「おきたか?」 「おなかすいた~。」 ぴゅるぴゅる鳴きながら、もそもそ動くヒナちゃん。
海遊館のキングペンギンひな、続きです。
よっこらしょっと~、立ち上がりました。足がまだしっかりと立たないので、ふらつきます。お母さんがそっとクチバシを寄せます。
えいっっと首を伸ばして、お母さんの口の中に。開いたクチバシを親子で直角に合わせています。なるべくこぼれないように、外敵に横取りされないように。
「ふう~。」 食べたらパッタリ。頭だけお母さんのおなかの下に入ってます。
生まれて数日のヒナは、ごく短い羽毛にびっしりと覆われています。見た目はビロードのよう。
身体が小さくて自分で体温を保つことが難しいので、親に温めてもらっています。食べる時以外はほとんど親のハラの下で眠ってます。
ヒナの成長、各地のひな写真で見ていきます。つづく。