Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

毎日、一期一会

2018-07-05 | 生活
週末から続いた真夏も一休みとなりそうだ。雷雨が予想されて、気温もそれほど上がらない。それ以前も朝晩の冷え込みがあって、今年の夏は過ごしやすい。摂氏13度ほどの真夏は珍しく、エルツ地方では冷夏になって霜が下りていた。陽射しも強く乾燥度も高いので、日焼けしなければいい葡萄になると思う。なによりも過ごしやすく、少なくとも座業に専念するならば、これほど快適な夏は無い。バルコンの陽射し除けと、昼間の密閉だけで快適に過ごせる。食事も含めて、今までTシャツを脱ぎ捨てるような状況は二三度しかなかった。来週は週明けから上昇して摂氏30度後半まで暑くなるようだが、この夏のピークになるか、もう一度月末辺りにピークが来るか?少なくとも一度また冷えるようで、その冷え方が楽しみだ。

朝晩の涼しさのお陰で、気温17度と森の中を走る時にヒンヤリすることもあってなんとも至福の喜びだ。それでも暑くなる日は、陽射しでその勢いを感じる。そして朝のうちに一汗掻いておくと快適に過ごせる。その代わり午後になると座っていても眠くて堪らないのである。十代の時となにも変わらないので一体どうしたものかとも思う。そして涼しくなるとこれがまた疲れがどっと出てきて眠くなる。

英国に発注したシャツ類はもうすぐそこまで来ている。マンハイムとハイデルベルクの間のヘッデスハイムという米ベースのある近くだ。UPSの最寄りの集配所である。ケルン、フランクフルトと夜中に中継されてきているのでDHLとはやはり違い動きが鈍い。別に急がないので良いのだが、配送日が早めに分る方が良い。

同じ店のセールが始まった。私が待っているシャツがさらに安くなっていた。これは早くお手付き過ぎた。大きさが無くなっていなかったので、殆ど三割引きでは出なかったのだろう。三割七分五厘引きになっていて、84ポンドが75ポンドになっていた。送料をカヴァー出来るほどではないが、9ポンド損をした。バタフライの方は私が考えていたようなあんちょこではなくて結ばなければいけない本格的なものだった。こうなれば更にいいものも見つかったので、残り物の五割引きをじっと待ちたい。その間にタイなどのコーディネートを考えておこう。今回は新しいセールのシステムなので勝手がもう一つ分らなかったのだが、コツは掴めた。私のような通販のプロでもこういうことはある。

涼しくなったところで「パルシファル」三幕も纏めてしまいたい。その前に録音で初日の演奏を確認しようと思うのでどうしてもまとまった時間が必要になる。更に三幕はいつものことながら拍手喝采の後急いで家路に着くので、その前のようにメモが取れていない。だから記憶に頼ることになるのだが、今まではそれほど問題になったことは無い。それはやはり終幕の印象と言うのは最後で一番強く残るからだろうか。

来週月曜日からパン屋が夏休みに入る。丸々二週間だ。州によって学校の夏休みがずらしてあるが、こちらではここが真夏となる。また朝食が不規則となる。出来る限り朝一番で肉屋に行ってパンを取りに行く。森を走る代わりにどこを走るかだ。山登りコースは一回ぐらい可能かと思うが、一度は谷筋を長く走ってみたい。

ネットを見ると指揮者ペトレンコの二日目らしき写真が載っていた。若干気にかかるところがありそうな表情でまだまだ上手く行かないのかもしれない。流石にいろいろとみていると表情でなんとなく分るものがある。勿論三日目の木曜日もあって、映像の記録される日曜日までの解決法を考えているという事になるか。それよりも気になるのは若干顔などが痩せた感じで、年齢的に痩せてしまうのはあまり健康ではない。ダイエットをしている可能性はあるが、まだまだ先が長いので、上手く乗り越えて貰わなければいけない。

秋の「マイスタージンガー」の予約状況が、楽譜席以外はなくなったようで、今月の一般売り時の争奪戦が予想される。初日シリーズならば入券自体が難しいので喜んで楽譜席を受け入れる人も少なくないのだろう。というか常連さんの時間を持て余している老人は二回目だからどうでもいいという人も少なくないのだろうか。再演となると、あまり評判の良くなかった演出などに不満があった人はあまり来ない。初日シリーズやストリーミングなどで自身満足した人が中心で、そこに是非一度と思うような人が積み重ねられるのだろう。確かに14ユーロの楽譜席は音響も優れていないので、16ユーロ料金で入れるならば、上の64ユーロ若しくは64ユーロならば90ユーロと私のように上のクラスと掛けた人が多いのではなかろうか。

上のペトレンコの満足度ではないが、大抵は今回のキャストやその記念公演という特別な機会から可成り完成度の高い上演が予想されていて、その出来を評価する人ならば少々の出費を厭わない人が多いと思うのは私だけだろうか?兎に角、特別なキャンセルなどが起こらない限り可成りの出来が期待されるだけで、その価値があるのだ。ルツェルンでの二日間もとても期待しているが、こちらの方が予想値がとても高い。

ダールマイルの箱に、毎日、一期一会と書いてある。一寸違う様に読んでいたが、言葉だけを取ればそうなる。意外と面白い標語を使っているなと思った。



参照:
考慮する戦略的推進策 2018-07-04 | ワールドカップ06・10・14
十七時間後に帰宅 2018-06-30 | 生活
LadyBird、天道虫の歌 2018-07-01 | 女
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