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教本には「キックダウン」と書いてある運転技法を、
「パッシング・ギア」と呼ぶこともあるようです。
例えば、前の車を追い越したい時には、
ギアを1つ落としてあげると、
ストレス無く力強い加速が得られます。
う~む…
これについては、もしかしたらちょっと補足が必要かも知れませんが、
高いギアのほうがスピードが出ると思っている人!
それは間違った認識ですからね。
“加速”するのには、低いギアのほうが有効なのです。
さて、AT(オートマ)車で、シフトダウンをしたい時は、
(もちろんシフト操作が任意にできるAT車ではない場合の話です)
アクセルペダルを思いきり踏みこんでください。
そうすると、それを車が感知して、自動的に低いギアに入れてくれます。
これが「キックダウン」です。
追越しの時に用いることから「パッシング・ギア」とも呼ぶのだそうです。
試験ではキックダウンを使う場面はまず無いでしょうし、
意図しないキックダウンは減点の対象となりますので、
これを教習項目から外している教習所もあるようです。
でも、パイロットアカデミーでは、
敢えて教習の中で(それでも1~2回ほど試行するだけですが)
やってもらっています。
「ここまで踏み込むとキックダウンしてしまう」
ということを体感してもらう意味が有りますので。
それにしても、恥ずかしい話ですが、小生、
「パッシング・ギア」という用語は今日まで知りませんでしたよ。
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