先の話には後日談がある。
二人の若い僧のことを実際に知る人たちがいなくなった頃である。
滝では当時と変わらず若い僧達が修行を積んでいた。
ある時、10人の僧が滝で修行をしているとなぜかいつもいるはずのサルが近くにいない・・・
辺りの雰囲気がいつもと違う・・・
不安になったまとめ役の僧がみんなを集め、人数を数えてみたところ
1、2、3・・・
9、10、11・・・
11人・・・
なぜか11人になっていた!
怖くなったまとめ役の僧はみんなをその場に置いたまま一人で麓のお堂に逃げ込んだ。
住職に事のあらましを告げると住職は「う~む・・・おかしいな・・・」と頷いて
「とにかく私と一緒に戻ろう」と逃げてきた若い僧と一緒に滝へ戻ったのである。
そして、もう一度みんなを集め人数を数えさせた。
1、2、3・・・
10、11
「やっぱり11人います!」と若い僧は住職に言った。
すると住職は言った。
「あぁ、やっぱりな・・・」
「君を入れると12人だね・・・」
住職はあの二人の若い僧の事件以来、大人数で滝へ行き、人数を数えると必ず二人増えていることを知っていたのである。
この事は今でもよくあるそうで、下のお堂で参ってから滝へ行くと大丈夫なのだそうだ・・・
中国の電車事故についてニュースでは中国叩き一色だ!
でも一度埋めた車両を掘り起こしたと聞いて、私は少し中国を見直したのです!
今までの中国政府なら知らぬぞんぜぬを押し通したと思うからです。
中国政府の中で何が起こっているのか知る由もありませんが、いい傾向だと思います。
それに対して我が日本政府は国民を馬鹿にする隠蔽体質・・・あぁ情け無い・・・
今の政府は大東亜戦争のことを否定しているだけで戦時中の政府がナゼ失敗したのか?
歴史をまったく学んでいないとしか思えない。