ひえひえでちゅ~。零下5度くらいの旭山動物園で雪を楽しむヒナちゃん親子。
同じように寝転んでいても、ヒナとオトナでは積もっている雪の量が違います。近寄ってみると、大人の背中に載った雪は少し解けてきているのです。
亜南極の厳しい冬を越すために、ヒナの羽毛は性能抜群。防寒力にすぐれたオトナ羽毛よりもさらに、体温を逃しにくいのですね。
こちらは海遊館のキングひな。お父さんと氷浴び修行中。きっと、かき氷が涼しいのでしょう。
ヒナのモコモコ羽毛即ち幼綿羽は、防寒に特化しているので、防水性はありません。もし野生個体が水に濡れたら、乾くまで寒いし重いし、大変かつ深刻なことになるかも。
でも葛西臨海水族園で生まれ育ったキングは、ヒナの頃から泳いでいたそうです。写真を見たことがあります。亜南極ほど気温低くはないので、へっちゃらなんだと思います。