ラディオで年金お話が流れていた。北欧の扱い方などを参考としたフレクシブルな年金体制への議論である。高齢化に伴って、能力のある人は七十になろうが八十になろうが楽しみながら意欲があるということで、一律な年金制度を止めて、各々の意思に従う制度にしようとする考え方である。つまり、労働を強制することなく、年金制度を護りながら且つ労働市場に穴を埋めようとする考え方である。同時に年金の破綻を食い止める。理に適った考え方であるが、どれほどの人が楽しみながら仕事を続けるかは分からない。
多くの人は何時まで生きれるか分からないというので、早めに年金を取り返して、楽をしようとしていると思っていたが、意外にそれだけではないようだ。勿論、年金受給を遅らせば遅らせるほど額が増えるので、生活に余裕が生まれるのは当然であろう。また反対に早めに年金を受け取る人は死ぬまで足りない年給で暮らさなければいけないことになる。
ナーヘのデンノッフ醸造所でのゲスト醸造所「キュンストラー」のリースリングについて、まだ書いていなかった。結論からすると旦那に言ったように十年前に出かけたときよりも大分印象が良かった。理由は分からないが、そこのパフューム風の味付け感が背後に隠れて、とても繊細なリースリングに仕上がっていた。試飲したワインは、テロワーの違いを際立たせた、ホッホハイムからタール、リュデスハイムのロットとあった。もちろん真ん中は態々距離のあるホッホハイムの醸造所に頼らなくとも地元の醸造所のよりよい地所のワインとは比較しても仕方がない。しかし最後のものはブロイヤー醸造所との比較になり、どれも州立醸造所との比較になる。なるほど彼の強いテロワーが出ていたがそれ以上の興味は湧かなかった。しかしホッホハイム周辺の馴染みの地所からよいものがあった。
その一つヘーレは、今まであまり購入していないが、なかなか上手に纏めてあった。アーモンドの気持ちよい苦味感の後味は抜群で、残糖と酸のバランスが絶妙過ぎて、酸を感じないほどだ。テロワーの出し方といい、決して容易ではないテロワーのホッホハイムで大変健闘している。
アメリカのピューウリサーチの調査結果が出ている。合衆国の対外イメージへの最新調査結果である。欧州では酷く、連邦共和国で半数しか良いイメージを持っておらず、45%は悪いイメージとされている。これはロシアに対する悪評に次ぐとされる。なによりも市民権を尊重しない国で、そこに軍事国として嫌われる。戦後長く感謝すべき国とされたその反動だとも考えられるようだ。またトルコも含む中近東では言わずもがな評判が悪い。一方、アフリカ諸国だけでなくてインドやヴェトナムそしてメキシコなどでは未だに人気がある国となっているらしい。調査を見ると中共との比較があって、ワシントンが二大国と意識しているのが良く分かる。
沖縄問題からそして安倍政権の従属姿勢へと日本でも合衆国への従属姿勢が明らかにされつつあり、恐らくマスメディアが原発報道同等に報道規制をかけているからこそ合衆国への批判的な視座は十分に浸透していないに過ぎないだろう。しかし、あまり市民権を侵害するようなことをすれば、沖縄知事が警告するように日米関係に取り返しの付かないようなことになるだろう。大韓民国の例を見ても分かる。
参照:
カウンター攻撃の自己欺瞞 2015-06-21 | 歴史・時事
刃物要らずの親方殺し 2015-06-11 | 試飲百景
十分検討に値するやり方 2014-12-13 | 文学・思想
多くの人は何時まで生きれるか分からないというので、早めに年金を取り返して、楽をしようとしていると思っていたが、意外にそれだけではないようだ。勿論、年金受給を遅らせば遅らせるほど額が増えるので、生活に余裕が生まれるのは当然であろう。また反対に早めに年金を受け取る人は死ぬまで足りない年給で暮らさなければいけないことになる。
ナーヘのデンノッフ醸造所でのゲスト醸造所「キュンストラー」のリースリングについて、まだ書いていなかった。結論からすると旦那に言ったように十年前に出かけたときよりも大分印象が良かった。理由は分からないが、そこのパフューム風の味付け感が背後に隠れて、とても繊細なリースリングに仕上がっていた。試飲したワインは、テロワーの違いを際立たせた、ホッホハイムからタール、リュデスハイムのロットとあった。もちろん真ん中は態々距離のあるホッホハイムの醸造所に頼らなくとも地元の醸造所のよりよい地所のワインとは比較しても仕方がない。しかし最後のものはブロイヤー醸造所との比較になり、どれも州立醸造所との比較になる。なるほど彼の強いテロワーが出ていたがそれ以上の興味は湧かなかった。しかしホッホハイム周辺の馴染みの地所からよいものがあった。
その一つヘーレは、今まであまり購入していないが、なかなか上手に纏めてあった。アーモンドの気持ちよい苦味感の後味は抜群で、残糖と酸のバランスが絶妙過ぎて、酸を感じないほどだ。テロワーの出し方といい、決して容易ではないテロワーのホッホハイムで大変健闘している。
アメリカのピューウリサーチの調査結果が出ている。合衆国の対外イメージへの最新調査結果である。欧州では酷く、連邦共和国で半数しか良いイメージを持っておらず、45%は悪いイメージとされている。これはロシアに対する悪評に次ぐとされる。なによりも市民権を尊重しない国で、そこに軍事国として嫌われる。戦後長く感謝すべき国とされたその反動だとも考えられるようだ。またトルコも含む中近東では言わずもがな評判が悪い。一方、アフリカ諸国だけでなくてインドやヴェトナムそしてメキシコなどでは未だに人気がある国となっているらしい。調査を見ると中共との比較があって、ワシントンが二大国と意識しているのが良く分かる。
沖縄問題からそして安倍政権の従属姿勢へと日本でも合衆国への従属姿勢が明らかにされつつあり、恐らくマスメディアが原発報道同等に報道規制をかけているからこそ合衆国への批判的な視座は十分に浸透していないに過ぎないだろう。しかし、あまり市民権を侵害するようなことをすれば、沖縄知事が警告するように日米関係に取り返しの付かないようなことになるだろう。大韓民国の例を見ても分かる。
参照:
カウンター攻撃の自己欺瞞 2015-06-21 | 歴史・時事
刃物要らずの親方殺し 2015-06-11 | 試飲百景
十分検討に値するやり方 2014-12-13 | 文学・思想