「 ブラタモリ 」 で、タモさんと桑子アナが、
やちむん通りにある 「 南窯 ( ふぇーぬがま ) 」 を見に行った。
この登り窯は、1996年夏ごろまで荒焼きの窯として使われていたそうである。






壺屋焼物博物館からすぐのところにある、
沖縄県指定文化財の 「 南窯 ( ふぇーぬかま ) 」 は、
壺屋にただ一つ残った荒焼の登り窯である。
琉球王府が全島各地から窯を集め統合した際に、王府が作って与えたもので、
隣にあった 「 北ヌ窯 」 に対して南に位置していたことから、
「フェー(南)ヌ窯」と呼ばれている。
木々に囲まれて建つ登り窯の向いには、窯の敷地の一部を利用したカフェがあり、
表通りと南窯側からも入れる2つの入口を設けたユニークなつくりである。
1996年夏ごろまで 荒焼きの窯として使われていたそうである。
壺屋の街は琉球王朝時代に始まる。
「 最盛期には窯は20ほどあった。しかし、太平洋戦争を前に、
米軍から弾薬庫と間違われる恐れがあるという理由で、大半がつぶされた 」 と、
壺屋在住で店の常連さんが 教えてくれた。
「 10・10空襲や沖縄戦でもこの辺は大きな被災を免れた。
壺屋の曲がりくねった道は昔のままなんだ。 」と言う。
そうそう、番組の中でも言っていたが、
このやちむん通りは、猫が多いのも有名である。