Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

グループレッスンとマンツーマン

2009-06-10 23:57:33 | Weblog

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都内を走るJR線の中で、
マンツーマン専門の英会話学校の広告を見かけた。
パイロットアカデミーの教習もマンツーマン専門であるので、
興味を持ち、じっくり読んでみた。
そこには、
「グループレッスンよりマンツーマンが優れている」旨が
紙面の半分近くを割いて強調されていた。
しかし、どうもピンと来ない。

広告では、その理由として、
“キャッチボール”を例に出して、
「マンツーマンのほうが会話量が多いから上達が早い」と説明しているのだが、
だったら、
2人でのキャッチボール(マンツーマン)だけで練習は充分なのか、
守備位置についての実践練習(グループレッスン)は意味が無いのか、
という反論が簡単に沸いてしまう。
もっと良い例は無かったのだろうか。

しかも、その広告の一番いけないのは、
グループレッスン方式を頭から否定していることだ。
対立する概念を検討するときは
両者のメリットをそれぞれ列挙して比較するべきであるのに、
こちらサイドに都合の良い面だけを見て「優れている」と主張しても、
読み手の納得は得られまい。

そう。グループレッスンにだってメリットはある。
例えば、他の人のやり方を参考にできること。
良い手本も悪い手本もあるだろうけれども。
それから、1対1よりも気さくに会話がはずむこと。
人によってはマンツーマンでは緊張してしまって、
会話量が少なくなってしまうことも起こりうる。
一方で、グループレッスンはどうしても画一的になってしまい、
個々に気を配った指導は難しいという宿命的なデメリットがある。

こういったことを踏まえたうえで、
グループレッスンが良いのか、マンツーマンが良いのかは、
お客さんが、どちらが自分に合っているかで選択するものだ。
初めからどちらが優れていると決まっていることではない。

そんなことを考えていたら、前の席が空いたので、
座って、眠りながら帰って来た。
本日、つい先ほどの話。


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