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カーブでの事故が報じられる時、
よく「ハンドル操作を誤ったものと思われる」という表現が使われます。
そりゃ確かに、
ハンドルを正しく操作していれば事故は起きなかったのでしょうけど、
「そのハンドル操作ミスはなぜ起きたのか」という原因が気になりませんか。
放送局は、ニュースが新鮮なうちに届けることが使命であり、
かつ、公共財たる電波を使うことを特別に許可されているわけで、
報道内容に限界があるのは理解できますが、
新聞等の印刷媒体は、もっと突っ込んだ取材をしてほしいと常々思います。
…おっと、
マスメディアのプロ意識への批判はこのブログの目的ではなかったっけ。
さて、話を戻して、ハンドル操作ミスの原因ですが、
推測するに、「酒」か「わき見」か「スピード」が大部分を占めるでしょうね。
「酒」は論外として、また「わき見」もしないように意識すれば良いのですが、
問題は「スピード」です。
カーブの手前で減速するのは運転の基本です。
それはF1でのコーナリングだって同じです。
F1ドライバーは、
マシンの性能と自分の運転テクニックを熟知していて、
どこまで減速するか、ギリギリのところで勝負しているのです。
一般ドライバーが事故を起こすケースでは、
カーブの手前で減速しきれていないことが考えられます。
(「カーブが思いのほか急だった」というのも結局は「減速が足りなかった」ということです。)
そして、減速しきれないままカーブに進入し、途中で恐くなってブレーキを踏む。
ハンドルを切りながらブレーキなんか踏むものだから、
車が操作不能に陥り、事故になるのです。
カーブの手前でしっかり減速すること、
速度が速すぎる場合にはハンドルを切らずにブレーキを踏むこと、
この2つをすべてのドライバーが認識していれば、
カーブでの事故は格段に減るはずです。
もっとも、それよりも、
自分の運転テクニックを過信しないこと
というのが事故を防ぐための最大の認識なのかも知れませんが。
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2009/06/06 23:30現在、自動車カテゴリーで第18位です。
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