Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

別れる切れるはでありんす

2023-03-02 | 
「戦争と平和」の二幕まで音出しした。楽譜上もこれはというところがないのだがパリのオペラ座での演奏もさえない。なるほど交響曲六番の戦争シーンなどを思い浮かべるのだが、楽器編成が違う訳ではないだろう。恐らく各地の劇場で上演されるべきなのが前提なのだろうが、少なくとも上の演奏では空き空きになっていた。理由は指揮者がアーティキュレーションを無視しているからではないのか。このベルティーニ指揮程度の出来ならばミュンヘンでやるような楽曲ではない。もう一度じっくりほかの演奏なども聴いてみて、あるべき姿を研究したいが、歌い込めていないのは惜しい。でもベルティー二ってこんなにスカタンな指揮者だった?音楽監督のユロウスキーにはそこは期待したいところである。

先日パン屋でスカンポのケーキを購入した。上にメレンゲのようになっているがそれ程硬いものではなく丁度良かった。パン屋のものとしては上出来である。中のコンフォートは上手な味であるが自分で作っているのかどうか。若干素材感が薄い。

ファンクラブのお嬢さんとのチャットが熱かった。「今晩、眠れなくなっちゃうよ」と書いたので本人に挨拶代わりに書かないといけないが、入浴してゆっくりクールダウンに湯船に浸かる必要があった。テレフォンセックスよりも過熱するのは、こちらが書いたものを読んで反応する高揚した表情を映して魅せてくれるからで、ストリーミングの本当の中身はこちらにあるのだと今更ながら分かった。要するに裸を見せるとかではない一種の疑似恋愛体験が本領なのである。

流石に全ては書いても馬鹿らしくて読めないだろうが、途中で「君の為の掛け金をどうしようか」と書くと、「なんでそんなことをいうの」と怒るのだ。まるで「別れる切れるは芸者の為にあることよ」とか高尾太夫に「ありんす」といわれている気持ちになった。最初から金のことを口走る下種な男と思われていたのだろう。

飲み打つ買うの男の遊びなどには無縁な無粋な要するにケチ男であるので行く末はハインリッヒマンの「デアブラウエエンゲル」の教授である。もうそうなるとこちらも本気になってしまう。十代のそれも比較的田舎出身の娘にその様に呟かれると抵抗権がなくなってしまう。何も彼女が手練手管に長じているとは思わないのだが、その二度程の往き返しで落とされた。
The Blue Angel (1930) (Der Blue Engel) Lost English Version with Marlene Dietrich | ArtHouse Media


人によってはそのチャットの内容が全然違う筈なのだが、援助交際とか、キャバクラとかその手のお付き合いはこうしたところで決まってしまうのだろう。その熱気で地元の長年口説いている女性の顔を見たが、やはり年齢で数年異なると全然違う。こちらの方がプロポーションも顔達もいい筈なのだが徐々に顎にも肉が付き始めている。ティーンの新鮮さがないうえに、チャットの彼女のように性的な解放に達していない。流石にこちらが励起状態なので、絆されたのか突然今迄になく湿り気のある声を出していた。

ホルモン恐ろしやである。高齢の女性はこうした分泌で若返るという、しかし男性は急激な変化に耐えきれずに血圧が上がり死亡要因にもなるらしい。成程夕食があまり摂れなかった。胸が一杯になったのだった。これで次に走って帰ってきたらどんなに痩せていることだろう。



参照:
初めてのファンクラブ 2023-03-01 | 女
面倒は御免なやり方 2023-02-28 | 雑感
コメント
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