シリーズで、咲くやこの花館の花木を紹介してきましたが、今回は、1990年の「国際花と緑の博覧会」で、PIで紹介しました「ラフレシア」と共に一番人気だった花「ヒマラヤの青いケシ」が登場です。
では、「高山植物室」へ・・・・・
温室側から扉を開けて入ると、目の前にこんな展示室ガ現れます。此処から左へと少し降りる感じで山の上を散策しているように進んでいき、写真のトンネルのようなところまで植物を見ながらぐるりと上っていきます。
見えてるトンネルの中の展示室は「北極圏の植物」と、「南極の植物」が展示されてました。
左「プリムラ(左)デンティキュラータ・(右)カピタータ」、右 「アナファリス・トリプリネルピス」
左「オオサクラソウ」、 右、高山植物の女王とよばれる、「コマクサ」(駒草・花の形を馬の顔に見立てた花)
左「クロユリ」ちょっとボケてしまいました。右、この花は名札がなくて、案内人さんも知りませんでした。
「ヒマラヤの青いケシ」です。独特の色合いですね。
右の名札のとおり「エロディウム・バリアビレ」というそうですが、どこかで見た花だと思ったら、この花は何度かマイブログでUPしてました我が家の鉢花「軽井沢姫フウロソウ」ではありませんか~。名札にも「フウロソウ科」とあります。家のは園芸種ということですね。
「ザンセツソウ」というそうですが、ほんとに雪が残ってるような感じでした。
英名が「ベジタブルシープ(植物の羊)」といって、遠くからながめるとうずくまった羊のように見えることから名付けられたそうです。寒さから身を守る為に、枝と葉を密接させてクッションのような姿となって、初夏には黄色い花を咲かせるそうです。
ドイツで「エーデルワイス」、フランスで「アルプスの星」といわれてる、高山植物のキングですね。
名前から来るイメージと、実際に見たのとでは少し落差がありました。
「ゲンチアナ・ベルナ」この花可愛くて色も綺麗ですよね~。リンドウの仲間なんですね。
「ギンケイソウ」。故郷はマウイ島の「ハレアカラ山」の頂上付近で、乾燥と夜間の低温という厳しい環境で数十年かけて一生に一度の花を咲かせ、種子を残して枯れてしまうそうです。
属名が「銀の剣」を意味し、葉を覆う銀色の毛は湿気を保ち高山の強い日差しから身を守るのに役立っているそうです。
「アリウム・ケルヌーム」(奥)、「エリゲロン・アウレウス」(手前)です。我が家の「クリスタルアリウムロゼア」という園芸種も毎年咲きますが、この原種は凄く素敵ですね~。エリゲロンも最近園芸種でいろいろと出て来てますね。植えられてる方も多いと思います。
「カリフォルニアフクシャ」だそうです。
この高山植物室は、最初は涼しくて快適でしたが、だんだん寒くなってきて、長居はできない状態になってしまいました。
次回は「展示室」と、「フラワーホール」等をUPしますね。