先月のキングひなちゃん。お父さんのお腹の下で横になっているところで、このくらいサイズでした。
ちょうど1ヶ月後、ここまで大きくなりました。もうジェンツーよりも大きいです。首を曲げてお昼寝ポーズも一人前。
ヒナについているのは、フリッパーバンドが正しければ、上の写真とは別のオス。ダブル父親ということに。すなわち仮親で、他のペアが産んだタマゴの子育てを請け負っているのです。
先月のキングひなちゃん。お父さんのお腹の下で横になっているところで、このくらいサイズでした。
ちょうど1ヶ月後、ここまで大きくなりました。もうジェンツーよりも大きいです。首を曲げてお昼寝ポーズも一人前。
ヒナについているのは、フリッパーバンドが正しければ、上の写真とは別のオス。ダブル父親ということに。すなわち仮親で、他のペアが産んだタマゴの子育てを請け負っているのです。
「交代完了。」「よし。」タマゴの受け渡しを確認?して、びしっと見守りポーズを決めるコミミちゃん(勝手に名前つけてます)。カレは体格が立派なので、抱卵姿勢をとるとすごいボリュームに見えます。
お隣では、別のペア片割れが抱卵中。
「ほな、行ってくるで。」「行っといで。」休憩に出かけるコミミちゃん、カレに身体をすりすり。
「わるいなぁ、ほんまに。」「かめへん。」
「いちゃついてんと、さっさと行かんかいっ。」いらつくお隣。ケンカを期待する?野次ペン。ちょっと面白いシーンでした。
「ちょっと交代してほしいねんけど。」「ええで。」前回登場の仲良しキングペア、タマゴ温め係の交代をします。
このタマゴを見せている体勢から、タマゴを相方の前に出し、相方がそれを足の上に載せてハラの皮をかぶせるまで、上手いペアだと素早く終了。
で、あっという間にタマゴを受け取ったカレは抱卵姿勢になってます。
さて、先頃ご紹介しましたイクメン王様が単独でひたすら育児を続けております頃、
お隣では仲睦まじく2羽寄り添って抱卵するペアが。左がタマゴを温めているメス、右は見守り役のオス。この2羽はいつもとても仲良しです。
ペンギンはペアで抱卵子育てをしますが、分担に大きな偏りがあったり、相方にまかせっきりだったり、ときには両親ともに放棄してしまうこともあります。
前回のこの写真、抱卵姿勢の2羽のうちどちらが本当にタマゴを温めているか、でしたが。
正解はこちら。向かって左がタマゴ持ち。右はご覧のようにノビをしたらタマゴないのが見え見え。気分だけ抱卵です。
「タマゴの調子はどうかいな」時々点検して、ついでにタマゴを動かしています。
ただし、タマゴはニセモノ。貴重なキングのタマゴはタマゴどろぼー(飼育員さん)が回収して孵卵器に入れてあるのだそうです。孵化が始まる頃、親にホンモノを返します。
こんなふうに足の上にタマゴを置いたままで、片足を上げて頭を掻いていたのです。すごいワザですね。
海遊館、9月にはタマゴ温め中のキングがまだまだいます。さて、こちらの2羽、どちらのハラの下にタマゴがあるでしょう? 1羽は疑似抱卵、気分だけタマゴあたため中です。正解は次回。
9月の海遊館、ちっちゃなキングペンギンのヒナ発見。お父さんが面倒見中。
お父さん、フリッパーだけでなくお顔もドロドロに汚れたままで、一心にヒナの世話をしています。
じつはこのお父さん、ちょっと前までは男子仲間でおバカなことをやってました。「あのコが立派に・・・」と、感慨もひとしお。ただし、このヒナが自分の子なのか代理親をやっているのかは不明です。
よく似た姿でたたずんでいます、ペンギンではない何者か。いきなり飛び立ったりすると「えっ、ペンギン飛べるん?」と驚く声も。これはゴイサギです。
ゴイサギの成鳥はご覧のようなクールな配色ですが、亜成鳥は茶色系ゴマ模様です。ペンギン池に来ることが多いので、観察してみてください。