番組表で偶然見て興味を持ち録ってあった「壮観劇場」を見終えました。
エンドロールの最後の「北斎の天井絵」で幕を閉じましたが、この番組自体は昨年放送されたもののようで、ご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、デジタル化されるプロジェクトも始まっているそうですが、思わず撮ってみましたのでご紹介しますね。


お馴染みの「北斎」の版画ですが・・
あまり知られてない「肉筆画」が紹介されてまして・・

リクエストをされながら描いた一点物の「肉筆画」ですね
此方の「北斎」のパトロン的存在だった豪商「高井鴻山さん」の「記念館」にも保存されてるようです。
「小布施」に長く滞在されていたそうで個人で持っておられる方もいらっしゃいました。

どんな発想で描かれてるんでしょうね~
こちらも素敵です。そして・・


屋台も創作なさってるんですよね。
「エンジェル」や、想像の動物等もいますよね
敢えて「人」より「屋根瓦」を大きく、
二等辺三角形で、緊張感を表してるとか・
こちらは90度顔を傾かせて・・
こんなに小さく富士山が見えるはずはないのに・・という感じで・・「北斎マジック」だそうです。
海外の人たちにも人気の「北斎」は有名な画家たちにも影響を与えました。

音楽家にも影響を与えています。
百人の中に、日本人唯一で選ばれてます。
「歌川広重」は「文学的な要素」を入れていますが・・
一目で分かるように描かれてるから海外でも人気があるということでした。
そしてそしてこちらの「本堂」の「天井」に・・・
これが、亡くなる1年前89歳で完成したという、畳二十一畳(5.5×6.3m)の、170年色あせていない世界で一点の「天井絵」です。
「貝殻から作った特殊絵具」や、「青色等」の顔料は中国からとりよせ、金箔は(4400枚)
使われてるそうです。
「龍」は自分を表した「絶筆」と言われている「富士越龍」です。
天井絵はまさに「壮観」でしたね。


































































天井絵はまさに「壮観」でしたね。