双方の電力発電システムの比較の中で、其々に「光」を当てて見る。写真に写っている2005年製の風車の発力量は1.5メガワットで、千五百ワットのストーブを1000個灯す事が出来る。千五百ワットと言えば、家庭の電圧にもよるが十アンペアのブレーカーならば飛ぶか、飛びかねない。風車の回りに電気ストーブを数だけ並べた様子を想像するとなんとなくその電力量は合点が行く。
冷却塔の一つが沸騰水型の1970年製の原子炉である。出力は926メガワットである。もう一つの冷却塔は加圧水型で1984年より操業している。出力は1458メガワットである。
原子力発電所と同じだけの電力を風車で賄おうとすると、理論的に617基、972基の合計1589基の風車を建造しなければいけない。現在、ルートヴィヒスハーフェンからカールツルーヘへのライン河の左岸には合計18基の風車が操業している。
上の風車は、どうも冬の間に完成したらしい。見通しが悪い日々が続いたのか、それらに気が付いたのは二月になってからだと思う。仮に原子力発電をカヴァーするだけの風車の設置と発電が可能だとしても、どちらの風景が環境に優しいだろうか。
冷却塔の一つが沸騰水型の1970年製の原子炉である。出力は926メガワットである。もう一つの冷却塔は加圧水型で1984年より操業している。出力は1458メガワットである。
原子力発電所と同じだけの電力を風車で賄おうとすると、理論的に617基、972基の合計1589基の風車を建造しなければいけない。現在、ルートヴィヒスハーフェンからカールツルーヘへのライン河の左岸には合計18基の風車が操業している。
上の風車は、どうも冬の間に完成したらしい。見通しが悪い日々が続いたのか、それらに気が付いたのは二月になってからだと思う。仮に原子力発電をカヴァーするだけの風車の設置と発電が可能だとしても、どちらの風景が環境に優しいだろうか。
http://homepage2.nifty.com/kunimi-yaichi/essay/wind-Don-Quixote.htm
数年前だったか、巨大な風車に鳥が衝突して(?)死亡する事例が相当数報告されていたし(鳥が風車に慣れるまでには数世代は犠牲が多くなるのか?)。
小生など、単純にガソリンなどの燃費を飛躍的に向上させてほしいと思う(ハイブリッドも、ガソリンを燃やす際の燃費そのものは変わらないし)。リッター当たり百キロ以上走るとなったら、事態が随分変わるかも、なんて思うのですが、そうもいかないのでしょうね。
風車はメカニックなものですから、油軸などのメインテナンスも大変でしょう。出力あたりのコストはどうなんでしょうね。太陽電池も大分改善はされて来たとは聞きますが。
内燃機の燃費も限界がある事ですし、軽量化するとしても、人間まで軽量化は出来ませんからね。