最近日本にも進出したらしいレッドブルというスポーツコーラ飲料水の雑誌が新聞折込に入っている。既に十冊分を数えて、捨てていないものが手許に残っている。そもそもその製造元のオーストリアのオーナが、F1グランプリのニッキー・ラウダの航空会社とは反対方向へと、スポーツスポンサーとして、ザルツブルクのサーヴスTV局のメディアから更に手を広げており、シュヴァルツネッカーカリフォルニア知事などにも共通するバイエルンのそれとは違う如何にも山国らしい野卑な雰囲気を十分に醸し出している。
さてその雑誌は、最初から最後までエクストリームスポーツの数々が扱われており、我々が見てもこんなことが可能かと思わせる反面、これがスポーツだろうかと思わせるような写真や演者がひっきりなしに登場する。しばしば有名人としてクリント・イーストウッド監督などがその公式なドイツ系の伝記記者と登場することがあっても、殆どは上昇気流にあるスポーツ選手が殆どである。
その中に読売巨人軍の坂本選手への取材の成果は何度にも分けて特集されていた。その持ち物リストとか野球道具がそのルールとともに説明されていて、プロ野球の応援や各球団のサポーターの状況なども紹介されていた。日本市場進出ゆえか筍族の後釜なども紹介されていて、あまり普通の人は知らないような若者の新風俗までが取材されている。
全体の記事の中でスポーツ的な活動紹介として、スタントウーマンでもあるシティーフリーランナーやマウンテンバイクやフリーライドスキーに並んで、オーストリアのヴェトナム系のプロフリークライマーも紹介されていて、彼はYOUTUBEでも御馴染みである。
最新号では、改めてアルペンスキーのトニーザイラー亡きあとのキッツビューエルのハーネンカムの滑降ルートが紹介されている。そのスタート直後の滝は私が滑ろうとして断念した所である。滝の上部は何処の滑降コースでも同じであるが、そこは飛び越えるようになっているので、着地場所に比べて傾斜が強く斜面が整備されていないので普通に滑るようには、全く考えられていないのである。
それにしてもコーラも健康に害であるが、こうしたスポーツの類もこうして見世物となるときに殆どサーカス化していて、命知らずのその危うさと、観衆のストレス発散が商業構造のなかで合致するようになっている。なるほど喫煙や飲酒もそうした側面が少なからずあるが、体を使うから必ずしもスポーツが健康というものではないことだけは確かである。スポーツも害毒であればスポーツ飲料もそうである。しかし、白ワインが内臓の治療に用いられていたのも、害のない薬は存在しないからである。良薬は口に苦し。決して甘くはないものなのだ。
さてその雑誌は、最初から最後までエクストリームスポーツの数々が扱われており、我々が見てもこんなことが可能かと思わせる反面、これがスポーツだろうかと思わせるような写真や演者がひっきりなしに登場する。しばしば有名人としてクリント・イーストウッド監督などがその公式なドイツ系の伝記記者と登場することがあっても、殆どは上昇気流にあるスポーツ選手が殆どである。
その中に読売巨人軍の坂本選手への取材の成果は何度にも分けて特集されていた。その持ち物リストとか野球道具がそのルールとともに説明されていて、プロ野球の応援や各球団のサポーターの状況なども紹介されていた。日本市場進出ゆえか筍族の後釜なども紹介されていて、あまり普通の人は知らないような若者の新風俗までが取材されている。
全体の記事の中でスポーツ的な活動紹介として、スタントウーマンでもあるシティーフリーランナーやマウンテンバイクやフリーライドスキーに並んで、オーストリアのヴェトナム系のプロフリークライマーも紹介されていて、彼はYOUTUBEでも御馴染みである。
最新号では、改めてアルペンスキーのトニーザイラー亡きあとのキッツビューエルのハーネンカムの滑降ルートが紹介されている。そのスタート直後の滝は私が滑ろうとして断念した所である。滝の上部は何処の滑降コースでも同じであるが、そこは飛び越えるようになっているので、着地場所に比べて傾斜が強く斜面が整備されていないので普通に滑るようには、全く考えられていないのである。
それにしてもコーラも健康に害であるが、こうしたスポーツの類もこうして見世物となるときに殆どサーカス化していて、命知らずのその危うさと、観衆のストレス発散が商業構造のなかで合致するようになっている。なるほど喫煙や飲酒もそうした側面が少なからずあるが、体を使うから必ずしもスポーツが健康というものではないことだけは確かである。スポーツも害毒であればスポーツ飲料もそうである。しかし、白ワインが内臓の治療に用いられていたのも、害のない薬は存在しないからである。良薬は口に苦し。決して甘くはないものなのだ。