「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

2月14日・それぞれのバレンタインデー

2013-02-14 06:58:46 | 日記 ・ イベント







このブログを開設して今日で1年になる。
たまたまバレンタインデーなので、
覚えやすい記念日となった。



「 2月14日 」



宝箱のようなフタを開けると
そこには甘い宝石たちが並んでいる
どれも個性があり
心を誘惑する
口の中で とろけるような
甘いまどろみは
進駐軍の置きみやげ

いまでは
いつでも どんな時でも
たやすく手に入る魅惑の固体

「 私はたくさんの人の心を奪いたいから下心と一緒に贈るわ 」
「 私は仕事を有利にしたいから義理と一緒に贈るわ 」
「 私はたったひとりの好きな人にだけ想いと一緒に贈るわ 」
「 私は誰にも贈らず自分で食べます 」

思いおもいの 2月14日
それぞれのバレンタインデー




熊本県山鹿市菊鹿町 「 鞠智城 ( きくちじょう ) 」

2013-02-14 05:15:19 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



鞠智城 「 鼓楼 ( 八角建物 ) 」
















「 米倉 」 校倉造りの食料庫






菊池市街地から県道18号線 ( 菊池鹿北線 ) を5分ほど走り、
曲がりくねった脇道に入ると、広い敷地に鞠智城が建っている。
その光景に、古代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。


鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世紀後半(約1300年前)に、
大和朝廷(政権)が築いた山城です。
663年の「白村江(はくすきのえ)の戦い」で、
唐・新羅の連合軍に大敗した大和朝廷(政権)が日本列島への侵攻に備え、
西日本各地に築いた城の一つで、
九州を統治していた大宰府やそれを守るための大野城・基肄(きい)城に
武器・食糧を補給する支援基地でした。
『続日本紀(しょくにほんぎ)』など、国の歴史書にも記載のある全国有数の重要遺跡として、
平成16年2月27日、国史跡に指定された。

周囲の長さ3.5km、面積55haの規模をもつ城で、
昭和42年度からの県の発掘調査により、
八角形建物跡をはじめとする72棟の建物跡や、貯水池跡、土塁跡など、
当時の姿を物語る貴重な遺構が相次いで発見されている。

こうした発掘調査の成果に基づき、
平成6年度から4棟の復元建物(八角形鼓楼、米倉、兵舎・板倉)をはじめ、
城の立地や規模、構造などを体験的に学習できる歴史公園として整備を進めています。
ガイダンス施設「温故創生館」では、展示や映像により、
鞠智城の歴史や構造について詳しく学ぶことが出来る。



熊本県山鹿市菊鹿町米原443-1


沖縄県宮古島 ・ 平良綾道 ( ピサラアヤンツ ) 「 恩河里之子親雲上の墓碑 」

2013-02-14 05:12:42 | 沖縄の文化財
































平良は ( ピサラ ) と称し、人の住むにふさわしい地。
綾道 ( アヤンツ ) は 「 美しい道 」 の意味で、それぞれ宮古コトバである。
平良五箇 ( ピサラグカ ) は、旧藩時代の間切りで、
西里、下里、荷川取、東仲宗根、西仲宗根の五村のことである。
この平良五箇の歴史を探して綾道を歩いたものを紹介して行きたいと思っている。


恩河里之子親雲上( おんがぁさとぬしぺーちん ) の墓碑は、
旧藩末期に建造されたもので現存する墓碑では比較的古いものである。
砂岩 ( 高さ62cm、横33cm、幅上部5~14cm、下方17cm ) を材料として使用している。
碑には右肩より 「 支流長真氏恩河仁也、乾隆年間卒。
向姓恩河里之子親雲上墓、同治十一年壬申在番同氏花城親雲上記 」 の文字が刻み込まれており、
下方には蓮弁の絵模様が描かれている。
墓碑には、蓮弁のほかに日輪や唐草等の絵模様がよく用いられている。
この碑の書を記した花城親雲上は同治11(1872)年に首里王府から派遣された在番で
同治13(1874)年の2月14日に病のため没した人物である。
彼の任期中には、平良頭忠導氏玄安ら54名の「台湾遭害事件」や
「 ドイツ商船ロベルトソン号宮国沖遭難 」 などの事件がおきている。
また、 「 琉球国が琉球藩 」 となったのも、彼の任期中のことである。
この墓碑は、これらの事件と直接かかわりはないが、
花城親雲上が在番として宮古島に赴任してきたことの証拠であり、
旧藩末期におきた事件等を彷彿とさせる貴重な金石文である。





沖縄県宮古島  「 長山水路第八号灯標 」

2013-02-14 05:10:16 | 宮古の灯台














灯台表番号 / 7186.28
ふりがな / ながやますいろだいはちごうとうひょう
標識名称 / 長山水路第八号灯標
所在地 / 西浜埼(沖縄県宮古島市)の北西方約4.3km
北緯  / 24-47-49 
東経  / 125-13-51 
頭標 / 赤色円すい形頭標1個付
塗色 / 赤色
灯質 / 単閃赤光 毎4秒に1閃光
光度 / 実効光度 25カンデラ
光達距離 / 3.5海里
平均水面上~頂部の高さ / 5.0m 
平均水面上~灯火の高さ / 4.9m 
業務開始年月日 / 平成4年11月1日
光源 / LED(発光ダイオード)
電源 / 自然エネルギー(太陽電池)