歯が欠けた。誰かに殴られた訳では無い。食前に、開けたザールの2016年産アルテレーベンに、残っていた角白ごまパンを齧っていた時だ。何か異物感があって、歯に挟まる感じがした。異物が混入していたのかと、通常あり得ない個人マイスターパン屋なので、材料に固い欠片が混入していたのかなと思った。急いで弛緩歯ブラシやら糸やら爪楊枝を総動員しても外れない。弄った部分から出血して指についたりしたが、若干そのような味覚が感じられた。鏡を見ても分らない。左の上の奥から三本目ぐらいだ。そこは丁度この二三年歯医者で炎症を起こしているとレントゲンを撮られたところでもある。
そして指で内側を弄っていると写真の小さな欠片が取り出せた。この米粒の欠片状のものが異物かと思ってみると歯が欠けていることに気が付いた。そしてそれがあった歯の内側が割れてぐらぐらとしている。分ってきた。レントゲンで写っていた歯の根元からの血流が走っているところで、その内側と外側で崩壊したようだ。親知らずを抜歯をしたときに崩壊するとかしないとかの事を思い出して合点が行った。根元が炎症を起こしていたので、簡単に全体が抜けるのでは無く、先ずは崩壊したようだ。しかし虫歯などの時にありがちなおかしな味もせずに、驚くことには外側は結構しっかりしている。
先ずは左側では折角の食事は叶わなかったが、右側で食して、無理してぐらぐらしているのを抜かずに置いた。先ずはこの内側がその内抜け落ちてしまうだろう。状況を観察していると出血もあまりないようで、歯茎もそれで炎症が激しくなった様子もない。そして面白いことに今までこの時期に炎症で何度か苦しんでいた訳だが、その時の外側の感じとは違って内側が痒い。なんとなく、いよいよあの炎症感ともそろそろお別れという感じになってきた。
恐らく内側のぐらぐらが大きくなって行き、丁度岩石が割れてその崩壊が合わせ仕掛けの様に簡単には外れない感じが続いて、内側の欠片が綺麗に抜けて仕舞うだろうと思う。その時も外側がしっかりしていれば、もう少し使えるかもしれない。もししっかりしたままならば、一度歯医者の予約を取って、可能性を考えて貰おう。外側がぐらぐらしてくるようならば、いよいよ放棄である。どちらにしてもこれで歯医者を避ける意味も無くなり、一度見せに行こうと思う。ある意味、肝心の炎症はここ一年ほど収まっていて、特に新しい電動歯ブラシを購入してからは炎症が酷くなることは無かったのだ。これでもう直ぐ気になっていた炎症とお別れすることになるのだろう。
時差の関係で板門店からの午前の中継は観れなかったが、午後は一部観れた。感動させた。分断中の南鮮も東西ドイツも知っているが、1989年のあの時よりも今日の方が遥かに感動した。理由はハッキリしていて、ドイツの統一以上に朝鮮民族の分割統治からの解放を心から期待するからである。ドイツの場合は民族として分断されても立派にやっていたが、朝鮮民族は列強に分割統治されている限り永遠に民族の悲劇から逃れられないと思うからだ。同じような憐憫は日本民族にも感じる。
朝鮮語は解しないが、戸外での会話などを中継で観ていると、金の方が積極的に話しており、その後のスピーチを見ても文が韓国人らしくなく落ち着いた知的なしゃべり口で感心した。ここまでお膳立てをした文の政治家としての実力も感じた。なるほど文大統領を信じてのこれまた勇気ある決断を金もしたのだろう。普段は他人から指示を受けるようなことのない独裁者が第三者の司会を聞く態度などに神経質なものを感じるが、若くダイナミックでオープンな指導者には違いないと感じた。その態度はどこか中小企業の三代目のような感じはするが、数字などもしっかり頭に入っていて国事が細かく話せる政治家のようだ。夫人の立ち振る舞いも同胞人のパーティーなのでとても柔らかい表情で会話をしていて、洗練されていて驚いた。
この先どのようになろうが私利私欲を捨てて、政治家として民族の解放という事を優先させた二人の政治家の功績に違いない。北朝鮮の思惑通りに南鮮の人々の心も北朝鮮の後ろにつく、合衆国の思うようにはもうならない。ここまでで金の指導者としての世界の評価は定まった。私利私欲に固執するトラムプや安倍などとは比較にならない大物である。
北朝鮮の非核化に関しては、安全保障の面から困難とされていたが、今回の南北の一体化が進むともはや北に他国が軍事行動を掛けることは考えられなくなる。南との相互関係が北の安全保証に寄与するという事になるのだろう。ゴルバチョフの政治をして政治学者はあり得ないと批評したが、民族の解放という悲願の前で捉われないナイーヴな政治をする可能性がこの若い指導者にはあるのではなかろうか。
参照:
オフラインの年末年始 2015-01-01 | 暦
二人の阿保のミックス 2014-01-06 | マスメディア批評
そして指で内側を弄っていると写真の小さな欠片が取り出せた。この米粒の欠片状のものが異物かと思ってみると歯が欠けていることに気が付いた。そしてそれがあった歯の内側が割れてぐらぐらとしている。分ってきた。レントゲンで写っていた歯の根元からの血流が走っているところで、その内側と外側で崩壊したようだ。親知らずを抜歯をしたときに崩壊するとかしないとかの事を思い出して合点が行った。根元が炎症を起こしていたので、簡単に全体が抜けるのでは無く、先ずは崩壊したようだ。しかし虫歯などの時にありがちなおかしな味もせずに、驚くことには外側は結構しっかりしている。
先ずは左側では折角の食事は叶わなかったが、右側で食して、無理してぐらぐらしているのを抜かずに置いた。先ずはこの内側がその内抜け落ちてしまうだろう。状況を観察していると出血もあまりないようで、歯茎もそれで炎症が激しくなった様子もない。そして面白いことに今までこの時期に炎症で何度か苦しんでいた訳だが、その時の外側の感じとは違って内側が痒い。なんとなく、いよいよあの炎症感ともそろそろお別れという感じになってきた。
恐らく内側のぐらぐらが大きくなって行き、丁度岩石が割れてその崩壊が合わせ仕掛けの様に簡単には外れない感じが続いて、内側の欠片が綺麗に抜けて仕舞うだろうと思う。その時も外側がしっかりしていれば、もう少し使えるかもしれない。もししっかりしたままならば、一度歯医者の予約を取って、可能性を考えて貰おう。外側がぐらぐらしてくるようならば、いよいよ放棄である。どちらにしてもこれで歯医者を避ける意味も無くなり、一度見せに行こうと思う。ある意味、肝心の炎症はここ一年ほど収まっていて、特に新しい電動歯ブラシを購入してからは炎症が酷くなることは無かったのだ。これでもう直ぐ気になっていた炎症とお別れすることになるのだろう。
時差の関係で板門店からの午前の中継は観れなかったが、午後は一部観れた。感動させた。分断中の南鮮も東西ドイツも知っているが、1989年のあの時よりも今日の方が遥かに感動した。理由はハッキリしていて、ドイツの統一以上に朝鮮民族の分割統治からの解放を心から期待するからである。ドイツの場合は民族として分断されても立派にやっていたが、朝鮮民族は列強に分割統治されている限り永遠に民族の悲劇から逃れられないと思うからだ。同じような憐憫は日本民族にも感じる。
朝鮮語は解しないが、戸外での会話などを中継で観ていると、金の方が積極的に話しており、その後のスピーチを見ても文が韓国人らしくなく落ち着いた知的なしゃべり口で感心した。ここまでお膳立てをした文の政治家としての実力も感じた。なるほど文大統領を信じてのこれまた勇気ある決断を金もしたのだろう。普段は他人から指示を受けるようなことのない独裁者が第三者の司会を聞く態度などに神経質なものを感じるが、若くダイナミックでオープンな指導者には違いないと感じた。その態度はどこか中小企業の三代目のような感じはするが、数字などもしっかり頭に入っていて国事が細かく話せる政治家のようだ。夫人の立ち振る舞いも同胞人のパーティーなのでとても柔らかい表情で会話をしていて、洗練されていて驚いた。
この先どのようになろうが私利私欲を捨てて、政治家として民族の解放という事を優先させた二人の政治家の功績に違いない。北朝鮮の思惑通りに南鮮の人々の心も北朝鮮の後ろにつく、合衆国の思うようにはもうならない。ここまでで金の指導者としての世界の評価は定まった。私利私欲に固執するトラムプや安倍などとは比較にならない大物である。
北朝鮮の非核化に関しては、安全保障の面から困難とされていたが、今回の南北の一体化が進むともはや北に他国が軍事行動を掛けることは考えられなくなる。南との相互関係が北の安全保証に寄与するという事になるのだろう。ゴルバチョフの政治をして政治学者はあり得ないと批評したが、民族の解放という悲願の前で捉われないナイーヴな政治をする可能性がこの若い指導者にはあるのではなかろうか。
参照:
オフラインの年末年始 2015-01-01 | 暦
二人の阿保のミックス 2014-01-06 | マスメディア批評