Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

視界を秋へと拓く

2024-08-19 | 
冷えて来た。朝夕は摂氏15度を切るようになり、一桁に近づいて来る。そうなると半袖では寒くなる。夏のパジャマの買い時でもある。旅行には何を持って行けばよいか分かった。毎年あまり変わらないがすっかり忘れている。部屋着も膝までがいる。靴下も欲しくなる。天気が回復すればまた摂氏30度に近づくが、それはもう超えない。白衣を洗濯したのはベストの機会だった。

窓を一切締めて、一度折りたたんで片付ける心算でいた白衣を羽織らないといけなくなった。雨は火曜日のみで、その後は晴れて朝晩の温度差が大きくなる。木曜日頃を目途に乾いた岩肌を目指す。

するとルツェルンでの衣装もイメージし易くなってくる。それほど暑くはないが、大した席でもないので簡単に済ましておくのも一つだ。すると靴をどのように合わせるかも考える。今回は両日とも休憩がないのも特徴で、前プログラムぐらいである。すると二日目は早く宿に戻れるので、買い物も初日に済ましておいた方がおいいかもしれない。翌朝のパン屋の朝食の為の買い物とワインとなる。

「我が祖国」のお国ものの演奏を観聴きした。N饗でもいお馴染みのヴァツラフ・ノイマンとその前のチェコフィルの指揮者カレル・アンチェルル指揮の演奏でである。特に興味深かったのはノイマンの練習風景と本番の映像で、チェコ語は分からないが、結構重要な話をしている。特に耳についたのが、本来は祝祭的なポルカの扱いである。そのボヘミアの森と平野の中で描かれるのだが、ポルカの根源は圧政に苦しむポーランドを思ってのボヘミアの舞曲ともあるが、スラヴのそれへの連帯は間違いがない。それが示されるとなる。

ノイマン指揮はその話にもあるように素晴らしいと思うのだが、後年にデジタル録音されたライヴなどは聴くに堪えない演奏で、今でもチェコフィルの悪い印象は当時の壊れた様な楽器のその音と技量に源があるのだろう。ドイツでもゲヴァントハウス管弦楽団などをトレーニングしていた指揮者である。それに比較してその前任者の指揮はとても興味深い。とても上手に管弦楽団に演奏させていて、明らかに成功している。

ブルックナーのF-Dur, スメタナのg‐Mollなど調べることが沢山ある。ブルックナ―の方の参考録音はこれといったものはあまり見当たらないが、スメタナの方はDCHのアーカイヴにあるものを観ていないので出かける前に聴くのと、また土曜日に中継されるものが旅行中に観れるかどうかなど考えなければいけない。

先日片付けた筈の昨シーズンのプログラム類が寝室の机を占領して仕舞ていて、最終的整頓がされていない。新シーズンまでに収まる所に収まるか。その後の窓掃除や秋以降の生活を考えると、覚束ない。税務書類整理など会計関係も整えておかないと先に進みにく。整理整頓はそれだけでしかないのだが、やはり大きくは日常生活を越えて人生に関わっているとしか思われない。PC自体がまだ片付いていない。



参照:
シュヴァ―ルテンマーゲンS 2024-08-18 | 料理
夕方に雹が降った翌日 2024-08-15 | 生活 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする