Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

華為製品を買い物籠に

2018-04-18 | テクニック
プライムシートという無料でデジタルコンサートホールを聞けるサーヴィスを試してみた。デジタルコンサートホールの音響面を担っている日本の企業体であるから日本国内限定無料なのだろう。我々音楽ファンにとっては動画はどちらでもよいことの方が多く、ハイレゾリューションで無料で聞ければあとはトレイラーだけを見ていればもう要らない。試してみるとやはり重かった。少なくとも現在の私のスピードでは少しだけ音を聞けたぐらいであとは流れなかった。今回は断念するしかないが、八月のベートーヴェンプロはこれで聞いてみたい。

そのためにこちらの環境を整えるべく、昨年二月から懸案となっていたグラスファイバー回線へと移行する手続きを取った。机周りだけでも三種類の電話回線と少なくとも五つの電話番号があるので、これを整理するのも目的だったが、その支払元など様々で複雑だったのだ。どうも一つの番号は廃止にしないことには、回線数を減らすことは難しいようで、先ずは新しい契約についてくる新たな二つの番号が増えて、全部で七つの番号になる。最初半年は割引価格なので、それが切れるまでにもう一つの回線を解約すれば事実上月々の全支払額は殆ど増えない。

なによりもインターネット回線が二つになることで偶に起こる「音信不通状態」を避けることが可能になるだろう。そしてなんといっても毎秒27.9MBit以上のダウンロード、2.7MBit以上のアップロードが保証されるために、現時点での大抵のネットでのコンテントは問題なく落とせる筈だ。今回は間に合わなかったが、今まで遅れたのには最初の導入時期のよりよいお得なオファーを躊躇させた原因は他にもあったからだ。なによりもそれ用に準備されているルーターの評判が悪く、飛びにくいという事だった。

グラスファイバー化を果たしても現在使っているデジタル回線は維持するためにルーター二機がWiFiを飛ばすことになって猶更その性能や安定性が問われた。しかし評判は散々だったので、そのモデルが一掃されるのを待っていたのである。独テレコムのやることであるから、その予定数を導入時期のお徳用パックで捌いてしまわない限り、それに代わる機種に力を入れない。漸く、通常にルーターと一緒に注文して、月々賃貸料払っても新モデルが主力になってきたことを確認した。要するに少々安くても旧モデルは御免だったのだ。そして今回新モデルの賃貸料金が5ユーロ弱になっていて、アマゾンで購入すれば115ユーロなので二年も掛からずに償却可能となる。つまり買いだった。これで決心した。

これで上の速さならばデジタルコンサートホールもその他の生中継映像も少なくともこちらの速度でその質に制限が掛かる事は無くなる。室内のWiFiに関しては従来通りで使えるが、NASは新しい方がDLNAとも上手く使える可能性が高い。するとどうしても従来のルーターで構成しているWLANの方はサブのシステムになってくる可能性が高い。そこまで新システムがよいならば万々歳だ。そしてなんていうことは無い、メーカーは華為なのだ。流石に信頼おける独テレコムの選択だ。

最後までの問題はFAX専用にしている番号が移せないようなので、FAX番号が変わることになることだ。平素からその番号を使っているのは必要のない宣伝目的の業者なので全く問題は無く、もはや仕事でFAXを使う人は殆ど居なくなっている。少なくとも電子メール化している。個人的に最大の問題はその番号を印字してある名刺と便箋がまだまだあることで、便箋の方は印字で変更してしまえばよいが、名刺の方は少なくとも線で消さないと不親切かもしれない。大抵の人は電子メールか電話をする筈だが。携帯電話の番号もいれていないのでこれも手書きで加えることはしばしばあるのだ。勿論契約を解消する前にもう一度だけ番号移転も相談してみたいとは思っている。



参照:
Accept 華為 or 羽佳!?  2018-02-23 | 雑感
I love „Made in China“2018-04-08 | 生活
コメント
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