Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ドイツ統一に集うところ

2015-10-03 | 
ドイツ統一二十五周年である。本日は、大統領、首相らがドイツ最初の議会地フランクフルトに結集する。市民革命を受けたパウルス教会でのドイツ最初の議会だったが、明治維新政府はその事象を敢えて無視したことから、日本ではまだ市民革命が成就していない。それを経て初めて「普通の国」になれるのだ。そしてそれが漸く今期待されている。

普通の国になって初めて、軍事力をその社会にも取り込むことが可能となる。それは警察力でも同じである。連邦共和国では、警察に市民が銃殺される事象が頻繁に起きている。先日もテロリスト容疑者がベルリンで無差別テロの行為最中に銃撃され、自傷も含めて死亡している。しかし、合衆国の警察の黒人への発砲のようには事件にもならない。それはなぜなのか?

私自身、地元の連邦警察官に銃口を向けられることがあったが射殺されることもなく、それほどの危険は感じることもなく、それを撮影することも出来た。YOUTUBEに上げれば恐らく話題になるだろう。しかしその背景には社会の中での信頼関係があることも無視できない。

なるほどシュトュツガルトでの駅開発に伴う反対運動では、過剰警備で失明などの事件が起きて、その事件が今検証されているが、投石などがあって、高圧放水が為されたのは当然の処置であったかもしれない。完全に防御されていれば投石でも大事に至らないかもしれないが、やはり投石は暴力行為に違いない。その映像が残っているらしい。

そのような事件があって、またフクシマ禍があって、初めての緑の党の州政府が誕生した。これも経過であり成果である。メルケル首相が「私たちはやれる」と豪語して、難民の受け入れに尽力したことで、その母体政党CDUの支持率は2%低下したようである。国民の51%が難民の尋常なら無い数に不安を感じているからである。これも経過である。

祝日前ということで、買い物をした。朝早くパン屋に行き、走ってから肉屋に向かった。そして夕方は、八百屋に行って、帰りに石切り場に登りに行った。この三日間晴れ間を使って、動き回ったので可也疲れた。一杯飲んで、食事をしたら、我慢できずに寝床へと向かった。



参照:
押し競饅頭押されて泣くな! 2015-09-16 | 音
地域性・新教・通俗性 2006-12-18 | 音
コメント (3)
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