Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

決まり手 脂肪落とし

2005-04-23 | 
流行になる前から、臍だしルックを好んで着ていた女性を知っている。身長約170CM、スラブ系なので骨格もそれ程張っていない。ハーフマラソンをこなす位でシェーップ・アップしている。つまり腰周りから下も、綺麗なシルエットが出る。だからお腹周りもスッキリしている。こういうモードはそのように着こなすのが本当だろう。ブロンドの彼女は、既に40歳台も半ばでも問題なくこの服装が出来るが、色香があるというわけでもない。

男性でも同様なものを山中で着ていたのを見た覚えがある。洗濯で縮んだ様には見えなかったので、モードだったのだろう。自身で鏡の前に立って見た目を想像してみるのだが、脂肪に気をつけているお陰でそれ程酷い状態とはならないだろう。しかし、それを魅せるためには、二週間ほど腹筋を繰り返して筋肉質にしなければいけない。お腹を出して冷えると直ぐに具合が悪くなる性質なので、これを試す価値はあまり高くない。


張出大関 臍の山
 2004 08/02 編集

女性の臍だしシャツは決して悪くない。要は、清潔感の有無が問題である。臍は出さずとも男性のポロシャツも下から空気が入るので基本は同じである。車でブロンドの歩行者を通り過ぎて、思わず室内ミラーで確かめた。本来ならば臍が垣間見えるところに見渡せるのは脂肪の塊であった。臍だしというよりも廻しを腹の下に締めてるような有様である。他人の美意識についてはとやかく言えないが、何やら理由や理屈があるのだろうか。

夏の薄着は、裸に近づけば涼しくなるものとは限らない。直射日光を避け、風通しが良くて熱がこもらなく、発汗に対処出来るものでなければならない。紗や麻など素材だけでなく機能的な新素材も上手く使えるはずである。下着が映ろうが、裸に近かろうが構わないが、見た目に暑苦しいのだけは許していただきたい。薄着をして、そこはかとなしに色香を漂わし、涼しげな佇まいの女性こそが麗しくも嬉しい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立ち入り放題のユートピア | トップ | 右の耳が痒いから »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿