Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

タブレットが戻る

2020-02-14 | 雑感
タブレットの返送がとても気になる。金曜日に配送されれば最高だが、土曜日となると間違いなく受け取らないと、翌週明け月曜日には不可能となり、早くても水曜日となる。すると使う用件が出てくる。既にDHLに登録されているが、どうも発送を待っているところらしい。

修理の報告は、不良個所は確認して、USBソケットと小さな部品を交換したようだ。ソケットの台座かもしれないが、幾らか改良されていれば嬉しい。

18時12分に登録されて19時55分に先方のツヴィカウの集積場ノイマルクトでスキャンされている。つまり当方のマンハイムに木曜日か金曜日の早朝には到着する。つまり早ければ木曜日の配送もあるが、エクスプレスではないので金曜日になるかもしれない。

修理の際に最新の状態にソフトウェアーをアップデートしたというので、あとは到着後に先日コピーした個人データを再び戻せるかどうかが事後処理のスピードとなる。週末には元通りになれば嬉しい。その場合は早速車での充電のUSBケーブルをアマゾンスタンダードに替えて梃が掛かり難いようにしたい。

あとは燃料だ。夜に価格が落ちていたので、其の侭落ちていれば木曜日に満タンにしても良い。週末に銀行からパン屋へと回るだけならば其の侭月曜日にハムブルクへと向かえる。復路の燃料をどこで何時入れるかだけである。宿の村には二カ所しかスタンドが無くて価格もハムブルク市内よりも高い。エンジンオイルを確認して補給、準備完了。

タブレットが届いた。これで一安心。しかしデータの再生はパスワードで引っ掛かりならなかった。そして数時間の再生作業が必要になった。それでも比較的無難に進んだのでまあ良しとしよう。更に使いようにするには数日掛かるだろうが、仕方がない。

故障個所は確かにミクロUSB入れが固くなったが、二年もすれば壊れるだろう。車の充電ケーブルをみればやはりプラグの頭が大き過ぎ梃が掛かり、更に短いケーブルだったので引っ張られた。今度は長くして使う。

お蔭でツィムマーマンの「アラゴアーナ」お勉強の時間が無くなった。YouTubeを探していたらステファンズが地元の楽団を振った録音があった。確か彼の指揮のフランクフルトの放送管弦楽団でダルムシュタットでのツィマーマンフェストを聴いた。その時は交響曲とトラムペット協奏曲だったが、決して悪い指揮ではなかった。土曜日のベルリンからの中継までに、その録音とベルリンでのユース管弦楽団の演奏を聴いておきたい。先ずは内職した楽譜に眼を通さなければいけないが。

ハムブルクに出かける準備はほぼ済んだ。現金も100ユーロ下ろして、燃料も131.9セントで満タンにした。あとはエンジンオイルを補填して、携帯電話にも使用料を30ユーロほど入金しておこう。

ミュンヘンからティケットが届いていた。何かそろそろフェードアウト感が強いが仕方がない。最終日の公演だから余計にそう思う。あと二回は来年のオパーフェストでの再演までお預けか?更にあと何回かはシーズン中に誰かの指揮であるのかもしれない。

エルフィーでの月曜日の公演の比較的いい席が一枚再び出ていた。誰かが返却したのかどうかは分からないが、恐らく主催者の定期会員の人のものが出たのだろう。それにしても一等席230ユーロはルツェルンの一等席の価格に近い。



参照:
新たな宿での予定を練る 2020-02-13 | 生活
来月曜のタイムテーブル 2020-02-10 | 生活
現実認識のための破壊力 2013-11-25 | 音




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新たな宿での予定を練る

2020-02-13 | 生活
パンを取ってからいつもの駐車場へと向かう。山の中の道が倒木で半分塞がれていた。写真を撮ろうと思ったが電池が上がっていた。帰りに見たらもう半分が切られていた。こうした作業は早い。誰かが市に電話したか、好きで自主的に切り放ったのだろうか。電動では難しいのでエンジン付きのチェンソーが必要だった筈だが、沢の奥までは聞こえなかった。もう二三日突風が荒れ狂う。

今冬のような気象条件は初めてである。この時期にこれだけ暖かくなると、その次はどうなるのだろう。飛行機が季節風で記録的な速さで飛んだというが、確かにそれぐらい巻いている。台風と同じことである。

ハムブルク行の宿のこともあって色々と仮想している。廃車同然の車で無事帰って来れるか。先ずは、出発時刻であるが、8時半までには出発しないと駄目だ。15時過ぎにはチェックインしたい。途中一度だけ休んでも、渋滞を入れると六時間半は掛かる。宿でどれぐらい休めるかにもよるが、18時には出なければいけないようだ。この間車を路上に停めておくが、気温も高いので先ず何も起こらないであろう。時間の余裕を見て、車庫入れするまでにハムブルク市内の安いスタンドで満タンにしたい。あとは予約した駐車場で四時間ほど駐車するが、これもなんとかなるだろう。問題はホテルに帰ってから翌日に問題なく動くかどうかだけである。帰宅するだけなので、もしバッテリーぐらいが上がってもなんとかなるか。それに天気予報からすれば最低気温摂氏五度ほどなので通常はなにも起こらない筈だ。

ピクニックも考えなければいけない。車中のハリボは既に買ってある。喉飴類も若干補強しよう。往路に摘まんで、宿で少々食せるもの、更に翌朝の食事とお茶などを準備する。前者は当日に肉屋でもピックアップするので、朝食抜きで出かけて夜食までの二回分の食事となる。後者は自家製パン屋が宿の近くにあるかどうか、するとバターぐらいは必要になる。もし時間もない時のことを考えるとコメのウェハースとヨーグルトぐらいか。気温も摂氏二桁とはならず天候も悪そうなのでアイスボックスで持ち込めばよい。何か朝食用にと思ったが、オーヴンも電子レンジも書いていないので、熱いものは難しいか。バナナもあるとよいか。リンゴも助かる。それ以外ではプチトマト、葡萄もいい。

ストラヴィンスキーの「三楽章の交響曲」、先ず一通り目を通したが、今までもっていた印象と少し異なった。以前から所謂新古典主義の作品として認識していたが、それ自体へのこちらの視座も少し変わった。もう少しミクロ的に見て行くと、春の祭典などのパロディー的なものや点描風のこの時期の12音音楽的な扱い以上に、キュービズム的に絵画的で結構色々のな物が見え隠れする。ブーレーズ指揮演奏などを聴くとそれで終わりなのだが、ペトレンコはどこまでそれを取り出すか。二楽章などももう少しじっくり見たい。その演奏を直にエルフィーで聴けるかと思うと武者震いがする。因みに初めから完売状態であったドレスデンのパラストでのVIP席などがかなり出ていた、たった140ユーロであの小さなホールで聴けるとは、なんと贅沢な事か。プレスや招待席が大分余ったとみられる。やはりザクセンの地元市場はかなり小さい。

圧力を掛けようと思っていたタブレットの修理が終わった。あとは返送の連絡を受けるだけだ。水曜日の午前中に終了となったので、当然のことながら明日には発送される筈だ。つまり遅くても土曜日には着く。先ずは連絡を待って金曜日の到着を期待したい。



参照:
内心びくびくの今日この頃 2020-01-30 | 生活
なんとも有り難い再臨 2020-02-12 | 文化一般


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なんとも有り難い再臨

2020-02-12 | 文化一般
修理に出したタブレットが先方に届いた。月曜日の10時20分に受け取りがあったが、修理屋さんから受け取り知らせがあったのは13時30分過ぎなので、たとえ直ぐに修理に入るとあってもどうなのだろう。期待していたように修理屋さんのサイトには時間は記載されていない。つまり修理受け取り登録済みとしかなっていない。この様子なら次に表示が出るのは修理終了、返送準備ぐらいだろう。あまり役立たない。願わくば火曜日中にそこまでの表示が出るか、水曜日に返送用意完了まで出ないと、木曜日にDHLに渡されて、土曜日にしか着かないのではないか。金曜日に着くように圧力を掛けたいが、さてどうなるか。

しかしそこに載っている症状についてはうまく表現されている。ネットの質問に答えて少し書いただけだが、状況がよく分かる。つまり「充電が場合によって上手く行かない」と「USBからの常時充電問題」で完璧だと思う。要するに前半で電子回路の問題はないが、後半でUSB接続が不良と明確だ。これだけ見ておけば修理するのも早いと思う。ソケットの部品などを準備しておけば、実質修理に一時間も掛からない筈だ。あとは修理後に返送準備までにどれぐらい早く進むか。

ベルリンでの新制作「ばらの騎士」が絶賛されている。演出もジャポニズムやら分離派などの意匠を使ったもので、マルシァリンのニームントもシュヴァルツコップとは異なり何処までも暖かい声でと評価がとても高い。夢のキャスティングとある。しかし興味を引くのは何といってもズビン・メータの指揮だ。先ず比較に20年前のジョルダンの若々しい指揮、そしてコーミッシュェオパーでのペトレンコのナーヴァスな背景の壊れそうな心や恐れ、管弦楽の織物の中からの攻撃性と続くと、今回のメータの指揮が浮かび上がる。

84歳の指揮が「嵐のような動き」も無く、最初の二本のオーボエと三番ホルンの強調などの勃起には関心が無い。関心があるのここから浮かび上がるパロディーな意味合いである。そして、丁度マルシャリンの衰えを感じるその気持ちが2018年に大病したメータの静かなお別れだったとしている。シュトラウスの音楽が消えていくところが、近々450年の歴史の節目を迎えるシュターツカペレとのこの晩の最も大きな山場であったとしている。

先日亡くなった音楽学者ゲオルク・シュタイナーの「フィガロの結婚」フィナーレこそ、最早人の創作する筋を超えて、その筋が始まるところだを引用して、まさしく今回のそれが芝居の為の音楽を超えた劇場のそれであり、人間の創作やその意志の向こう側が開けるところだとしている。まさしくメータが楽譜から読み取ったのはそれだとする。

「何時か居たところがこんなにも満たされていたでしょうか?そこに戻るべきでしょうか?それは死かもしれない。」

これだけ読めばメータがどのような音楽を指揮したのか分かる。とても指揮者も恵まれているが、私たちもこのような指揮に接することが出来ることは殆どない。嘗てのベーム博士の晩年にしても、そのレパートリーやスタイルは異なるのは当然として、現在のメータ指揮活動の充実には至らなかった。この「ばらの騎士」もとても辛口であり、またカラヤン指揮もそこに至らず、ここで暗に触れられているクライバー指揮もこの高みへとは到底至っていなかった。この新聞評を読むだけで私などは胸が一杯になる。
Der Rosenkavalier - Staatsoper Berlin - Camilla Nylund

DER ROSENKAVALIER I Staatsoper Unter den Linden


ハムブルクの夜食の予約をしていて気が付いた。ホテルへ戻るのにどれぐらい掛かったか。調べてみると80㎞ほど50分も掛かる。これは一寸引っ掛けると眠くなる。そこでもう少しハムブルク寄りに寝どころを探した。30㎞30分ほどの距離のペンションでスタディオが開いている。同じアウトバーンの降り口から数キロのようだから寄り道にはならない。確かに自宅からの距離は数十キロ増えるが、エルフィーに19時に入るにはやはりそれほど遠くない方が往路のチェックイン後に暫く休める。ラッシュアワーの反対方向として18時過ぎに宿を出れば十分だ。上手く行けば15時過ぎにはチェックインできるので、お湯も沸かせてゆっくり寛げるかもしれない。朝食はこちらから何かを用意しておけば、チェックアウトの11時までゆっくり休める。更に復路に暖かい飲み物があると助かる。料金は朝食を除くと安くなり、50ユーロをしかし現金で用意しておかなければいけない。それだけが難点だ。



参照:
体力回復を期待する日々 2020-01-05 | 生活
なにも顧みることなく 2019-12-02 | 文学・思想

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天下の副総理の含蓄

2020-02-11 | 文化一般
古新聞を整理した。ベートーヴェンに関するエッセイシリーズで、元独国会議長、副総理のショイブレ博士の短文が載っている。とても素晴らしい文章だった。流石に伊達にバーデンバーデン祝祭劇場の友の会の会長ではない。

引用始め:

2001年9月11日のテロの数日後ベルリンのフィルハーモニーで娘と一緒に居た。ベートーヴェンの四番ト長調が伝説的なアルフレード・ブレンデルに演奏された。会場の雰囲気は特別だった:圧し静まった緊張感 - そして最初の拍がピアノ、そして管弦楽が入る。この時あのニューヨークの悲劇を想い描かなかった者は居なかったと思う。

ベートーヴェンは歴代を通じて最も偉大な作曲家とされているのは何も特別独創的なものではない。彼の作品は世紀を超えて、今もって世界中で最もよく演奏されている。なぜにそうなのかがこの演奏会ではっきりした。偉大な音楽が、ここで今意識を超えさせる、ユニヴァ―サルで、慰めである事が、何よりも浮かび上がった。人々がお互いに結び付くのを、この日にフィルハーモニーに居合わした人が各々感じただろう。

「本物の芸術は枯渇することなく、永遠にエネルギーを芸術家に与える」とアルフレード・ブレンデルがピアニストのキャリアを終えるときに語った。それは聴者にも当てはまると思う。自身の考えとは違ったとしても、いつも新たに聴くことになるのです。つまり音楽はその瞬間に生まれる。音楽をする者と聴者の間のコミュニケーションがあって初めて生まれる。デジタルの時代には何一つ付け加えることなくそこに生まれる。

ベートーヴェンの音楽は今日とても流布している。「喜びの歌」は1985年にヨーロッパの歌となっている。世界中で第九で新年が迎えられている。ベートーヴェンは、祝日に、国葬に響く。それは国会だけでなく、七十年前にはボンの教育大学の議事堂ホールのこけら落としが、「定礎式」序曲で始まり、そして第五交響曲の終楽章で式典が締められた。それどころかヴォヤージュで金のレコードとしてベートーヴェンの作品が収められて旅行中である。

ベートーヴェンの作品の多くが如何に革命的であるかを私たちは殆ど意識していない。1807年に第四協奏曲がヴィーンで初演された節、聴衆は聴くに堪えないものを聴いた。ソロで始まるピアノ協奏曲なんて後にも先にもなかったのだ。ベートーヴェンは規則と規定を打ち破った、自身の理念を実現するためにである。彼は音楽的な新規軸だった。そしてその後、彼は生存中に成功と人気を享受した。新機軸に幾らか理解されるものがあった。

ベートーヴェンの音楽が今日今でもその大きな人気と感動を保っているのは、その質にのみ依存するのではない。それは今日について語っている。演奏会に於いて百年もそして更に古い作品が大きな成果を享受しているのは、彼の時代には到底考えられなかったことだ。何故昨日、一昨日のクラシック音楽に圧倒されているのか自身問うてみる。どうして私自身難しいと認める現代の音楽ではないのか。屹度それは芸術において打ち破るべき規則が無いからではないか、それを踏み超えるべき一般的な権威というものが無いからではないか、屹度感情を伝えるという事では、全ての芸術において嘗ての大芸術家が完璧に表現しているかに見えるからではないか。

ベートーヴェン自身は違うように考えただろう。彼の芸術は彼にとっては絶えず更なる天与に近づくものでしかなかった。彼自身は満足をしなかった。しかし同時に自尊心をしっかり持っていた。1806年にパトロンのリヒノヴスキーに侯爵に書いている:「あなたは、偶々そのように生まれたあなたであります。しかし私は私を通しての私であります。侯爵は山ほどいます。べート―ヴェンはただ一人です。」。彼の態度は正しかったのです。

引用終わり。

ヘルムート・コール元首相の番頭で、銃弾に下半身まひを負いながら、スキャンダルから最終的にはメルケル首相を補佐する形となる保守政治家であるが、立派な文章だと思う。



参照:
Musik, die trösten kann, Wolfgang Schäuble, FAZ vom 29.01.2020
お前はアホかの今は昔 2019-08-25 | マスメディア批評
とても攻撃的な話題 2008-12-19 | 雑感
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来月曜のタイムテーブル

2020-02-10 | 生活
嫌に爪が伸びる。先日綺麗に切ったと思ったが、また切らないと駄目だ。伸び方が通常とは違うので、今までは歯に行っていた養分がこちらに回るのかと思った。そもそも老廃物な筈だが、要するに新陳代謝が激しく、意図しているコラーゲンやらたんぱく質の多めの摂取の効果か?

エルフィーでの公演に備えて準備。先ずはメインのラフマニノフ作曲「交響的舞曲」である。この曲は幸いなことにキリル・ペトレンコ指揮のミュンヘンでの放送録音が残っている。それを音資料にすればよい。そして久しぶりに音出ししてみた。当時はそこまで思わなかったが、座付管弦楽団がとんでもなく素晴らしい演奏をしている。2017年当時は既にベルリンへの異動が決まっていたので、こちらももしこれがベルリンだったらといつも感じていた。しかし今は既にベルリンでの成果が徐々にできてきていて、何が出来るかも大きな期待があると同時に、これは座付特有の持ち味だというものも凄く分かって来た。中々味のあるいい演奏だ。そしてここまでの演奏をしていればヴィーナーフィルハーモニカーよりも間違いなくいいと思った。その通りオペラ管弦楽団としてはメトとの勝負だけで圧倒的にいい。

それを前提にして、ベルリナーフィルハーモニカーがこの曲をエルフィーで演奏したらと考えると動揺してしまう。この曲の場合独伝統的対抗配置でなくて通常配置で演奏するのではないか?つまりストラヴィンスキー、ツィマーマンと通常配置となるだろう。とても興味深い。一月のスーク作アスラエル交響曲も珍しく通常配置だった。今までペトレンコが自身の楽団で通常配置を取って来た曲はそれほど多くは無い。このプログラムはベルリンで今までに無い程の成功をするのではなかろうか、更に翌々日のエルフィーでのコンサートは空前絶後となりそうだ。始めて三楽章の形が少しづつ見えて来た。とても興味深い。

夜食の予約のために演奏時間を調べた。「三楽章の交響曲」22分ほど、「アラゴアーナ」30分、「交響的舞曲」25分、合わせて80分ほどで休憩。20時に始まるので終演は21時40分ぐらいだろう。先にバーで飲んでおいてもいいので遅い時刻に予約しておいた。時計を気にする必要が無い、また駐車場の制限時刻23時までに十分時間がある。場所に慣れるとスマートに進む筈だ。ホテルになんら障害無く戻ると24時前にはゆっくり呟けるだろう。

先月のシカゴ交響楽団の演奏会評を読む。ケルンでの評が新聞に載っている。パリに向かう前夜である。プロコフィエフプログラムがでヒンデミットが挟まれたようで、最初の「ロミオとジュリエット」組曲冒頭から聴衆を魅了したようだ。想像しながら読むと、やはり前回の2017年よりも大分今回は良かったのが窺える。聴いた「新世界より」の晩のような躍動感は無かったようだが、それでも集中度が切れることなく、内に籠る練炭のような炎を燃やし続けたようで、前回の「展覧会の絵」のプログラムでは全くなかったものだ。管弦楽も温もりがありながら構造的とあって、まさにゾンビ集団の対極にある。少しの頭の動きや手の動きで指示が出来ていると言い、この体制の年月の授けものとしている。そしてピアニッシモの使い方が大きな効果を挙げていたとするのは、ベルリナーフィルハーモニカーを振ってダイシンがリードしたレクイエムで気が付いたことで、その前の年にはその効果は無かった。その他のテムピに変わり身とかの元々の天性のものは当然だが、少なくとも今回のプログラムは大変成功したのは間違いなさそうで、また「契約延長しない表明」は最後の炎を燃やすに充分だったのだろう。再度の欧州ツアーは実現するのかどうか分からないが、このシカゴ交響楽団を聴けて良かった。



参照:
シカゴ交響楽団のサウンド 2020-01-25 | 音
楽聖没後100年の1927年 2020-02-09 | 文化一般

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楽聖没後100年の1927年

2020-02-09 | 文化一般
エルフィーの駐車場を予約した。レストランの予約などを見ているときに気になったからだ。前回は30ユーロほど払わされて、酔いが醒めた。そしてホテルレストランでも駐車料金割引が無い。すると公演向きには4時間10ユーロがあった。中では清算できそうになかったので、調べると出て来た。前回は同じページでも見つからなかった。そしてネット予約を進めると19時からしか予約できなかった。20時開演なのでそれほど余裕はないが、初めてではないので余裕はある。つまり23時までで、それを過ぎると時間5ユーロが加算される。15ユーロ払っても、前回との差額は20ユーロ以上あるので一皿とれる。道理で前回行ったときに遮断機の前で待っているような車があった。そして勿論初めてだったからそれを待てずに18時ごろには入ったと思う。今回も早めに着くかもしれないが、少なくとも場所が無くて入れないことは無いので、慌てる必要はない。

土曜日に峠を攻めたが寒かった。折から下りて来たライヴァルの婆さんも寒そうにしていたので、「充分、寒すぎるね」と声を掛けた。すると親仁の方が「いつもの半ズボンにしなきゃ」と返す。「駄目駄目」と答えた。気温からすれば零度前後で水溜りが凍っているぐらいで陽射しもある。しかし放射冷却で零下三度ともあったので、地中に湿り気のあったところは蒸発熱が奪われて気温も大分下がっている筈だ。上昇気流が怖い。体調は上向いているが、まだまだ体力増強フェーズには入っていない。

DHLエクスプレスで金曜日に出した郵便物は土曜日の朝にはツヴィカウの配送センターにまで届いていた。月曜日はポストは仕事をしなくなっているが、この場合DHLはエクスプレス指定なので月曜日中に先方に届く。数が少ない分、三十キロ先のケムニッツからライプチッヒへと向かう街へ営業時間に届けられる筈だ。その前にメールで先方に連絡が入っているので真面目な修理業者ならばある程度は予定が組めるのだが、どうだろうか?兎に角、木曜日までに発送して貰えれば土曜日までには着く。月曜日にハムブルクへと出かけるときに使いたいので、何とか圧力を掛けたい。

そもそも苦情は、「設計ミスだから取り換えろ」ぐらいだったが、売り手がアマゾンでなかったことから修理となったのだろう。状況が分かっていて簡単に出来る修理ならばそれで構わないから早く返して欲しい。輸送中に物理的ショックを受けると故障の原因となるが、プチプチで巻いて袋に包んで、ダンボール封筒だから一メートルぐらいの落下ではそれ程の衝撃は無い筈だが、さてどうだろう。それ以上にとなると可成り嵩張る。先方からはどのように送り返して来るだろうか?

就寝時にタブレットが無いので十秒ほど考えた。なにを読もうか。手の込んだ小説を読む感じでも時間も無かったので、一時日本からと書籍を取り寄せていた時に取り寄せた雑用書から取り出した。日本語はネットでしか読まないので、面倒な内容も読まない。面倒な内容の最たるもので故柴田南雄が我が人生を振り返るとして書いたものがあった。多くは人の人生の事なので細かなところまで目が行かず、更にネットでは扱われないような内容で、あとが続かないので一晩だけでも数分間目を通すには最適だと思った。

全く読んでいない訳ではなかったが、仲人の詮索ではないので特に父親の事とか興味が無い訳だが、ご本人が丁度留学していない世代でありながら、母方の外交官は当然としても父親もその父親もライプチッヒやベルリンやチューリッヒに遊学していることが書いてある。日本の近代化の中での所謂エリート層なのだ。氏が書くように商才があれば理科大学ぐらいに一つは親戚で賄えたというのは当然だ。医学ではなく薬学、化学で娘さんも生物学だとどこかに書いてあった。一高の確か理乙で後の東大理2へと続く系譜である。

そして面白いのが当時の二三年の遊学でドイツ語で独り言を呟いていたなどのスノブな言い方が書かれていて、ああなるほど日本は文化勲章を取るような大馬鹿者ではなくて、父親も都立大の初代総長として文化功労章を貰うような本当のエリート層がその日本の文化程度を表徴しているのだと思わせる。流石に娘さん世代になるとこういうことにはならないだろうが、二三年の遊学で箔を付ける間に、実質的に一つか二つの事でも先進国から盗んで来れれば家元に成れたのだ。因みに日本の戦後には音楽はその国家プロジェクトから外されたと柴田は書いている - 要するに上野も最終的にはエンタメに寄与するか個人的な芸術にのみ寄与することになった。そして今も遊学先が東に変わっただけでその実は変わらないだろうか。しかし殆どのその程度のことは現在はSMSで用を足す程度の技術やトレンドの導入で、丁度我々は中共のエリートに見るのと同じ状況が当時の日本であったことがよく分かる。

その辺りを読んでいて、結構音楽的に面白い記述は諸井三郎の事である。氏の作風がヴェジタブルとされていたのは興味深い。またベルリン留学時代はフルトヴェングラー指揮演奏会に通っていたようだが、カラヤン指揮の1957年に失望を示している事である。なるほど楽器も変わっていただろうが、この間の楽団の変化には興味がある。また母親が芸大の楽団の「ミサソレムニス」を聴きに行ったのがベートーヴェン没後100年の1927年となる。



参照:
エルブフィルハーモニ訪問 2019-01-11 | 文化一般
プリングスハイムバイロイト詣で 2013-02-25 | 文化一般
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菜食男に負けない

2020-02-08 | 
ミュンヘンのオパーフェストの配券知らせが金曜日にあった。締め切りから一週間以内だ。先ず「ファルスタッフ」から始めたのだろう。残念ながら第一希望は外れた。やはり初日は、メルケル首相ではなくてバイエルンのお歴々が並ぶのだろう。つまり、スポンサーと友の会にいい席は大分出ているのだと思う。さもなければ200ユーロ以上出して、あの歌手陣でペトレンコ監督最後の公演に参じる人はそれ程多くは無い。

外れた分、145ユーロの出費で済んだ。最終日が配券されたので、もし275ユーロ払っていたのと比べれば130ユーロ安くなって、往復の燃料代と駐車料、更にプログラムとコーヒーぐらいは差額で出る。やはり違う。一体予想される授与式がどうなるのかは情報を追っていればよい。ラディオ生中継以外に報道カメラは入るだろう。最終日にアンサムブルがよくなれば有難い。前後の出し物もあまりないので、こうなれば来年のペトレンコ最後のミュンヘンに賭ける。

ミュンヘンからの中継は想定以上に良かった。映画仕掛けの前半の「管弦楽のための協奏曲」が上手く行ったかどうかは映像を一部しか観ていないので判断は下せないが、管弦楽が素晴らしかった。曲名通りビッグファイヴ辺りがこれ見よがしに演奏する大編成曲だが、座付楽団が奈落に入って演奏するととても味がある。なるほど嘆きのテーマなどの関連性をその総決算として初期の曲と合わせる企画もそれほど悪くはなかった。月並みなシェンベルクの「期待」よりは少なくともドホナーニが指揮してジェシー・ノーマンが歌ったウィリアムス演出よりも遥かに良かった。

指揮のオクサーナ・リニヴに関しては、「ルル」初日の際にロビーで話していたのを初めて観て注意をしていた。しかしここまで振れるとは思っていなかった。キリル・ペトレンコのアシスタントとして「ディゾルダーテン」ではなくてはならない指揮者であって、その後もペトレンコに代わって「こうもり」などを振っていた。一部では人気もあったと思うが、初めてグラーツで音楽監督になって、それを辞職してからの活躍はデュセルッドルフなどのローカルなものに留まっていたので大きな話題にはならなかった。しかし今回の新制作初指揮で、また昨年度の世界のオペラ指揮者六人にペトレンコ、マルヴィッツ、ガーディナーなどと並んでノミネートされていたので、大きな成果は残していたのだろう。

よく観るとペトレンコから習ったところも沢山ある様に見受けられると同時に抜いたようなところが女性特有の脱力で、それを上手に使っている。今までは硬く鋭くコムパクトに振る様子しか目に付いていなかったので、今回の公演でもそれが特段素晴らしい効果を挙げている。彼の菜食のチェルビダッケがやろうとしても出来なかったものがそこにある。新聞評を見るとそこまでの言及は無いが、なるほどと思った。これはブレークするだろう。若い時に日本で指揮したこともあるようだが、この調子ならもう完全に日程が詰まっているのではなかろうか?
JUDITH: Video magazine

JUDITH: CONCERTO FOR ORCHESTRA / BLUEBEARD'S CASTLE Preview 2

Oksana Lyniv is a new Lviv Honorary Ambassador / Оксана Линів - Почесний Амбасадор Львова


次のポストはドイツの劇場ならばフランクフルトとかケルンぐらいが狙いどころだろうが、放送交響楽団も悪くないかもしれない。ウクライナの地元では音楽祭を主催して、国歌も録音したようで多忙なようだが、やはりドイツで大きなポストが欲しいだろう。



参照:
タブレット無しの日々 2020-02-07 | 生活
ストリーミングの昨日今日明日 2017-08-20 | 文化一般
オクサーナ・リーニフさん (Zauberfloete 通信)
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タブレット無しの日々

2020-02-07 | 生活
タブレットを修理に出した。週末まで頑張っていたのは送金などで必要になうるかと思ったからだ。もし必要になれば安い小さいのを買えばよい。予定では金曜日までには戻ってくるはずだ。面倒だったのは、支払いに関するもので、最後の最後までつまりタブレットの送料まで使った。クレディットカードも多くはこれ無しでは使えない。

その他にも個人データを守るために工場出しに戻す必要もあった。つまり時間が空かないと一気にやって仕舞えなかった。結局一時間ほど掛かった。データの保存は準備してあったのだが、工場出しに戻す前にデーター保存機能があったのでSDカードに記録しておいた。され上手く戻るかどうか・とにかく工場出しに戻したので、通常の仕事ではパスワードなどを読みだせない。

週末まで粘った分エクスプレスで送った。ザクセン州のサーヴィス会社に14ユーロで送った。保証金は500ユーロで充分だ。月曜日の通常の時間に付けば全く問題が無い。さて、これでまた暫くタブレットが使えないので、ベットに潜り込んでネットは無くなる。寒くなくて健康ならばなんとかなるだろう。ある意味スッキリしたが、ベットで読書などに戻るものかどうか?

散髪も済ませた。生憎やりて婆しかいなくてぞんざいな散髪になったが仕方が無い。時期を考えれば、もう一度復活祭前に散髪だろうかとも思う。六月の早めにはサマーカットだろう。婆さんがコロナヴィールスや電気自動車、再生可能エネルギー問題で悪いのは煽るマスメディアだと持論を展開した。コロナに関してはどこに行ってもこちらは外国人になるし、そもそもとかの話しをしていたが、やはりあの層には日本で話題になっているような偏見みたいなものがTV等で流されるのに敏感なのだろう。地元の隔離施設の話しをしたら大笑いになる。流石に「コロナはもう治った」とは言えなかった。本当に流行った時に調書を取られたら大変だ。

電気自動車も蓄電しようと思ったらそこらじゅうの電気が消えて真っ暗になるという話しがもちきりで、また誰それさんが遠出をしたら電池が無くなったとか、まあ巷のお話しに溢れている。風力発電に関しては近くに住んでいるので、高速道路よりも喧しいとなった。なるほどそもそも喧しい住居地だからその近くにも風車を設置しているのだなと分かった。また早速、電気自動車に乗って空港から迷るかに飛んでいるという話しで、盛り上がっているようで、少しだけ最新のトレンドが入っていた。髪結い床屋話しは古今東西面白い。まあ、あまりいちいち突っ込む話しではない。

途中で男が入って来て、散髪してくれというので、「今は一人だから、もう一度午後に来てくれ」と言っていた。知らない顔の男の様で、見なかったがブルーダ―というから聖職者だったのだろうか。態々断ってから車まで観ていた。その辺りの事情はこちらにはよく分からない。そもそもその婆さん自体が地元民ではないのに近所とは言いながらなぜ私の名前を知っていたのだ。床屋に行くと一体私がどこの娘にちょっかいを掛けて恋文を渡したとか丸わかりなのだろう。そう言えば最近は私のところに街のチクリ新聞が届かなくなった。そろそろ廃車に乗った日本人として話題になっているのか。

今晩はリニィヴ指揮シュテムメの歌で「青髭」の中継がある。前半の管弦楽をどのように演出してあるのか。トレーラーで彼女のドイツ語を聞くとグラーツ訛りになっていた。以前ミュンヘンにいた時は無かったので、彼女がインタヴューで話していたように彼の地でのボーイフレンドからの影響だろうか。夜中に録音していたメータ指揮2018年のブラームスの二番はざっと聴いた感じでは、ピアノ協奏曲と一番の時ほど容易ではなさそうだ。やはり二番の両曲の方が中欧らしい感性が必要なのかもしれない。



参照:
ハウウエーを送り返そう 2020-02-04 | 生活
旅先でよく働きそう 2018-02-25 | 生活
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今後の熟成を考慮する

2020-02-06 | ワイン
体調がどうもおかしい。運動も出来てそれ程不都合はないのだが、腹の調子が今一つなど、先週の熱を考えるとインフルエンザ類なのだろう。出歩く度にヴィールスをまき散らしている感はある。自身の症状を考えるとそれほど酷いものではないが、近所でコロナヴィールスでも見つかると大笑いだ。しかしそれが遷る様なところには出かけていない。まあ回復期なのでどちらでもいいことである。

エルフィーでのコンサート準備を進めている。アロイスツィンマーマン作曲「アラゴアーナ」の内職は綺麗に終わった。音源はまだ探していないが、楽譜があるだけで先ずは安心だ。もう一つのストラヴィンスキーの三楽章の交響曲の楽譜もなんとかなりそうだ。これで全曲揃う。いつものベルリナーフィルハーモニカーであるからアンコールは無いだろうが、フランクフルトだけで振る予定だった「悲劇的序曲」はどうなるのだろう?

天気中期予報を見ると17日月曜日は悪くはない。気温も高めで、雪なども降りそうも無く。週末の雨がずれ込むかどうかだけだろう。来週末に燃料を満タンにする前にそれまでの燃料を入れておいた。少し安くなっているので、来週も引き続きそうなって欲しい。エンジンオイルを継ぎ足してから音も静かになったので、ハムブルクに出かける前に多めに入れておけばよいだろう。あとはコンサートあとの夜食のテーブル予約ぐらいだろうか。

コンセルトヘボー管弦楽団の後任指揮者が話題になっているが、その候補に挙がっているネルソンズ指揮コンサートの前半を流す。放送で聴いた時と同じくやはりあまり良くない。それでも楽団に人気があるのは自由に音楽をさせてくれることのようで、どこの楽団でも評判が良い。しかしその音楽がその為か統一感に欠けることが屡で上手く行かないのかもしれない。後半ももう一度聴いてみるが、今まで聴いた中では相性が悪い方で、先ずこの指揮者がアムステルダムに来ることは無いだろう。恐らくペトレンコとの相性ももう一つだったのだろう。ロートが指揮したシュトラウスがここ最近では最高の出来で、ヤンソンス指揮などよりも遥かに良かった。

2015年産フォムブントシュタインのリースリングを開けた。2015年は十年に一度ぐらいの暑い夏で、ワインも果実の熟成度が高かった。その分、酸が若干後ろに引っこむ感じがあった。このワインは、「ガンツホルン」の前収穫分なので上のもののパイロットにもなる。印象からすれば酸が効いて清涼感というよりも深みのある味質だ。今までおいておいたのも通常の年度に比較して長持ちすることは間違いないと思っていたからだ。そもそも最初から味質は解っていたので瓶詰め二年経過でもそれ程熟成が進むとは思っていなかった。実際に構築性の強いリースリングで、堅くはないがまだ全く崩れも無く所謂ぺトロール臭などとは程遠い。但し瓶を開けて直ぐの口当たりは辛みが立つ。しかし不愉快なものではなく、恐らくシャブリなどを飲みなれている向きには深みとコクとしか取られないだろう。だから食事に合わせるのは難しくない。反面リースリングファンには、花園のような開かれた瓶熟成には程遠いということで、さてどのように今後寝かせて行くかが考慮されるところだ。ガンツホルンに関しては最初からよりこなれた酸が効いていたので全く心配は要らないだろう。

オペラ賞の候補ファイナルリストが上がっていた。最も興味深かったのは私も推した新制作「サロメ」で美術を担当したマルゴルツァータ・ツチェニアックで、あのシナゴークの意匠を上手に使ったり、壊れた書庫の感じなどとても印象に残るものだった。ヴァリコスキー演出の大きな柱だったと思う。受賞して欲しい。あと指揮者は、ペトレンコ、マルヴィッツ、リニヴとお馴染のメムバーで順当だ。またフランクフルトの劇場が当然の如く入っている。バリーコスキーの「アグリピーナ」も当然だと思う。管弦楽はバイエリシェシュターツオパーは実際に抜きに出ている。あと「三部作」を演出していたロッテデベアーが入っていて喜ばしい。そしてなんとオテロのラッセル・トーマスが入っていて吃驚。来年はまず間違いなくバーデンバーデンの復活祭がここに入ってくる。



参照:
体力回復を期待する日々 2020-01-05 | 生活
なにがどのように繋がるか 2019-05-07 | SNS・BLOG研究


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やったー逆転無罪!

2020-02-05 | 生活
勝ち取った。スピード違反超過時速40㎞が20㎞になった。警察当局への抗議が受け入れられた。罰金120ユーロが30ユーロへと減額された。減点もつかない警告金である。やはり、区間の速度制限掲示が充分でなかった自覚があったのだろう。よくある例で、インターチェンジから本線への走りでは急加速したら実は制限速度が付いていたということがある。だからインターチェンジの前ではネズミ取りをするが導入後ですることは殆どない。そもそも入ってくる車の為の制限速度だからだ。今回の場合は事実は分からない。なるほど80㎞表示に60㎞表示が重ねられていて左右に張ってあることはあるかもしれないが、仮の物理的なものなのでその視認度は怪しい。

抗議に対してその写真が送られてくると思っていたが、書面の訂正だけに終わり、即金を払えば終わりという書状だった。勿論争うつもりはない。期限切れにならない内に送金しておいた。実際に写真を写されたのは100㎞を超えて110㎞に近かったと思う。しかし先方が最初から誤差抜きで100㎞を提示してきたところで些かあやふやなものを感じた。勿論こちらは80㎞とばかり考えていた。つまり予想では誤差を引いた後で25㎞オヴァ―を超えて減点一点を免れるだろうというものだった。

もし通常通り80㎞の制限であったならばギリギリだったかもしれないが、事の成り行きで減点も免れて大きな減額となった。30ユーロならば燃料費と考えれば痛くない。兎に角喜ばしい。これでもう数か月で持ち点零になって、常習者からは程遠くなる。7月までなんとか注意したい。赤線で囲まれたところが無効になって、新しい通知の様に変更された。

自身の反省点は、車の故障で焦っていたこととか、あまりにも遅い車にイライラしたことがあるが、意味が分からず時速60㎞の制限ではあまりにも世界が違い過ぎてあまり参考にならない。歯の治療の目星が立ったところで、次は眼鏡へと進みたい。少なくとも車を発注するにはそれぐらいの準備はしておかないといけない。新車に投資したが運転できないとなると悲惨である。

客観的に見て現行の交通法規になってからどうも速度制限などのやり方が狡くなっている。嘗てはドイツからの観光客目当てにやっていたオーストリアのノルマを果たすようなネズミ取りが増えていて、最新のナヴィシステムの裏をかくような方法になっている。複雑化は全く良くない。

日曜日に聴いたフィラデルフィアからのミサ曲は良くなかった。改めて聴いてみたいが、難しいことになっていた。楽器編成などは上のメムバーが並んでいたようで名人である筈で、通奏低音なども都合していたが、合わせてサウンド的にも上手く行っていなかった。弦楽がそれなりにアイデアも出せない、指揮者も充分な指針を示せなかったのだろう。それに比較すればチュッリッヒの楽団を振ったメストのそれはとても素晴らしかった。今後とも現代楽器奏法でそれ以上の演奏を体験できるかどうか分からないぐらいだ。

ネゼセガンの弱みというか、まだまだ勉強して貰わなければいけないところで、これぐらいの演奏をするぐらいならばヘラクレスザールでBR交響楽団を振っていればいいのではないかと思わせる。ペトレンコがどのような形でバッハを指揮するかは知らないが、こうした意思の伝わらない指揮はしないだろう。ジルフェスタ―コンツェルトで編曲物やブゾーニなどと合わせてくるのではなかろうか?そう言えばミュンヘンでのクリスマスチャリティーコンサートで何かを振っていたような。

まだタブレットを修理に出していない。データの保存は行ったが、大したものはない。設定を戻すのが大変なだけだ。しかしそれ以上の問題に気が付いた。タブレットが無いとネットバンキングが出来ないことで、その間のものを先にしてしまいたいが、来週中の支払いのものがまだはっきりしない。いざとなれば郵送で依頼も可能だ。若しくは安いタブレットを購入しても良い。一番時間を争うのは券の購入であるが、これは再来週までない、そのあとにはどうしても必要になってくる。今がチャンスか?

エルフィーでのベルリナーフィルハーモニカーお披露目演奏会のティケットを封筒から出してホワイトボードに下げた。そして気が付いたのはNDRクルテューアのロゴが入っていることだ。もしかすると中継があるのかもしれない。生の時刻には何もないので中継録音放送の可能性もある。注意をしておこう。



参照:
イザ、バティアシュヴィリ 2020-01-27 | 女
スピード違反の書状を待つ 2020-01-06 | 雑感
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「サマータイム」の意味合い

2020-02-04 | 
ハウウエーの苦情を書いた。売り手はアマゾンではなくて第三者で、修理へと回された。こちらから送る費用以外は五日以内に無料で直すならば試してみよう。恐らく同じ事象は周知されているのだろう。修理後により弱点に注意して使用するにしても、先ずはマイクロUSBがぐらぐらしない事だけは確認しなければいけない。来週中ならば保証期間中なのでもう一度苦情出来る。

苦情には構造上の欠陥と書いておいた。実際に使い方に気を付けてもまた二年間無事に使えるかどうかである。USBコードの方も出来るだけ梃が働きにくいコードに替えた。最低五年間は動いて貰わなければ困る。

この手の個人情報を含んだものを修理に出すのは初めてなので、手順を考える。先ずはスクリーンショットを撮って、現状のアプリケーションを記録しておく。その他写真類も保存しておく。そして工場出しの初期化しかないかと思う。特別なものには使っていないが、パスワード類は矢張り危ない。面倒ではあるか、買い替えとなると更に面倒なので、仕方が無い。

送るのも思ったより薄く郵便扱いで投函可能だ。但しショックだけを受けないように緩衝材を上手く使わなければいけない。今晩出せるかどうか?しかし戻って来てから以前と同じように使えるまでにどれぐらい掛かるか?充電のストレスが無くなるだけでも使い良いが。

歯医者では今後の計画が決まった。順調に経過しているが穴が塞がっていない。自分自身も左顎にツッパリ感が時々ある事と出来る限り好条件を整えたいとの意思で、意見が纏まった。三週間後以降で、こちらの都合が悪く四週間先になった。当初の予定ではハムブルクに行く前とかデートの予定があるとかで考えていたが、今ここでもっとも留意しなければいけないのはブリッジが上手く嵌る事なので、右側の歯にかかる負担や胃腸への負担を鑑みて、四週間ならばまず大丈夫だと思う。そのあとの支払いのこともあるので、仮から発注するセラミックのブリッジまで二週間ほどで、復活祭までには完璧に成るだろうか。

「ポーギーとベス」の二部に脱落のある録音を聴いた。前回の始めたばかりの頃よりもサウンドが俄然よくなっていた。本番を重ねた成果だろう。何よりも良かったのはゴルダ・シュルツの話しで、最初の「サマータイム」の意味合いとまた最後とでの相違をも指揮者と話したと語っていた。つまり最初の掴みで上まで出すよりも最後でハイAまで出した方が全体のストーリーを描けると主張したというのだ。彼女はこの作品で描かれているアフロアメリカンの歴史を語ることが最重要であって、今までのこの曲を歌う一連の名歌謡の歴史を考える必要はないのだという。そして黒人だけの各々のキャストだからこそ、その物語が正真正銘語られるのだと、だからガーシュインと脚本者の描いたその意志が最も留意されなければいけないものだと言い切った。

流石にペトレンコ監督の下でのアンサムブルメムバーだと思った。知識的な家庭環境もあるのかもしれないが、今の年齢でその立場でここまで言えるのは矢張り立派で、同時に黒人大歌手の歴史の中でも決してその肌の色の付いた評価ではなかったという事から、それら大先輩の路を踏襲していかなければいけないと話していた。

実際彼女自身が教えを受けた南アフリカの歌手は、アパルトヘイトも更に遡る40年代から白塗りで舞台に立つことが出来たばかりか、トスカまでを歌って活躍したのだという。南アフリカの知識層も知っているが、彼女がその立場から語ることはとても意味深い。なるほど大統領まで出した今になっても彼女のような立場でアフロアメリカンの声が代弁されるのは、沢山のエリートアフロアメリカンが語るのともまた違った視線があるのでとても参考になる。



参照:
ザルツブルク、再び? 2017-11-17 | 文化一般
サマータイムの清涼感 2019-07-22 | 暦
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ハウウエーを送り返そう

2020-02-04 | 生活
今年の冬のように激しい雷雨で気温が上がったのは初めてだ。一般的に冬雷は寒冷前線で雪でも降ると思うが、これだけの雨自体が珍しい。これだけ気温が上がると体温の調整も難しく。ヒータの調整がとても難しい。

雨の合間に沢を往復した。まだまだ体調が優れないが、熱は無くなったと思う。気温はまだ上がりそうなので散髪を考えよう。先週は手元に現金が無くて行かなかったが、散髪して熱を出して頭痛に苦しむところだった。

呟いたことがあるかどうか。タブレットの充電が上手く行かないようになってきている。原因はマイクロUSB受け口がぐらぐらしてきているからだ。状況は悪化する方向にあるので、保証期間を調べてみた。購入は2018年2月21日付けになっている。24カ月の保証期間だ。これはクレームをつけない訳には行かない。

流石国家財閥ハウウェーの事だけはある保証期間内に調子が悪くなった。決して安くはなく280ユーロ支払っているので、何とかしてもらいたい。しかし同機は既に発売されていない。修理に時間が掛かるのは困る。そして購入したアマゾンにリンクが張ってあるのに気が付いた。どうも保証期間だから返品可能になっている。先ずは故障事項を書いて苦情してみよう。自身のデーターの消去など面倒なことも多いが、SDカードを主に使っていたので、それほどの流出スキャンダルになることは無いと思うが、パスワードなどが気になる。一番理想的なのは先ず払い戻しの確約を取って新品を購入、そしてデータを転送後に消去して送り返して換金となる。三週間時間があるので何とかなるだろうか。

ハムブルクへ行く準備をぼちぼち始めている。特に気掛かりなのは廃車同然の車で、何とか何事も無く往復1200km以上を走りたい。直前にエンジンオイルをチェックするとして先に一度さして様子をみよう。200㏄入れておいた。

アロイス・ツィムマーマン作「アラゴアーナ」がそこで演奏される。楽譜を探していたら版元のショットに公演予定と共にサムプルが置いてあった。ネットで言うところの内職をした。時間が掛かるが纏めているうちに大まかな構造も分かる。購入する程ではないので先ずはこれでいいだろう。しかし思ったよりも145とページ数が多かった。



参照:
Accept 華為 or 羽佳!?  2018-02-23 | 雑感
以前のIPへと切り替える 2020-02-03 | テクニック






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以前のIPへと切り替える

2020-02-03 | テクニック
体調は万全ではない。走った夜も前夜ほどではなかったが食事をして暫くすると体温の異常と共にやはり頭痛などがした。あっても微熱程度だが快調ではなかった。そもそも食事も歯が抜けている分消化が悪く、胃腸への負担があるのでそろそろ限界に近付いているのではないかと思う。舌の触感からすると穴が綺麗に平坦になっている感じはしない。もう一週間ほど仮ブリッジを入れるのは伸びるだろうか?なるほど歯一本十年の寿命というのはよく分かる感じがする。これだけ負担が増えると食事も細くなるに違いない。要するに寿命が短くなる、当然だと思う。

一つことが欠けると他の所に負担が掛かり、更にそれが波状的に連鎖していく。内科的なお話しなのかもしれないが、中々精妙なものである。そう言えば左上顎の歯を抜いてから、左を下にして寝るのが苦にならなくなった。そう言えばここ数年間はどうしても右下向きになっていた。それ以前はそうでなかったことを覚えているので、明らかに歯根の炎症が係っていて、上顎へと影響していたのだろう。そして親知らずを抜いてから直ぐに右の鼻が不都合になって、中々スッキリしなかったのだが、それも到頭完治したようだ。違和感があった時は当然でも自覚の無い時でもどうしてもそのような影響が出ていたのだ。原因があると思って気にしていたのだが、結局それが原因だったと分かった。気がかりが一つ無くなった。夜中明け方の気温が二ケタだったのでヒータを消して就寝できたのも良かった。比較的気持ちよく起床した。

発注してしまってから新制作「ファルスタッフ」の宣伝ヴィデオをもう一度観た。可成りスピード感のあるコメディー展開になるようだが、音楽的にどこまでヴィヴィッドに動けるかだ。同様なことは同じ演出家女史の新制作「フィデリオ」でも当てはまるだろう。あのベルリナーフィルハーモニカーがどこまで羽の生えたような音響をも奏でられるか?歌手陣がコロラテューラに囀ることが出来るか?キリル・ペトレンコの音楽は動性という点でももう一足先の次元に来ているのではないかと思う。

ベルリンからのライヴストリーミングを流していて20時前頃にネットがオフになった。スーク交響曲生中継時にも同じような時間帯に落ちたので、ネットを変えた。もう一つの古い方のIP番号をメインに使うことにした。中断は数分だが生放送には使えない。文句をつける前に対処した。以前はそのようなことは一切なかったので、新しいIP番号の方は安定しないのだろう。以前使っていてNASの導入時にメインを移動したのだが、これでどちらがメインかサブかは決定した。土曜日の20時前に落ちるのは致命的で、精々業務用にしか使えなくなる。早速そちらのルーターは節電モードにしたり、夜間は切ることにした。移動はUSBストレージの移動に伴うタブレットでの読み込み位に時間を掛けたが、あとはすんなりと行った。想定外になぜかNASとのデータの受け渡しがスムーズになった感じがする。もしそうならば、ルーターのどこかに問題があったことになる。

ペトレンコ指揮の教育プロジェクト「修道女アンジェリカ」の企画意図は分からなかった。途中は観れていないが、ペトレンコが指揮する必要などあったのか?その指揮も歌手の後ろにいる事から合唱団にキュー出しするぐらいで殆ど小さな管弦楽を振っていた。それもミュンヘンでのその演奏を二回も聴いているので、その表現の可能性が全く異なって、態々そのクラスの楽団を振る意味も分からなかった。歌手への指導もどこまでしているのか全く分からなかった。ユース管弦楽団で簡単に指揮をするぐらいの方が価値がある。ペトレンコ本人が比喩的に言ったように「一度限りの意味」でもう二度とこの企画はないのではないか。そもそもテムペルホーフ空港の施設を使うことに意味があってそれが叶わなくなってと、殆ど企画意図が示されなかった。それに比較すれば、同じ予備軍の楽団でもミュンヘンでも今回オパーフェストでコンサートを指揮する。そちらの方は将来の座付管弦楽団であるが、ベートーヴェンを指揮する。既に売り切れである。



参照:
蝙蝠食べるジキル博士 2020-02-01 | 生活
素人の出る幕ではない 2018-05-12 | 文化一般


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蝙蝠食べるジキル博士

2020-02-01 | 生活
熱が出た。経験からすると摂氏38度に近づいたかもしれない。食事のあとワインを飲んで起きていられなくなった。もしかすると超えていたかもしれない。昼間は久しぶりに気温が二ケタとなったので、室温だけでなく体温の調整は難しかった。足元が冷えるのは家屋の窯の寿命が来ているので以前のようにお湯をヒーターに流すなが流さないに関わらずオンドル効果が無くなった。だから体力だけではないと思っていた。

寒気がして倒れかけるとは思わなかった。あり得るとすれば先日まで三カ所へと出かけたのでどこかでインフルエンザに感染したか?潜伏期間としては充分だった。兎に角、歯根から上顎への炎症時期には抗体能力が弱っているので来るかと思っていたが全く熱を出さなかった。そしてその炎症が無くなったところで、どうしたのだろう?暫く横になっていたら食事も消化したのだろうか、少し楽になったが、歯磨きをして口を濯いでベットに潜り込んだ。それ以上の元気はなかった。

週末は峠攻めで走る予定なのだが、天候だけは雨が降らずに何とかなりそうだっだ。さて熱が下がるか?念のために寝室のヒーターは薄く入れておいた。朝目が覚めると気分は悪くなかったが、眠い。それで自分を誤魔化しながらもう少し寝た。早めに洗面をして水を飲んで身体の準備をベットの中で整えた。

八時過ぎに準備が出来た。若干ふら付き感があるが熱はない。燃料を足して、銀行で現金を下ろして、パン屋に出かけた。快調ではないが普通にこなせた。いよいよ準備体操から峠登りだ。ゆっくりと進んだがまあまあだった。病気の割には全然悪くない。高熱の翌日であるから関節などに違和感を感じる筈だがそれも無かった。

医者好きの人は主治医の所にでも行くのだろうが、私はショック療法で身体を整える。気温も高く小雨も振って来たので、峠に着くころには大分濡れていた。下りも眼鏡が完全に曇って見えなかった。降りて来て身体が確りしたところでびしょ濡れの髪を拭いて、肉屋にも立ち寄った。帰宅して急いで脱衣するとTシャツまでぐっしょりと濡れていた。

発注した白衣が届いた。エッペンドルファー型シェフアルツ向きの白衣だ。独逸でもZDFのシュヴァルツヴァトクリニックというドラマ番組で一般にも有名になったようだ。現ハムブルク大附属病院の訪問着だったようで、簡素化されているがそれでも儀礼風の所が残っている。そして袖を通してみて気が付いた。どうも今まで着ていたのは安物の白衣で、医者の友人に送ったのはこれで、自分自身は今回初めて出世したらしい。生地の分厚さも安物の二倍ぐらいあって、価格相応のことがある。裾も長い。着心地は悪くない。若干重めなのだろうが座って仕事をしていれば気にならない。大きさは一サイズだけ下げたので袖は長いが良かった。もし二サイズ下げた52ならば下に厚着は出来なかったと思う。冬の室内コートなので膝下まで温まるのも嬉しく、ほっこりするのでこれで暖房代が倹約できる。その差額で60ユーロぐらいの差は直ぐに元を取れる。そして下に着るセーターやシャツの袖が保護できる。とても価値がある。しかし、写真を写してみて感じたのはジキル博士だなと思った。偽医者との二重人格などどうだろう。
Die Schwarzwaldklinik s01e01 Die Heimkehr


ミュンヘンのオパーフェストの発注を済ました。あとは合否を待つだけだ。結局初日の最高金額公演のどこまで金を出す覚悟があるかどうかだけだった。もう何とでもしてくれと言いたい。しかし戦略としては、どうせ新制作「ファルスタッフ」売り切れは招待客などを除いては限られる、しかし放出されるティケットは高額券が殆どだろう、今回発注したものよりも高くなるのだろう、ということで、先ずは許容限度額で発注したことになる。まあ、こちらの覚悟でそのまま当ててくれるのが一番いい。しかし今回は「ファルスタッフ」は一日ぐらいは一般売りにも出るのではないかと思っている。考え方が甘いだろうか?思慮が足りなかったかどうか、来週ぐらいには分かるのではなかろうか。
FALSTAFF Preview | Conductor: Kirill Petrenko



参照:
内心びくびくの今日この頃 2020-01-30 | 生活
月末に際しての想い 2020-01-28 | 雑感
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