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本免技能試験では、
路上試験で点数の残っている人は、
「方向変換」(俗に「車庫入れ」とも呼ばれる)または「縦列駐車」が課されます。
さて、その方向変換では、
まず初めに、
車庫側に(車庫が右にあるなら右に、左にあるなら左に)車を寄せて行きます。
あの短い距離で寄せきるためには
課題狭路へ進入する時点で寄せる心積もりをしておかないと難しいですよ。
そして、車庫前で車庫内の安全を確認した後に、
一車長ぐらい前に進んで車体を斜めにします。
ちょうど車のお尻を車庫に向けるような姿勢で一旦停めることになります。
※東京の府中試験場と鮫洲試験場ではこのやり方で問題ないのですが、
他府県では「車体を斜めにする」のが許されない試験場もあるようですので
ローカルルールを確認しておいてください。
さて、そこから車を後退させつつハンドルを切るわけですが、
ギアをバックに入れた時点では、既に勝負は付いていると言って良いでしょう。
方向変換の課題が成功するか否かは、
1.車庫側にしっかり寄せられたか
2.車庫前からどれだけ前に進んだか
3.車体をどのくらい斜めにしたか
によって、9割がた決まってしまうからです。
あとは、車庫に入れていく時も、車庫から出ていく時も、
基本的には、ハンドルを全部切って徐行していくだけ。
多少の調節は必要としても、
油断しなければうまくできるはずです。
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