
沖縄戦の激戦地だった喜屋武埼に立つ 「 喜屋武埼灯台 」







アメリカ軍の上陸にともない、ここから多くの女性たちが身投げした喜屋武埼

喜屋武埼にある 「 平和の塔 」
灯台表番号 / 7054
国際番号 / M4748
ふりがな / きゃんさきとうだい
標識名称 / 喜屋武埼灯台
所在地 / 沖縄県糸満市(喜屋武埼)
北緯 / 26-04-45
東経 / 127-40-12
塗色 / 白色
灯質 / 単閃白光 毎5秒に1閃光
光度 / 実効光度 280,000カンデラ
光達距離 / 18.5海里
地上~頂部の高さ / 15m
平均水面上~灯火の高さ / 47m
地上~灯火の高さ / 12.44m
業務開始年月日 / 昭和47年6月22日
光源 / メタルハライド
電源 / 購入電力
糸満市の喜屋武岬にある喜屋武埼灯台は、昭和47年6月22日に初点された灯台で、
高さが15mの細目の円筒がスマートに見える。
ここは沖縄戦のもっとも激しい場所でもある。
そんな激戦地に建つ 「 平和の塔 」 が
平和への誓いと戦争で犠牲になった人びとの慰霊を表している。
岩肌がむき出しになった断崖の上から身を投げた女性が多かったのもこの場所であり、
石原にあるひめゆり部隊の壕以外にも、ひめゆり隊の隠れた場所があるのもここである。
そんな場所に建つ白い灯台が船の航海のみならず、
人生の行方をも照らしているように思えてならない。
喜屋武埼灯台へのアクセス
国道331号線を糸満市の県立南部病院から右に名城方面に進み、喜屋武小学校の前を通り、
喜屋武集落を抜けて具志川城跡に向かって行くと、その先に「平和の塔」への案内板がある。
駐車は、平和の塔の前に駐車スペースがある。