ネーネーズ うむかじ(面影)
今日、工事現場で仕事をしていたら、
築城基地から大型のヘリが2機、頭の上を飛んでいった。
それに向かって大きくスコップを振った。
おそらく熊本の被災地に向かって飛んで行っているのだろうと思った。
その飛んで行く姿を追いながら、
我が築城基地から飛び立つ機体が誇らしげに思えた。
そんな仕事中に 「 うむかじ 」 のメロディーが頭の中で流れていた。
古謝美佐子さんや吉田康子さんなどの顔が見られる初代ネーネーズの唄である。
本当は人を想い、恋しのんで唄った歌だろうが、
何故か?今回は熊本の風景を思い浮かべた。
今回の地震で被災した御船も益城も健軍も
懐かしい思い出で一杯である。
その面影が消えていくのは悲しいことである。
長年暮らした生活の中の景色は、面影となって生きる。
それは恋心にも似た 「 ウムカジ 」 である。