優勝争いを演じている白鵬・日馬富士の両横綱に、
茨城県出身の稀勢の里と高安の二敗力士が4人となり、
全勝力士が誰もいない大荒れとなった名古屋場所であるが、
相撲といえば、やはり郷土力士の元大関の魁皇と
一昨日に稀勢の里に土をつけた松鳳山であろう。
かつて風格を感じさせた 「 直方 ( のおがた ) の駅舎 」 だったが、
その駅舎が解体され、新しくなった時に
直方駅前に直方出身の魁皇の銅像が建てられた。
銅像は、募金2280万円を集めて建立されたものである。
魁皇は、大相撲史上最多の1047勝を挙げ、地元直方の英雄であり、
普通はまともに読めない”直方(のおがた)”を全国版地名に広めた貢献者でもある。
ひと昔ほど前、 「 福岡県といえば・・・ 」 って訊かれて、
「 ホークス・魁皇・ヤワラちゃん 」 って答えたことがある。
それだけ誇れる力士である。