Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

背筋が伸びる気持ち

2024-09-22 | 雑感
最後の酒気帯び運転だった。これで廃車迄試飲会の予定はない。少なくともミラノ行き迄には、残り三回の遠出だけだ。路上記念撮影もなく、まずまずだった。往路は土曜昼の買い物客の渋滞に合いそうな最短距離経路の工事迂回路を避けて、遠回りでアウトバーンを走り続けた。距離は10km以上伸びたかもしれないが、燃費よくノンストップで走れた。復路はラインの渡しのフェリーに乗せて走った。若干酒気は感じたがこれまた問題はなかった。来年はどうしようかと考える。宿泊を入れる程でなくても仮眠がトランクルームに足を入れて可能ではないかなどを考えると思う。数時間仮眠するとなると天候とか気温が重要になるか。自動運転で過信をするとより危険運転になりかねないと思う。

車の調子はいい。然し、落差を乗り越える時などの当たりがとても強くなっている。恐らく前輪の羽根が左右とも折れてしまっているのだろう。あまり無理な衝撃は与えたくない。直進安定性には問題はないのだが、弾かれた時の挙動があまり良くない。加速も悪くはないのだが、ブレーキを掛けるのが怖いので、出来る限り踏まないでいいような運転を心がけている。

結局白いシャツで出かけた。陽射しがあって、暑苦しいのは避けたかった。Tシャツの上に羽織る感じで着たので、やはりそれしかなかった。白いシャツは色物よりも安売りがなくて高価なので大切にしていて、ここぞという時にしか着ない。シャワーで首元も綺麗に洗ってまでして羽織った。幸い汚れることもなかったので、週明けの天候によっては違うシャツを使って、ミラノ行きにおいてもよいかもしれない。それ迄に三回はお出かけなので、旅行時の服装などを考え乍らということになる。

久しぶりにシークレットシューズにした靴を履いた。暫く履いていないと固く感じた。特に中敷きを前にずらして履くとパンパンになるので履き直した。ちゃんと履けば踝も当たらなくしたので快適である。運転もしやすい。背筋も伸びて気持ちがよい。

ハイデルベルクも天気が悪そうなのでその靴を履いていくことになる。気温も摂氏20度にまで上がらないようなので、追々厚めの服装で出かけることになる。白いシャツを温存できるだろう。ミラノはやはりこちらからすると数度は気温が高そうで、特に陽射しがある時は10月でも暑いだろう。前回滞在した時も秋だった。同じころかもしれない。

洗濯屋に出したそのシャツを羽織って裾をジーンズの中に入れると太ももに当るものを感じた。ポケットには何も入っていなかったので、ひょっとするとと思って見るとやはり洗濯屋の紙切れがホッチキスで留めてあった。色物の時は気が付いたことがないので区別の出来ない白色の時はしっかりつけているのかもしれない。気にせずに出かけていたらホッチキスの金具で生地が痛むところであった。そういうことをあまり気にしない人間なので時々見ず知らずのおばさんが教えてくれることがある。そういうところで女性の視線が何処に飛んでいるかを思い知る。だから必要がなくても洗濯屋からの白いシャツを態々下ししたのであった。

そう言えば先日来新顔の学生アルバイトの売り子と顔が合うようになっていたら、急にピアスをつけたりして綺麗にしていた。もう少し飾ったら悪くないのになと思っていたので、こちらの意思が通じたようでとても喜ばしい。なんでもない一寸した事なのだが、やはり印象が全然異なる。



参照:
ミラノ2016年初日シリーズ 2024-09-20 | 文化一般
おねだりの結果は如何に 2024-07-30 | 雑感
コメント
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