
坂道発進の課題では、
AT(オートマ)車もMT(マニュアル)車も、
サイドブレーキを使って発進するのを教わっていると思います。
では、仮免許や本免許の技能試験で、
上り坂で停車後に再発進する時にサイドブレーキを使わなかったら
減点されるのか、と問われると、答えは「否」。
サイドブレーキを使わなくたって、その事では減点されません。
AT車は、緩い勾配の上り坂なら、
クリープだけで下がらずに発進できるでしょうし、
MT車だって、ブレーキペダルを踏んだまま半クラッチを作れれば、
後は右足をアクセルに踏み換えるだけで発進できます。
要は、逆行せずに発進できるなら、無問題なのです。
でも!
試験場内コースの坂ならともかく、
路上で坂の勾配がどのくらいか判断するのは難しいですし、
また、試験の時は、教習の時と違って、
後部座席に他の受験生が乗っているため車が重くなってもいます。
サイドブレーキを引く手間を惜しんで、
逆行してしまうリスクを負うのは、割に合いません。
第一、「教科書通りに運転しようとしない」という姿勢自体が、
試験や教習に向き合う真摯さを欠いているとすら感じられてなりません。
応用運転は、免許を取ってから他人に迷惑を掛けない程度でやれば良い事。
やはり、免許を取るまでは、
教科書通りに、サイドブレーキを使った坂道発進を行うように練習しましょう。
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