Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

左足を踏ん張っていますか

2011-10-10 23:23:25 | Weblog

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MT(マニュアル)車にはクラッチがあるので左足を使いますが、
AT(オートマ)車では、左足は基本的に使いません。
左足の先に“足踏み式のサイドブレーキ”を装備している車もありますが、
それを運転中に操作することは通常はありません。

しかし、左足を使わないからと言って、
左足をぶらぶらさせておかないでくださいね。
と言うのも、右足でアクセルペダルやブレーキペダルを踏む際に、
体を安定させるために、左足の位置が重要だからです。

さすがに教習中や試験中には見かけませんが、一般ドライバーの中には、
運転中にシートの上で“片足あぐら”をかいている人もいるようです。
まあ、それは極端な例としても、
左足が地に付いていないと、右足に力を入れにくくなって、
必要な分量のアクセルやブレーキが踏めなかったり、
咄嗟の時にペダルの踏み替えに手間取ったりしてしまいますよ。

走行中の左足は、
フットレストが付いている車ならフットレストを、
フットレストの無い車なら床を、
しっかり踏みしめていてください。

そして、このことは、AT車ばかりでなく、MT車にも言えます。
クラッチを操作する必要が無い時は、
左足はクラッチペダルの上には置かず、床に置いておいてください。
前述の通り、その方が右足のペダル操作がしやすくなるはずですから。


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留守電に用件を残してください

2011-10-08 23:59:14 | Weblog

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自動車運転中の携帯電話は危険です。
もちろん、小生自身も、運転中の着信には応答しません。
それどころか、運転中は電源を切っていることも多いくらいです。
また、小生は自宅から電車通勤ですが、
電車の中でも、どうせ通話できないので、電源を切っていることが多いです。

ですから、小生の携帯電話番号をご存じの方に申し上げたいのは、
「Pilot-Kのケータイはつながらないものだ」と思っていてほしい
ということです。
しかも、電源を切っている間に電話をいただいても、
着信履歴すら残りませんから、
ご用の方は、必ず、留守番電話に用件を残してください。
留守電は一定時間ごとに聞いていますので、
その1~2時間を争う話でなければ、どうかご容赦願います。

また、たまに、せっかく留守電に残してくれても、
「折り返し“この番号”に電話をください」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
機種にもよるのでしょうが、小生の電話では“この番号”というのが分からないので、対処できないのです。
これで失礼をした方も何人かいらっしゃいますが、こんな事情でした。
ご宥恕いただければ幸いです。

もっとも、留守電対応になる可能性が高いので、
パイロットアカデミーの事務所あてに電話していただくのが、
結局は、早くて確実のように思います。


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信号機付きの踏切

2011-10-06 23:59:55 | Weblog

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ちんちん電車(都電荒川線&東急世田谷線)との交差点を除けば、
都内ではあまり見かけない信号機付きの踏切が、
鮫洲の路上試験コースのすぐ近くにあります。

そう、京急北品川の踏切です。
「品川より南にあるのに北品川」というツッコミはさておき。

ここは、試験コースには含まれていない場所ですが、
パイロットアカデミーの路上教習では、学科の知識の再確認のために
敢えてこの踏切を渡ってもらうことがあります。
学科の知識として勉強した、
「信号機の付いている踏切では、一時停止義務が無い」という事を、
身をもって理解してもらいたいからです。
実際にそういう踏切を通ってみると、
青信号が見えているのに一時停止するのは、
ドライバーの心理的に極めて不自然に思えるはずです。

しかし、「一時停止義務が無い」とは言っても、
踏切の先に自車が入れる余地が無ければ進めませんから、
手前で停止して待っていなければいけないのは当然ですね。
意外に、前を見ないで進んでしまうドライバーが多いので、注意しましょう。
もっとも、これについては通常の交差点でも同じですから、
殊さら踏切だけに限った注意点というわけでもありませんが。


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サイドブレーキを使わずに坂道発進の練習

2011-10-04 23:59:12 | Weblog

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意外に多い誤解で、
「坂道発進ではサイドブレーキを使わなければいけない」
と思い込んでいる人がいます。
ひどい例では、
「サイドブレーキを使って発進することを『坂道発進』と呼ぶんですよね」
とのたまった教習生がいて、ぶっ飛んだ覚えがあります。

「坂道発進」とは、
「坂道でいったん停止して再び発進すること」です。
サイドブレーキを使うことは必須項目ではありません。
それどころか、パイロットアカデミーの教習では、
敢えてサイドブレーキを使わずに発進する練習を取り入れることもあります。
(もちろんMT車での話です。)

サイドブレーキを使わない発進と聞くと、
「ヒールアンドトゥ」(右足の爪先でブレーキを踏みつつ踵でアクセルを踏む技)を
思い浮かべる方もいらっしゃるかも知れませんが、
もっと単純に、右足でブレーキを踏んだまま、左足で半クラッチを作るだけです。
この状態で半クラッチが作れたら、
エンストする前に右足をアクセルに踏み換えるのです。
慣れてくれば、これで簡単に坂道発進ができるようになりますよ。
この練習方法は、半クラッチの感覚をつかむのに効果的で、
これをマスターすると、
坂道発進だけでなく、平地でもスムーズに発進できるようになるはずです。

でも、これは練習での話。
試験では、場内試験と路上試験とを問わず、
上り坂で停止したら、必ずサイドブレーキを使って再発進してくださいね。
「逆行」は、下手すると一発で試験中止になりますので、
試験ではサイドブレーキを引く一手間を惜しまないでください。


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バックには“直進性”が無い

2011-10-02 23:59:55 | Weblog

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牽引自動車は別格としても、
普通車でも、後退(バック)の感覚をつかむのは難しいですね。
理由はいくつかありますが、
その一つに「直進性が無い」というのが挙げられます。

前進なら、
仮にハンドルから手を放していても(実際にはやらないでください)、
車はまっすぐ進もうとします。
これが車の“直進性”と呼ばれる特性です。

しかし、バックではこの直進性が働かないため、
ドライバーが意識してハンドルを操作しないと、
車はまっすぐバックしてくれず、あらぬ方へ向かってしまいます。

しかも、前進と違って、
ハンドルを操作してもすぐには舵が切れずに、
少し間を置いてから車の向きが変わってきます。
これが分かっていないと、ついハンドルを切り過ぎてしまい、
さらに、それを立て直そうとして逆にハンドルを切ることで、
大きくふらつく原因ともなってしまいます。

こういった後退時における車の挙動を理解して、
ハンドルの切り方を調整してみましょう。


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