世知原中学校のグランドの片隅にかかる若鮎橋
所在地 / 長崎県佐世保市世知原町栗迎
架橋 / 平成15年
橋長 / 3.4m 幅員 / 0.8m
橋高 / 1.0m
若鮎橋は世知原中学校のグランドの片隅に架かる橋で、
当時の中学校の生徒の手によって架けられた石橋である。
石橋の骨材になったのは雲仙普賢岳の噴石を使用している。
石橋の土台となる支保工を作り、
生徒たちがひ一つずつ石を積み上げて完成させたものである。
架橋後には福岡県西方沖地震が発生し、世知原町にも震度4の揺れが起きたが、
若鮎橋は壊れること無く、その頑丈さを証明したもので、
今では世知原にある他の石橋同様に地域の人に愛されている。