バーデン・バーデンからメールが入っていた。出演者の変更とあり、詐欺のルツェルンではないので驚きはなかったが、開いてみると次のようにある。
引用始まり
敬愛なる皆様へ
遺憾にも2013年復活祭音楽祭で夜の女王を歌うソプラノ歌手シモーネ・クレメスは、気管支炎症状でプローベ並びに本番を思い留まることになった。この場を借りて、彼女にと同時に彼女になり替わり、逸早い回復を祈りたい。近いうちに新たなプログラムに参加願いたい。
この緊急事態を救ってくれたのは、シュテュツガルト歌劇場のスター歌手アンナ・デュルホフスキーであり、既にベルリンやヴィーンで夜の女王として成功を収めている。2014年には彼女はこの役をメトロポリタン歌劇場で歌うことになっている。
この歌手のバーデン・バーデンでのデビューが楽しみであり、既に昨日のプローベにおいてその主役ぶりに聞き耳をたてさせた大物歌手ぶりを皆様にお約束するものである。どうぞ、変わることなくサイモン・ラトル指揮ベルリナーフィルハーモニカ―の超一流の「魔笛」をお楽しみに。
支配人
アンドレアス・メルヒツェブハウザー
引用終わり
そもそもクレメスの名前からしてドイツ系の歌手でどこかに名前の印象があるぐらいで、どれぐらい歌う幾つぐらいの人かも知らない。代わりの若い女性が東欧系の若い女性位のことも分かるが、どちらがどうなのかも全く分からない。最後に書かれているように、ザルツブルクからの伝統で、ベルリンの交響楽団が音楽監督とオペラピットに入ることにしか興味はなく、歌手はそうした管弦楽団の特徴から音程をあまり外さない歌手が選ばれるぐらいの認識しかないのである。
指揮者のインタヴューにあったようにヴァーグナーやヴェルディを歌うような大物歌手と呼ばれるものを読んでくるには準備不足であり、ザルツブルクとの関係が悪過ぎることは理解していた。なるほど一部のオペラファンやメディアやマネージメント連中などには重要なのかもしれないが、未だにだれが歌うのか知らず、当日のプログラムなどで休憩時間にプロフィールを読んでなるほどなと思うの昨今の私の立場である。
参照:
ラトルが語るその辞任の真意 2013-03-16 | 文化一般
復活祭への少しの思い入れ 2012-03-16 | 暦
モーツァルトを祀り上げる 2006-10-03 | 音
引用始まり
敬愛なる皆様へ
遺憾にも2013年復活祭音楽祭で夜の女王を歌うソプラノ歌手シモーネ・クレメスは、気管支炎症状でプローベ並びに本番を思い留まることになった。この場を借りて、彼女にと同時に彼女になり替わり、逸早い回復を祈りたい。近いうちに新たなプログラムに参加願いたい。
この緊急事態を救ってくれたのは、シュテュツガルト歌劇場のスター歌手アンナ・デュルホフスキーであり、既にベルリンやヴィーンで夜の女王として成功を収めている。2014年には彼女はこの役をメトロポリタン歌劇場で歌うことになっている。
この歌手のバーデン・バーデンでのデビューが楽しみであり、既に昨日のプローベにおいてその主役ぶりに聞き耳をたてさせた大物歌手ぶりを皆様にお約束するものである。どうぞ、変わることなくサイモン・ラトル指揮ベルリナーフィルハーモニカ―の超一流の「魔笛」をお楽しみに。
支配人
アンドレアス・メルヒツェブハウザー
引用終わり
そもそもクレメスの名前からしてドイツ系の歌手でどこかに名前の印象があるぐらいで、どれぐらい歌う幾つぐらいの人かも知らない。代わりの若い女性が東欧系の若い女性位のことも分かるが、どちらがどうなのかも全く分からない。最後に書かれているように、ザルツブルクからの伝統で、ベルリンの交響楽団が音楽監督とオペラピットに入ることにしか興味はなく、歌手はそうした管弦楽団の特徴から音程をあまり外さない歌手が選ばれるぐらいの認識しかないのである。
指揮者のインタヴューにあったようにヴァーグナーやヴェルディを歌うような大物歌手と呼ばれるものを読んでくるには準備不足であり、ザルツブルクとの関係が悪過ぎることは理解していた。なるほど一部のオペラファンやメディアやマネージメント連中などには重要なのかもしれないが、未だにだれが歌うのか知らず、当日のプログラムなどで休憩時間にプロフィールを読んでなるほどなと思うの昨今の私の立場である。
参照:
ラトルが語るその辞任の真意 2013-03-16 | 文化一般
復活祭への少しの思い入れ 2012-03-16 | 暦
モーツァルトを祀り上げる 2006-10-03 | 音