永井龍雲が母を想って、母の生まれ故郷の奄美と母のことを唄った 「 ルリカケス 」
夕べコンサートの帰りに買ったCD 「 11 」
開演前のステージ
白浜から見た瀬戸内町の久慈湾
昨夜、福岡県みやこ町 ( 豊津・犀川・勝山 ) が合併して10年を記念して
犀川体育館で、旧豊津町出身の 「 永井龍雲コンサート 」 が行われた。
この犀川の伊良原地区は伊良原ダムの建設で集落や学校がダム湖に沈むため、
新しく小中一貫校として安藤忠雄氏の設計で 「 伊良原学園 」 が落成した。
その校歌を担当したのが永井龍雲である。
今度生まれて来るとしたら・道標ない旅・風のように ( 会津藩士 ・ 郡 長正に捧ぐ )
拝啓ヒーロー・暖簾・ルリカケス・先人たちの遺産・お遍路
FROMここから ( 伊良原学園校歌 )などを唄った。
このなかでもルリカケスは何度聴いても涙をさそう。
奄美大島の瀬戸内町の古仁屋から西古見に向かう途中に左手に久慈湾が見える。
アルバム 「 風樹 」 に入っていた 「 ルリカケス 」 の歌を聴いて、
龍雲のお母さんが生まれ育った久慈の海を見ようと立ち寄ったものである。
生涯、島から出ることがなかった西郷隆盛の奄美妻 「 愛加那 」 の悲しい物語と
奄美の美しい海が 「 ルリカケス 」 の歌と重なって、魂が震えた。