瑞 色 含 春
皆様のご健康とご多幸を祈念いたします。
新年のご挨拶が遅れまして申し訳ございません。
昨年はたくさんのお付き合い有難うございました。
拙いブログですが、今年も宜しくお付き合い下さい ね。
さてさて、昨年の暮の30日に奈良(橿原)へ帰省したのですが、途中の御所市を過ぎたあたりで短時間でしたが吹雪になりまして、ちょっとアノ「冬ソナ」シーンを思い出してしまいました~。
そして元旦の朝も雪が舞い、何年ぶりかの奈良盆地の底冷えを実感しました。
その奈良県出身のpekoが昨年応募したエピソードが、フリーペーパーの新春特別号の「県外出身者が見た和歌山」と言う欄に掲載されました~。
で、ちょっと面白そうなものをピックアップしてご紹介しますので、楽しんでいただけたらと思います。
見出しには「あがらも和歌山感じよら」(われわれも和歌山を感じましょう)と書かれてました~~。
私のエピソードは幾分省略されてて、「京都で下宿している次男と和歌山弁の話になりました。(略・・)友人から(水セッタ)は和歌山弁だといわれてショックだったようです。」となってましたが、皆さん解ります (ビーチサンダルのことです)
「習慣」もありましたがやはり言葉関連が多いですね。
では・・
歯にこまった→歯に物が挟まった事
イチゲツ→一月
おいやん→おじさんのこと。
つんじゃある→車が混むこと
バイクを押すことを「つく」という。
おっぱ→おんぶの事 カダラ→身体
「つれもていこら」(いっしょにいこう)は、街のあちこちで、フレーズになっていて、「つれもてしよら(みんなでしよう)シートベルト」なんていう紀の川市の看板もあります。この「いける」は、「できる、できる?大丈夫、大丈夫?」のすべてにおいて連発されているようです。
「しか」という方言は、私の周りでもよく耳にします。投稿されたかたも「他県ではありえないのでは?」と書かれてましたが、「こっちしかいい」(こちらのほうがいい)と言った使い方をされます。
そして、究極は「ザジズゼゾ」の発音が出来にくい(?)ことなのですが・・
エピソード・・ある楽器店で和歌山出身の店員が店長に○○の在庫調べを頼まれて調べて戻って店長に、「でんでんだいこがありません」といったそうです。店長は「でんでんだいこなんてあったかな?・・・」(解ります?楽器店なのでこんな会話になったのですね)
どうきん→雑巾 だぶとん→座布団 こう発音してる叔母さんに指摘すると「わたしらでんでんゆうてないで~。デッタイゆうてへんわな~」と答える和歌山のおばちゃん最高です。と書かれていた方もおられました~。
川柳にもたくさん「和歌山らしさ」が満載でした。
「おおきによ」よ~が元気をくれる朝
梅干はからだに良いさけたべなあよ (体にいいからたべてね)
足ぶつけ にえてしまった・何の煮物?(にえる→あおじむこと)
人はある、物は居てると言うじいちゃん (コレ、年下の友人も言いますね。)
他にもたくさんの言葉のエピソードが載ってまして、他県出身者の方々の戸惑いに共感出来たり、素朴な暖かい和歌山弁の良さを再認できてよかったです。
ちょっとブレイクタイムにでも話題にしてみてくださいね。