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足がすくんで試験場に入れない人って、いるんですね。
試験場まで行ったけれど、急に怖くなって、
門をくぐれずに引き返してしまう人。
パイロットアカデミーの教習生にも、過去に3名ほどいらっしゃいました。
「不合格になるならまだしも試験場にも入らないのは何と勿体無い」
と、小生などは思ってしまいますが、
そういうのを“鈍感”とか“無神経”とか呼ぶのでしょう。
試験を受けるという非日常行為がプレッシャーになって、
自分自身をコントロールできなくなってしまう繊細な人もいるようです。
初めは、「不合格」と告げられるのが怖いのかとも思いましたが、
練習を充分に積んで試験に臨んだ人もそういう状況に陥ったと聞くと、
「自信が無い」というのとも、違いそうです。
例えるなら、
“バンジージャンプ”で、
頭では安全だと理解していても足がすくんでしまうのと通じるようです。
(小生、バンジージャンプの経験は無いですけど)
勝手に分析してみれば、
「試験を受ける」という目の前の壁しか見えなくなっている状態ではないかと思います。
もし、そんな状態に陥ったのなら、
「免許を取ろう」と決意した時のことを、もう一度、思い出してみてください。
きっと、
「免許を取ってこんな車に乗りたい。こんな所へ行きたい。こんなことをやりたい。」
という気持ちが有ったはずです。
教習を頑張ったのも、試験を受けるのも、
その大目標に行き着くまでのステップに過ぎません。
そして、それらを一つ一つクリアして行くことでゴールに近づくことを認識すれば、
試験場の門だって、広く感じられるんじゃないでしょうか。
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