Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

予想される一時間遅れ

2018-07-14 | 生活
夜の友人の演奏の放送を結局録音した。もし近々会うとしたらやはりコメントしない訳にはいかないので、BGMで聞き流すことはならなかった。一曲は近代の音楽で本人のメインレパートリーではないことは、もう一曲の新作について「説明するまでも無く安心して任せれる」というようなアナウンスで紹介されていた。その近代協奏曲の演奏は全く悪くはないのだが、最近はその方向では可成りこちらの耳が厳しくなってしまったので、どうしてもこまごまとしたところに気が付いた。若干楽器のメカニック音が気になった。やはりもう一曲の新作に楽器を合しているのだろう。新作の方はそれほどの特殊奏法は無かったが、自家薬籠中の出来だった。その意味から先日聞いたパウのフルートなどはそのどちらでもきっちり合わせて来るのだろう。

土曜日の準備がもう一つ進まない。一寸頭が混乱している。劇場訪問とは直接関係ないつまらないことだが、そのピクニックの準備とかが纏まらない。パン屋が開いていないので、持参するものは限られる。先ずは開演が19時と比較的遅く、ブランチを自宅で摂ってからと思っているが、渋滞が予想されていて一時間余分に時間が掛かりそうだ。つまり正午に出ても17時前にしか着かない。向こうで食事する時間も買い物の時間もない。11時半に出ても16時過ぎである。するとどうしてもピクニックの準備が無いと帰路が苦しい。今回は肉屋に寄って、パンとサラミ類を購入して、サンドイッチにしよう。果物も野菜類もあるので、ゆで卵等を加えれば何とかなるだろうか。パンを二つにするか、三つにするか。行きにも渋滞で手持無沙汰となると齧ってしまうかもしれない。クールボックスは持参するとして、ハーブ茶を冷やす。果物はバナナに桃とイチゴとサクランボがある。

予想されたように30度近い気温にはならずに曇りがちとなりそうなので助かる。26度が予想されていて、雷雨も翌朝まで来ないようだから帰路も何とかなりそうだ。それで衣装は大分楽になった。更にあんちょこバタフライの色の合いそうなものがあったので、今回はそれを使おう。垂らしているよりも少しは軽快で気持ちが良い。なんといってもあんちょこでないと結んでいる間に汗を掻いて困るのだ。

なによりも燃料の値段が気になる。予測していたように簡単には落下せずに、寧ろ二十四時間前よりも上がっている。それでも夕方の最後のワンチャンスを狙いたい。それで満タンにすれば、何処にも寄らずにミュンヘンを目指すだけとなる。渋滞で少し燃費は悪くなるかもしれない。燃料を入れて仕舞わないと落ち着いて「三部作」の楽譜も開けないので、先ずは地元のスタンドが最低価格に並んだところで決断した。そこから自動車クラブ割引でリッター1セント安くなる。そして遠くまで走って入れに行く暇も無い。そしてスタンドに着くとなんと更に10セント安くなっていた。10キロ圏内で最低価格だ。断トツだ。流石にネット情報時代、車が集まっていた。そこに嘗て州の議員をしていたアイメール氏が居たのでお互い挨拶をした。ショイレーべ種に関してはトップの有名醸造所のオーナーであるが、私はリースリング愛好家なので顧客ではない。

これで落ち着いた。前日にもチャンスがあったのだが活かせなかったので、同じ価格で給油出来たのが嬉しい。57リットルで79.17ユーロだった。一時からすると高いが仕方がない。これでほぼ準備は整った。夕食も涼しくなってから少し遅めに摂って、ゆっくりと睡眠を貪りたい。食事前に「三部作」を通して、食後位に楽譜とヴィデオでもタブレットに移しておけば、あとはイヤフォーンでゆっくりと昨年12月の公演を聞きながら走れる。何とか準備は間に合いそうだ。



参照:
緑の原をミストリウムへ 2018-06-29 | 音
まるでマイバッハの車中 2018-05-27 | 生活
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