裕で寄せる竿がバスに負けるはずがない。COMPLEXも然りである。ちなみに,ラインはフロロ4.5LB。この太さが一番使いやすいです。僕には。
クロダイかと思ったよ。ジャスト30です。
驚いたのが体高。以前,タローさんがヘラブナみたいなバスを釣っていたが,このバスの体高は11cmもあった。左の人も「そんな太いバスを始めてみました」とのこと。
そして何より,今回は「狙って」釣った感があり,最高に嬉しい。嬉しすぎてヒザがガクガクしている。そこで,左の人の協力を得ながらサイズを計ったりして,いやあ,いい人とお知り合いになれました
。
その後30分の間に,またもや左側の人が釣った。群れが来ているかも...,と話していると,僕も違和感を感じて合わせた。
これが普通の体高です。
フヒヒヒヒ。これで2匹め。もうマグレではない。とりあえず自慢メールをはちろうさんとへびんさんには送ったが,あとでこの記事を見れば,はちろうさんはもっと頑張ってしまうだろう。もちろん僕は毎週通いますよ。
しかし,メトロリバーの不思議は,このまま釣れ続かないこと。移動しても意外によくないとのことだ。
結局,普段はシーバスを釣っているという方とも談笑し,夕暮れまで釣っていた。そして帰宅は19時前。
電車は偉大である。往復500円以下の交通費も偉大だ。
これで腹が決まった。水郷には,まあよほどのことがない限り行かないと決まった。2016年はメトロリバーをやりぬくということも決まった。
さあ,また一週間仕事を頑張ろう。
「メトロリバーが釣れるらしいので行ってきます」
そうはちろうさんは2015年末に僕に伝えた。その後の釣果は素晴らしいに尽きる。
僕もそうなりたいと思って,何度も通っている。幸いボラやコイは釣ることができたが,バスはいつも「右側の人」(なぜかいつも右側の人に釣られる傾向がある)に釣られてきた。
今日はヘラクレスで言い訳をしないんだ。
竿がどうたらこうたら,リールがどうのこうの,そういう言い訳をしないように,メトロリバーに2本の竿を持ち込んだ。
SS-SVの性能には舌を巻くばかり。
SS-SVの高性能に,もはやメタマグの居場所なしと悟った。07メタマグは近く売却されて次のSS-SV購入資金に充てよう。
なお,朝8時過ぎから開始したが,10時頃に「右側の人」が釣って以来,何も起きない。今日は,コイもニゴイも相手をしてくれない。
だが,吉報もあった。はちろうさんが午後から参戦するというのだ。心強い。
そして,あっというまに「来ました アレエエエ
」とバラシを披露
。なんかスゴイいい魚だったのに,不思議だ
。
どんどん時は経過していく。辺りは薄暗くなってくる。雨が降り出しそうだ。そのとき,はちろうさんが2匹立て続けに釣った
。
快挙だ。やはりメトロリバーには魔物が居る。水郷よりもはるかに難解かもしれない。しかし,なんとしても攻略したい。
強風でダウンショットの底取りがうまくいかなくなってきたので,5gシンカーでドスンと落とす作戦に。ワームは懐かしかつ実績のエコギアグラスミノーだ。
すると,いきなり強烈なアタリがついに来た 一気に巻く,抜きあげる。サイズは小さいが,バスだ
。
ついにデビューした。2016年度バス釣りはメトロリバーで開幕した。
写真は使い回しである。さすがにガラケーは解像度がわるいようで,はちろうさんに記念撮影をお願いした。うーむ,これを機に携帯を買い換えるか
バスが釣れたのは16時を回っていた。辺りは薄暗く,雨も降ってきた。はちろうさんは2匹だし,自分もこれ以上ない満足。
よし,乾杯しよう。
お昼にも呑みましたので3本目。帰宅して4本目。
勝利の美酒とはこの味なのか ついにこうして二人で乾杯。これを夢見てメトロ通いが続く。
2016年。これをきっかけに,メトロリバー縦断徒歩釣行も企画された。幸い,釣りながらならいくらでも歩けよう。
それにしても,往復494円の交通費は,もう水郷に通わせなくなる要素として十二分に過ぎる金額である。もう,クルマもいいのではとさえ思うほどだし。
毎週,数時間でも空きが有ったら釣りに行こう。これからが本番だ...よね(笑)。
なお,最後にへびん大佐に自慢TELを差し上げたのはいうまでもない(笑)。
やっと,はちろうさんのおかげで,出家地獄から脱出した。今日は,コイも厳しかったのだ。
2016年3月5日。これは,僕が初めてバスを釣った1988年4月29日同様,メモリアルな日時となった。
メトロリバーでのバスは,難しさがよくわからない。土浦並のハイプレッシャーかとおもいきや,あっという間に釣れる。事実,はちろうさんは2匹釣っている。他にも1匹釣ったのをみた。
今回の釣行には,1月からの長い修業が含まれている。
だが,こと釣りになれば修行を惜しまないオズマに,ついに神が味方したというところだろう。ヒューマ・ホシの大リーグボール3号打倒前に死んだオズマは蘇ったのだ。
自慢はじっくり後で。サイズはともかく,これで僕の水郷以外での釣行目処がより本格的に開始するという意味で,重要なのだから。
これで,「バード軍団」Wバス釣果達成! 悲願成就! ありがとう,はちろうさん,へびんさん。
買ってみたが,何か同感できない雑誌だった,『サライ』。
マンガで人生感を得ることはあるし,印象的なシーンも覚えているが,僕とは違うようだ。
僕の最初のマンガは,いうまでもなく『釣りキチ三平』第19巻「イトウの原野」である。
小学生だったとき,父が僕に買ってくれた。なんでもいいから買ってやるぞというので,迷わず釣りキチ三平だ。
そして,いまでも深刻な釣りキチ。これは,まあ,父の父,つまり祖父もそうだったらしいので,血筋というものもあろう。
自分で購入して,その後しばらく行動が変わったのは『サイクル野郎』。自転車日本一周がテーマである。
この本は,結局復刻版が販売されたので全巻制覇できたが,古本屋周りをしてかき集めたのも懐かしい。何より,全国に行ったかのように錯覚できる。
だから,小学生の夢として「自転車日本一周」を掲げた。学生のときに片道100キロを走ってみたら,きつくて,しかもその後に腰を傷めたので,結局自転車とは疎遠になっているが。
そして,人生のバイブルが,僕には「梶原一騎作品」全体。
人生の教訓が書かれている。「野球人形対野球ロボット」の回は,オズマとしての原点でもある。
まあ,それでも,『ゴルゴ13』はときたま読む。読んで教養を深める。深すぎて,たまに背筋が冷えるけどね。
ふと思い出した。RS-Zさんの息子さんが合宿免許に行かれているという話がきっかけで。
自分の時代は「免許は男の必須アイテム」なので,なんとしても取らないといけない。
部活は,ご存知「釣り研究会」だから,クルマよりも運転が必須 先輩が疲れたら運転交代なんですよ,それもずっと終わりのない渋滞
。
まずは資金確保のためにアルバイト。学生になってからバイトを始めたが,なんとか溜まったのが13万弱。残りは,「親の家業手伝い必須」で補助してもらった。
2週間で「絶対に取れる」というのが魅力的だった。僕の前に,姉が通いで免許取得していたが,とにかく長い。3ヶ月は通っていたような気がする。おまけに延長料金までとられていた。
3月中旬から山形の鶴岡自動車学園に合宿免許が決まったら,あとはもう,まさに合宿。毎日,メンバーと「実技と学科」の復習をしたし,実技では「友達の後ろに乗せてもらう」ことをしたっけ。
宿は温泉だったが,なにしろ,費用が交通費まで込みで20万ポッキリだったから,日本海の幸
なんぞ食べた記憶がない
。野菜不足になって,リンゴを丸かじりしていた記憶はあるが。
最初の1週間が,「午前は学科,午後は実技」でクタクタ。自分は,映像授業ではほぼ寝ていたような記憶が...。まあ,満点で仮免クリアしましたけどね。
実技では,実は何も苦労しなかった。何度も書いているが,子供の頃からのイメージトレーニングで,坂道発進もクランクも余裕。
でも,東京に戻ると,怖い。果てしなく怖い
。
結局,最初のクルマは2年でボコボコ。壁にこすったり,後ろの壁にぶつかったり,ホント,最初の2年で苦労した。
まあ,そのおかげで,クルマをこすったりすることはなくなったが,免許の色はいまだに青...。
なお,写真は,2013年8月に再訪した際のもの。そのときで25年の歳月が経過していた。まさかマイカーで行くとは,思いもせなんだよ...。帰宅に6時間だったのも鮮明だ。
メトロリバーには漁業権が生じている。バスに生じていないが,「ふな,うぐい,おいかわ」には生じている。
2/28釣行では,運良く漁協の人が見回りに来てくれた。いままで,どこで購入してよいのかわからなかったので。
年間たったの2500円。水郷に1回釣りに行ったら,交通費だけで消える金額だ。
なにより,これがあれば気持ちよく釣りができる。
「バスだから払わない」なんて人と以前お話したことがあったが,僕としては「郷に入れば郷に従え」という考えだ。
バスがわるい魚だと決めつけられて久しい。しかし,少なくともメトロリバーで,漁協の人もバスを敵対視していない。釣り人がバサーばかりなのは気がかりだが,それでも漁協の収入になって,ふな,うぐい,おいかわの住みやすい環境整備がされるだけでも,釣り人としては嬉しい。
それどころか,「昨日はあの辺りで釣れていたヨ」なんて話も聞かせてもらえるのだ。
そういう,地元とのコミュニケーションは,とくにバスという魚において,今後の生命線がかかっているだけにかなり重要だと思う。
これで,2016年12月31日まで使えるのだ。
ムウウ,本当に安い。
衝動買いしているルアーに比べたら,なんと効果的なことだと思うのである。
霞水系も,何かしら漁業権を発生させれば,もっとよくなりそうだが,そもそも放流・繁殖が義務になっているからなあ。
林圭一プロが享年56でお亡くなりになった。心からのご冥福をお祈りします。
僕がバス釣りを始めたのは1988年G.W.。「トーナメントプロ」だけがプロであり,ほかは評価されていない時代だった。村田さんは別格だったが。
そんな時代でも,すぐに林圭一プロの凄さは伝わってきた。
実際,ラバージグの自作・ソーク・ポークチューンは,全部林プロの記事をマネたのだ。包丁で叩いて,ベトベトになって大変だったが。
僕の始めた頃は,バスタックルを扱うのは「プロショップ」に限定されており,都内では数店舗。そんななかで,「ティムコランカーズ」(吉田幸二,沢村幸弘,林圭一)のプロデュースするルアーは,非常に魅力的だった。
なにより,「理論的に裏付け」されているのがわかりやすくもあった。
また,とくに影響を受けたのは「カリフォルニア・ビーバー」である。霞水系に通いだしたとき「これが,いまは釣れるんだ」と言われると爆釣。まあ,なんでも釣れたいい時代だが,間違いなく評価された。買い占め過ぎて,ワームバッグがそれだけになっていたときもあった。
とくに,社会人になってからは,「PDLルアー」にお世話になった。ワームは一通り使って釣れたし,ハーフスピンという強烈なスピナーベイトの存在を知ったのも,PDLルアーという企画のおかげだった。
僕はバスプロではないが,たとえば,潮来釣り具がリニューアルオープン(1990年の秋だと記憶している)には,林圭一プロも来るというので行きたかったほど。
また,雑誌に記事をしっかり書かれていた。写真の「テキサスリグの基礎」などは何度読んでも唸ってしまう。つまり,自分がやりきれていないということを思い知る。
西山徹さんが亡くなったとき,もう『ザ・フィッシング』を観ることもないかもと思った。実際,あの番組は西山さんの性格のおかげで成り立っていたのではないか。あんな釣りキチになってみたいといつも憧れていた。
そんな,憧れていた人がまた一人。
諸行無常である。