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携帯電話で通話しながらの運転は危険です。
それは、両手が使えないからという理由だけではありません。
運転の基本動作は
「 認知 → 判断 → 操作 」でしたね。
これが、運転中に携帯電話で通話していると、
まず、危険の「認知」が遅れます。
そして、どうすれば危険を回避できるかの「判断」が遅れ、
往々にして判断ミスも起こりがちです。
それに輪を掛けて、「操作」の面で、
片手ハンドルのため、ハンドル操作も覚束なく、
手を突っ張れないのでブレーキがしっかり踏めなかったりします。
一般には「操作」についてのみを指摘する人が多いですが、
それだけでなく、「認知」や「判断」も鈍ることを理解するべきでしょう。
このことは、
“飲酒運転”の危険性を説明するときに使う図式と同じですね。
なので、ハンズフリーを使ったところで、
それは操作に支障が無いだけの話であって、
認知や判断の遅れはカバーできず、危険なことに変わりありません。
夜でも、あるいは後ろを追走している時でも、
携帯で通話しながら運転しているのはよく分かりますよ。
やはり、通話するなら、
車を安全な場所に停止させて使うべきでしょう。
建前でなく、本当にそう思います。
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