Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ブルゴーニュ風味付けのアイロン

2010-04-02 | 雑感
今や世界で最もその家庭電化商品が注目されているのブルゴーニュの企業SEBグループの商品を購入した。火曜日に使用中のアイロンが燃えたからである。プラスチック部が溶け出した。理由は判らないが、十五年ほど使っているので断熱材が駄目になったのだろうか?

この度壊れたAEG社の商品PERFECT4040は、調べると40マルク以下だったような感じだが、マルクがそのもの二倍のユーロになった物価上昇からすれば至極普通である。カルクで目詰まりすることも全くなかったので新品同様で気持ち良く使えていた。但し、ワイシャツなどの白い部分に汚れが付くようになっていて、ステンレス面がテカテカニなって来ていて、先々月ぐらいに態々アイロン磨き紙を購入して掃除したばかりであった。やはり寿命が来ていたと考えても良いだろう。

その点今回購入したTファル社のFV 4570は色々な工夫がなされていて、特にアイロン面は丁寧なコーティングが売り物になっている。実際ワイシャツに糊付け部分をアイロン掛けすると綺麗に仕上がる。更に今まで持っていなかった蒸気拭き機能 ― 実際は付いていたのだが初めから今回のもののように激しく吹き出さなかった ― があるので早速試してすた。蒸気を掛けてスーツの皺が伸びたのでこれは大変助かる。

但し、そのデザインから腰が張り出していて、使用するアイロン台のアイロン置き場所が使い辛くなった。良く見ると、そこでゴムの緩衝体が汚れを付け、滑走面が傷む可能性があるので、無理してそこを使わないで、コルクの貼ってあるランチョンマットを裏返しにそこに固定して新たな置き場とした。

これで一応問題なく使える状態となったが、上の腰の張りが大きいために、アイロンを立てる時に普通以上に手首を返す必要がある。特に今日は昨日のクライミングの疲れがあって手首が廻り難い。おそらく女性の方が柔らかいので問題がないのであろう。女性の意見を聞いてみよう。

総じて、典型的なフランス商品で発想やデザインは良いが、ドイツ製の機能性やきれいな仕上がりとは大きく異なる。これで結構傷みながらどれぐらい使えるかが興味深い。すくなくとも十五年はもたないような気がする。送料込みで41,98ユーロが心理的に何年で償却するだろう?それ以上に、アイロン掛けがより快適なものになるかどうかも重要な観点であろう。
コメント (4)
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