「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県西原町 「 棚原グスク 」

2014-07-20 06:43:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



ドシャ降りの雨に煙る城址標








グスクに続く道







鬱蒼とした木々の間を抜けてグスクの拝所まで行く






グスク内にある棚原城之殿







まばらに残る石積み







入り口の貯水タンクからの棚原グスクの遠望(亀甲墓の上)







グスクから見える琉球大学の校舎





棚原グスクへは、二度にわたって訪れた場所である。

棚原グスクは、中北山系の子孫だと伝えられる安慶名大川按司(安慶名グスク城主)の弟が、
棚原按司となってこの地にやって来て、グスクを築いたとされている。
棚原按司は、この地に築城する前に、隣の千原の丘陵地に
「 イシグスク 」 と呼ばれるグスクを築こうとしたのだが、
位置が悪いうえに拡張も出来ないほど狭地だったために、棚原へ築城したとされる。

棚原按司夫人は、絶世の美女であったといわれる。
その按司夫人に、幸地熱田子按司は邪な恋心を抱いてしまう。
熱田子は策謀を用いて棚原按司を亡き者とし、按司夫人を意のままにしようとするが、
夫人はグスクを逃げ出し、遠く具志川間切りの兼箇段(かねかだん)まで落ち延びるが、
執拗に追う熱田子に捕まり連れ戻される。
だが、貞淑な夫人は舌を噛み切って果ててしまう。
その話を聞いて夫人を気の毒に思った兼箇段大主は、亡骸を丁重に葬ったという。



棚原グスクへのアクセス
棚原グスクへは、西原町坂田交差点から県道34号線に進み、
1キロほど行くと右側にある棚原公民館の先のレジデンス城間から右に上がり、
100mくらい先に平仲アパートがある。
そこから右に坂を上がると、右にみやさとマンションがあり、その脇を過ぎると貯水タンクがある。
土道を200mほど行くと、その突き当りがグスクになっている。
昼間でも不気味なところであった。
駐車は、まったくと言ってもいいくらい車が通らないので、好きなところに停められる。

鹿児島県鹿児島市 「 鹿児島本港東A防波堤南灯台 」

2014-07-20 06:42:41 | 鹿児島の灯台














灯台表番号 / 6635.28
ふりがな / かごしまこうほんこうひがしAぼうはていみなみとうだい
標識名称 / 鹿児島本港東A防波堤南灯台
所在地 / 鹿児島県鹿児島市 ( 東A防波堤外端 )
北緯 / 31-35-38
東経 / 130-34-23
塗色 / 赤色
灯質 / 群閃赤光 毎6秒に2閃光
光度 / 実効光度 280カンデラ
光達距離 / 7.0海里
地上~頂部の高さ / 10.61m
平均水面上~灯火の高さ / 13.46m 
地上~灯火の高さ / 10.32m
業務開始年月日 / 平成11年3月25日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅴ型赤 )


北灯台と同じ鹿児島本港東A防波堤に立つ灯台のひとつで、
南の外端にあることから南灯台と呼ばれている。
北の灯台が白色に対してこちらは赤色である。


鹿児島本港東A防波堤南灯台へのアクセス
鹿児島本港東A防波堤南灯台へは、
鹿児島本港南防波堤北灯台を参考にしてもらいたい。


「 オシロイバナ 」

2014-07-20 06:41:41 | 花・鳥・虫・魚・猫














朝早くに花を咲かせるオシロイバナ。
日中は暑くて萎んでいるが、
涼しい早朝には写真のように花を咲かせる。
エンゼルトランペットのように花が長くて独特である。