




竣工 / 1900年 ( 明治33年 )
設計者 / 川口寅雄
■ 国指定重要文化財 ・ Aランク近代土木遺産
旧・郡築新地甲号樋門は、潮の逆流を防ぎ、耕地を守るために築かれた水門である。
この水門は、現存する石造樋門としては国内最大である。
水路部には10連におよぶ煉瓦アーチを擁して、
満潮時や高潮の際に海水が干拓内に逆流するのを防ぐための隔壁機能を果たしていた。
外観は近代化を象徴するように洋風建築のような格式ある石造の外観と、
時代を経てもびくともしない頑強な石積みが歴史を物語っている。
旧・郡築新地甲号樋門 ( 郡築三番町樋門 )へのアクセス
旧・郡築新地甲号樋門へは、九州新幹線新八代駅から八代外港方面に向かって車で約15分。
JR八代駅より九州産交バス郡築(産島)行きにて23分。
郡築二番町下車。八代運動公園に向かって徒歩約10分。
自動車では九州自動車道・八代ICを下車し、市街地を抜け八代外港方面に向かい、
外港入り口の信号機の先の右カーブより右折し、川沿いを500mほど進んだ右側にある。