Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「やめたほうがいい」と勧めるケース

2019-12-26 14:59:06 | Weblog

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教習指導員の中には、
厳しく教える人(小生もその一人かも)がいます。
でも、どんなに厳しい指導員でも、
絶対に口にしてはいけない“禁句”があります。
それが、
「ばかやろう」と「下手糞」と「やめちまえ」です。

「ばかやろう」
たかが運転ごときで教習生の人格を否定してはいけません。
指導員との信頼関係を壊すばかりで、
教習生の技能向上に寄与しない言葉です。

「下手糞」
教習生が上手に運転できないのは当たり前なのであって、
運転できるようにしてあげられない指導員にも責任があります。
こんな発言をするのは、自ら指導スキルが低いことを示すようなものです。
また、これも教習生の技能向上に全く効果が有りません。

「やめちまえ」
教習生は“お客様”です。
お客様に向かって「おまえはもう来るな」と発言するのは、
この商売自体を否定することになります。


ところが、実は、小生自身、
パイロットアカデミーでの教習をやめて、
いわゆる公認教習所に通うことを勧めたことはあります。
(感情的に「やめちまえ!」と言ったわけではないです)

というのも、
パイロットアカデミーへ通う教習生の大多数は、
「運転免許を安く(または早く)取りたい」と希望されています。
しかし、技能の進捗度を見て、
このまま一発免許を目指しても、本人が苦労するばかりで、
「安く」も「早く」も取れなさそうだった教習生に、
「やめたほうがいい」と勧めたものです。

もちろんパイロットアカデミーの売上は減らしましたが、
プロとして、冷静にアドバイスしたことで、
お客様の理解は得られたと(勝手に)思っています。


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