ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

飛騨安国寺

2011-07-05 23:26:29 | 国宝の建築

高岡から飛騨に向かったのは、ここに行くため!

飛騨安国寺です!

駐車場に車を止めて、お寺の方向を伺い見ると、小さな山門のすぐ奥に本堂らしきお堂が見える・・・

ここ飛騨安国寺も他の国の安国寺の例に漏れず今では小じんまりとしたお寺のようです・・・

事前の調べで、飛騨安国寺にある国宝の経蔵を拝観するには事前予約が必要となっていました。

今回の私は1000円高速の最後ということで急遽決めた日帰りの旅だったので予約はしていませんでした・・・でも、こういう日は多くの旅行客がいて、予約が無くても他の予約をしてきた参拝客に便乗できるのではと淡い希望を描いていたのです・・・

すると、どうでしょう!

駐車場に参拝客のものらしい車は一台もない!

あぁ、終わったな・・・

残念ではあるけれど、外から経蔵の外観写真だけを撮って帰ろう・・・

あきらめモード・・・

それが本堂に行くと入り口に『本日拝観できます!』との文字を発見!!

あ~良かった!来た甲斐があった!っと、早速、寺務所に申し込みに行きました!

拝観料を支払った後、まずは本堂にて飛騨安国寺の沿革の説明を受けます。

その後、国宝、経蔵へ!

経蔵は石段を上った場所にあり、普段は石段の手前までしか入れないのですが、この時のように参拝できる時は柵をあけて、中まで入らせてもらえます!

↑国宝!飛騨安国寺経蔵!

なるほど、今まで写真で見ていた通りの禅宗様の建造物です。

内部には日本最古の輪蔵・・・

う~~~ん?今まで見てきた輪蔵とは何かが違います!

なにが違うんだろう?と思っていたら、ここの輪蔵にはお経を収める棚に蓋もしくは引き出しが無くてお経が剥き出しになっているのです!

当初からこの形であったと考えられているそうで、この風通しの良さがお経の保存に役に立っているとのことです。

輪蔵に本当に一切経が収められているのか?ちょっと疑問に思っていたこともあったんですが、ここのは間違いなく収められていることが確認できましたww

ここで案内をしてくれた若いお坊さんにお願い!

「回していいですか?」

回るものを見ると回したくなる私の悪い癖を駄目もとで頼んでみましたww

するとあっけなくOKとの返事!

ただし、二人では重いかもしれないので頑張ってください!とのこと・・・

はい!頑張りますよ!っと

返事だけは良かったのですが、力を入れたのは初めだけ・・・

後半は若いお坊さんにほぼ任せましたww

回した感じはすごくスムーズ!

昔の技術はすごいです!

 

帰り際まで、この若いお坊さんと話していたので写真を少ししか撮っていない・・・

それだけが心残りです・・・

 

 

 

コメント
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