Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

バイパス道路区間閉鎖中

2015-11-04 | 雑感
バイパス道路の進入ランペが工事中である。アウトバーンの進入路と同じだが、本線は片側一車線のバイパスでしかない。そこで旧街道は迂回路として使われていて渋滞している。それでも我が家の前までにもう一つの進入路があるので、そのお蔭で静かな生活は変わらない。交通は若干増えている程度で、気候の良いときの週末程度だ。工事の費用は計り知れないが、その価値が出るとすれば、ワイン街道の北の端グリューンシュタットまでバイパスが伸びる時だろう。恐らくそれを計算しているからこそ、南北への車が一旦停止することなくバイパスに進入できるようにしているのだろう。勿論、反対車線に乗り移る必要が無くなれば、そこで上下車線を分断できる。つまり現行の時速70KM制限の限界値を上げることが可能になるだろう。

我が家からすると、パリまで車を走らせようとするならば、門を出てからただ一か所の交差点の信号を超えて、二つのランナアバウトを通過すれば、バイパスに侵入して、そこからA6に乗り移り、フランスの最初の料金所まではノンストップで走れる。必要ならば自動改札にすれば、一度も停車しないでパリの環状まで行き着くことが可能となる。ミュンヘン方面には、今でも信号が途中一か所も無いので、夜中ならば短時間で移動できるのである。なによりも燃費を極力下げることが可能となり、このような走り方では殆どハイブリット車の効果は上がらないのかもしれない。流石にミュンヘンのレジデンス駐車場まで乗りつけようと思えば、ミュンヘン市内には信号が多いので、恐らく数回はストップしなければいけない。道路は進入路だけでも可成りの建設費が掛かるが、一度整備すれば最終的には経済効果で帳消し可能なのだ。

フランクフルトはここ暫く快晴のようだが、なぜかプファルツは霧が高く昇ってそこに止まる日が続いている。だから気温もあまり上がらないで、本格的な冬模様だ。それでも十月が悪かった分、何か抜けきった感じが強くて、快適な11月といった雰囲気がある。朝は霧が懸かり、気温も摂氏2.5度ほどと肌寒いが、陽が出るようになると暖かくなるらしい。週後半は霧が晴れそうだ。

VWの排ガススキャンダルがポルシェへと再び飛び火する火種が撒かれた。件のソフトを使っているのは当初から否定されているが、実車で基準値九倍であると報じられた。ポルシェもAUDIも同じように高所寒冷試験をしているのを見ていたのでこれには驚かない。寧ろ、今回地殻変動を与えかねないのは、本国内でのリコールの処理だろう。消費者保護団体によると、対象となる殆どの二年保証が切れているオーナーに、代車費用もその手間暇も保証されないというのである。これがそのまま来年当初から実施されれば、VWは壊滅的になる可能性がある。消費者保護の法律内だけで今回のリコールがなされるとしたならば、誰も黙っていないに違いない。少なくとも代車費用は出すべきだ。



参照:
ストリーミングいろいろ 2015-11-01 | マスメディア批評
血祭りに上げられるVW 2015-09-22 | 生活
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