海遊館、今月初旬のキングペンギン。この写真では2羽がタマゴを温めています。
海遊館では7月から8月にキングペンギンが産卵、9月10月にヒナが誕生するのが通常コース。
この時は6羽くらいが抱卵姿勢をとっていました。ただし同性ペアもいたかも。
上と同じ抱卵個体が写っています。真ん中に立っているのは、少し前の回で登場した『マユゲちゃん』、本名キング200番さん(海遊館では愛称をつけてないので勝手に命名)。
じつは、右側抱卵キングのタマゴを産んだのが十中八九マユゲちゃんでして。
「調子ど~や?」 「絶好調やで。見たって~な。」 タマゴを確認しています。
彼らは気づいていませんが、このタマゴはニセモノ。大切なホンモノのタマゴは人が回収して孵卵器に入れ、代わりに偽卵を抱卵させておきます。で、ホンモノが孵卵器内で孵化する直前に、親に戻すのだそうです。
抱卵個体は近づく者を片っ端から攻撃しますが、相方だけは例外。なので、「あのタマゴのもう一方の親は誰か」、見ていればだいたいわかります。