Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

制限速度を超えて走っても減点されない場面

2018-06-12 14:59:03 | Weblog

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標識や路面標示で最高速度が指定されている道路があります。
というより、都内や近郊の道路では、
速度制限が無い、すなわち法定速度(時速60キロ)まで出せる方が珍しいくらいです。

さて、そういった道路で、
その制限速度を超えて走ったら、どうなるでしょうか。

まあ、尋ねるまでもなく、
それは「速度超過」ですね。
試験だったら20点を減点されます。

ところが、制限速度を超えて走ってしまっても
減点されないことがあるのです。

障害物を回避したり遅い車を追い越したりする場面?
いいえ。 違います。
そういう場面でも、制限速度の範囲内で対処しなければなりません。

長い下り坂?
いいえ。
それも制限速度を超えて良い理由にはなりません。

それは、
最高速度を指定する標識や路面標示が見えない所です。

通常は、交差点を右左折して別の道路に入った直後に、
制限速度の標識が現れるものです。
逆に言うと、新たな道路を走り始めて最初の標識は
「最高速度を指定する標識」であるのが普通です。
しかし、おそらく行政上の何らかの手違いで、
しばらく走ってからでないと制限速度の標識が現れない道路もあります。
また、標識が有っても街路樹に隠れていたり、
路面標示が消えてしまっていたり、という道路もあります。
そういう道路では、
制限速度に気が付いた時点で、スピードを落とせば問題ありません。
標識や路面標示を見ないうちから
「この道は時速40キロ制限だ」と認識するのは、無理だからです。

これを、初めから「時速40キロで走っておくのが無難」などと思うのは
(実際こう教えている指導員もいるようですが)ナンセンスです。
右左折後は、
「状況に適した加速を。ただし制限速度には注意。」と覚えるべきでしょう。


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