Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

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2020-02-03 | テクニック
体調は万全ではない。走った夜も前夜ほどではなかったが食事をして暫くすると体温の異常と共にやはり頭痛などがした。あっても微熱程度だが快調ではなかった。そもそも食事も歯が抜けている分消化が悪く、胃腸への負担があるのでそろそろ限界に近付いているのではないかと思う。舌の触感からすると穴が綺麗に平坦になっている感じはしない。もう一週間ほど仮ブリッジを入れるのは伸びるだろうか?なるほど歯一本十年の寿命というのはよく分かる感じがする。これだけ負担が増えると食事も細くなるに違いない。要するに寿命が短くなる、当然だと思う。

一つことが欠けると他の所に負担が掛かり、更にそれが波状的に連鎖していく。内科的なお話しなのかもしれないが、中々精妙なものである。そう言えば左上顎の歯を抜いてから、左を下にして寝るのが苦にならなくなった。そう言えばここ数年間はどうしても右下向きになっていた。それ以前はそうでなかったことを覚えているので、明らかに歯根の炎症が係っていて、上顎へと影響していたのだろう。そして親知らずを抜いてから直ぐに右の鼻が不都合になって、中々スッキリしなかったのだが、それも到頭完治したようだ。違和感があった時は当然でも自覚の無い時でもどうしてもそのような影響が出ていたのだ。原因があると思って気にしていたのだが、結局それが原因だったと分かった。気がかりが一つ無くなった。夜中明け方の気温が二ケタだったのでヒータを消して就寝できたのも良かった。比較的気持ちよく起床した。

発注してしまってから新制作「ファルスタッフ」の宣伝ヴィデオをもう一度観た。可成りスピード感のあるコメディー展開になるようだが、音楽的にどこまでヴィヴィッドに動けるかだ。同様なことは同じ演出家女史の新制作「フィデリオ」でも当てはまるだろう。あのベルリナーフィルハーモニカーがどこまで羽の生えたような音響をも奏でられるか?歌手陣がコロラテューラに囀ることが出来るか?キリル・ペトレンコの音楽は動性という点でももう一足先の次元に来ているのではないかと思う。

ベルリンからのライヴストリーミングを流していて20時前頃にネットがオフになった。スーク交響曲生中継時にも同じような時間帯に落ちたので、ネットを変えた。もう一つの古い方のIP番号をメインに使うことにした。中断は数分だが生放送には使えない。文句をつける前に対処した。以前はそのようなことは一切なかったので、新しいIP番号の方は安定しないのだろう。以前使っていてNASの導入時にメインを移動したのだが、これでどちらがメインかサブかは決定した。土曜日の20時前に落ちるのは致命的で、精々業務用にしか使えなくなる。早速そちらのルーターは節電モードにしたり、夜間は切ることにした。移動はUSBストレージの移動に伴うタブレットでの読み込み位に時間を掛けたが、あとはすんなりと行った。想定外になぜかNASとのデータの受け渡しがスムーズになった感じがする。もしそうならば、ルーターのどこかに問題があったことになる。

ペトレンコ指揮の教育プロジェクト「修道女アンジェリカ」の企画意図は分からなかった。途中は観れていないが、ペトレンコが指揮する必要などあったのか?その指揮も歌手の後ろにいる事から合唱団にキュー出しするぐらいで殆ど小さな管弦楽を振っていた。それもミュンヘンでのその演奏を二回も聴いているので、その表現の可能性が全く異なって、態々そのクラスの楽団を振る意味も分からなかった。歌手への指導もどこまでしているのか全く分からなかった。ユース管弦楽団で簡単に指揮をするぐらいの方が価値がある。ペトレンコ本人が比喩的に言ったように「一度限りの意味」でもう二度とこの企画はないのではないか。そもそもテムペルホーフ空港の施設を使うことに意味があってそれが叶わなくなってと、殆ど企画意図が示されなかった。それに比較すれば、同じ予備軍の楽団でもミュンヘンでも今回オパーフェストでコンサートを指揮する。そちらの方は将来の座付管弦楽団であるが、ベートーヴェンを指揮する。既に売り切れである。



参照:
蝙蝠食べるジキル博士 2020-02-01 | 生活
素人の出る幕ではない 2018-05-12 | 文化一般


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